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*55*
奈津子
「………幻想郷と魔界を超えて愛媛に来たと」
魔理沙
「まあその愛媛とやらも召喚学校なんて物が出来てたんだがな」
奈津子
「そのようね、調べてみたところそれらしきものがヒットするわ」
那雄宏
「ババア、コレ愛媛にいた時に同行してた金髪野郎……確かマクスウェルって奴の髪の毛、また蟷螂の時みてーにクローン作ってくれよ」
奈津子
「分かったわ、今度はふたつなのね」
那雄宏
「おう、相方のも抜いといたからな」
弘司
「お前いつの間に……」
早苗
「え?どういうことですか」
蟷螂
「………」
早苗
「まにわにの蟷螂さん!?」
魔理沙
「なっ………あいつの仲間か!?」
那雄宏
「あーそれクローンだよ、今からマクスウェルも作るから待ってろ」
早苗
「へ?」
晴香
「まぁ色々あったのよ……」
那雄宏
「つーかさババア、俺ら幻想郷にもっかい行きてぇんだわ、十黒柱の情報多かったしなんか吐き出せるかもしれねぇ」
奈津子
「そうね、情報源の確保はしておきたいところだけど」
弘司
「肝心などうやって行くか……だが、アテはある」
晴香
「え、あるの!?」
弘司
「ああ、八雲紫が万が一のために使用していたという………【カミカクシの森】既に真庭忍軍が見つけている可能性があるが故に危険だが………」
奈津子
「ええ、忍者風情に遅れをとるわけにはいかないわね、調べておくわ」
早苗
「でも幻想郷に行ったらまにわにと鉢合わせしますよね?」
弘司
「そう、頭領は博麗霊夢を乗っ取った真庭狂犬やそこにいる蟷螂の本物を含み12人も存在する……頭領でこの数だ、戦力的に考えると俺達は不利だ」
那雄宏
「大丈夫だ無双ゲー感覚でぶちとぼすれば」
冴子
「ちょっと黙っててくれません?」
弘司
「頭領が12なら、俺達も12人ぐらいで攻めに行きたいところだが」
晴香
「今8人……マクスウェル達のクローンも含めると10人、あと二人ね」
奈津子
「それなら3人目の十黒柱を倒すついでに見つけてきなさい」
晴香
「分かったんですか!?」
奈津子
「ええ、エルシオン学院という名門校があるの」
晴香
「エルシオン学院……もしかして」
奈津子
「ええ、その学校を作ったエルシオン卿は十黒柱の一人【教育王】と呼ばれているわ」
冴子
「教育王……で、場所は?」
奈津子
「北海道よ 」
早苗
「今度は北海道ですか………」
奈津子
「帰ってくる頃にはクローン製造も終了しているはずよ、行ってきなさい」
【真庭蟷螂(クローン)が仲間になった!】
【聖白蓮は蟷螂の後方支援に回った!】