完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*25*
晴香
「で、結論はどうなったの?」
弘司
「お前な...今のところやることもないから、自由行動だそうだ」
晴香
「修学旅行じゃないんだから...それに自由行動って言われてもどこに行くの?」
那雄宏
「俺は大阪行きてぇな」
晴香
「大阪って...あ!待って!眞子さんの事すっかり忘れてた!!」
冴子
「そういえばそうですね、そろそろ居ると思いますし『守矢神社跡地』に向かってみましょう」
...
~守矢神社跡地~
眞子
「ま、また神社が無くなってる...」
眞子
「晴香さんが巻き込まれてなければいいですが...まぁあのパツキンはいなくなっても構いませんが」
那雄宏
「残念ながら二人仲良く存命中だぜ?」
眞子
「うっわ」
晴香
「ごめんね、この人しぶといから」
那雄宏
「お前にだけは言われたくねぇよっ!!」
トウマ
『晴香と眞子はお互いに集めてきた情報を交換した!』
眞子
「十黒柱...どうやら私の集めてきた情報に偽りはなかったみたいですね」
晴香
「こっちもまさか、眞子さんが十黒柱の情報を集めてくるとは思わなかったよ」
眞子
「しかしあの人斬り以蔵まで関わっているとなると厄介ですね...うーむ」
眞子
「それで、こちらの情報ですが...例の十黒柱のうちの一人の居所を突き止めました」
弘司
「何だと!?」
晴香
「凄い、よく分かったね...それで、どこにいるの?」
眞子
「病院です」
晴香
「病院?」
眞子
「『メルセデスホスピタル』っていう大きな病院です、その病院とても凄いところで完治率99%との噂が」
冴子
「完治率99%?」
眞子
「はい、なんでもこの病院の院長というのが十黒柱の一人でもある『ナイチンゲール』とのことでして」
晴香
「ナイチンゲールって、あの歴史の本とかに載っているナイチンゲール!?」
眞子
「はい...その院長はありとあらゆる病気を断絶し、末期ガンすら治してしまったとか...」
弘司
「化け物か...!?」
晴香
「これは...いかにも怪しい!」
奈津子
【その通りね、総員直ちにメルセデスホスピタルに向かいなさい】
晴香
「りょ、了解!」