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*58*
魔理沙
「さ……寒っ!!」
早苗
「そりゃまぁ、防寒具も付けずに雪山に入れば寒いですよね………きつい」
ウルクスス
『なんか寒いから外野も出たくないって』
オルガ
『これは流石に死ぬ』
七花
『なんか眠くなる』
晴香
「こ、ここからどうするの!?エルシオン学院がどこにあるのか分からないんだよ!?」
弘司
「なんで調べておかなかったんだ」
晴香
「この作品のことだから道中描写せずに到着してるものだと思って………」
那雄宏
「そういやメルセデスホスピタルはそんな感じだったな」
冴子
「ひ、ひとまず洞穴を探しましょう………いつまでもこんなところにいたら私達と言えど死んでしまいます」
那雄宏
「クマとかいなきゃいいけどなー」
晴香
「いやいやそんなベタな展開」
トウマ
『じゅ、10分後……うっ、寒い』
ゴドー
『コーヒーは必要か?』
トウマ
『あっ、すまん』
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リアリティなクマが現れた!!
晴香
「草 」
早苗
「死んだフリしなきゃ」
魔理沙
「ここでんなことやったら本当に死ぬぞ」
聖
「相手は単なる熊……ですがこの寒さ、油断できません」
那雄宏は攻撃したくない!
那雄宏
「寒いから戦うのめんどい」
晴香
「おいそこの高レベル……どうしよう、あっこれだ!」
晴香は冴子に指示を出した!
冴子「睡眠針を投下します!」
リアリティなクマは眠った!
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晴香
「後は野となれ山となれ(文字通り)」ズリズリ
弘司
「クマ追い出すのかよ」
晴香
「仕方ないでしょ、この数なんだから入りきらないの」
………
蟷螂
「…………」
早苗
「………止みませんね、吹雪」
那雄宏
「北海道だからな………」
弘司
「北海道だからにしても、激しすぎる……」
晴香
「もしかしたら、ずっとこの洞穴に篭もりきりに……」
那雄宏
「冗談じゃねーよんなこと、吹雪止めねーとな」
晴香
「止めるって、今外に出てみなさいよ………確実に遭難するから離れてなさ」
聖
「なんなら私が」
那雄宏
「は?」
聖
「覇ァッ!!」
吹雪は消し飛んだ!
晴香
「どういうことだよ」
早苗
「寺生まれのBさんですか」
聖
「これで安全に下山出来ますよ」
晴香
「あ、はい……どうもありがとう」