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*59*
〜北海道〜
晴香
「な、なんとか山を下りられた……」
那雄宏
「よっしゃ、後はエルシオン学院に乗り込むだけだな」
冴子
「ですが学校、それも名門ともなると無関係者である我々は入ることすら厳しいでしょう」
弘司
「病院とは訳が違うか………」
那雄宏
「気にすんなよ、侵入法なんて考えてあるに決まってるだろ」
魔理沙
「おう、侵入に関してなら私も大得意だぜ、紅魔館みたいなものだろ?」
晴香
「あのねぇ……」
那雄宏
「なんだオメー文句でもあるのか?俺達はそういう組織なんだから気にせずやればいいだろ、やれば」
晴香
「う、うん」(流石に聖さんや早苗の前で目的を言うのはまずいんじゃ)
那雄宏
「ほら行くぞ」(良いんだよどうせこいつらも後々クローンにするんだから)
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〜エルシオン学院の裏側〜
那雄宏
「ここから穴を掘って侵入するゾ」
晴香
「はい!?」
弘司
「モグラかよ」
魔理沙
「地下からっていうのも面白そうだな」
冴子
「いやいやいや………」
那雄宏
「行くぞ!!」ボカーン
弘司
「当たり前のように爆発させるな」
………
那雄宏
「なんか静かだな」
オルガ
『ああ、火星の戦力は軒並み向こうに回してるのかもな』
晴香
「流れるように詠唱しないで」
弘司
「しかしこうも安安と潜入できたのは不思議だな」
こなた
『今エルシオン学院は突然パンを一口で食べようとした奴が入院してねー』
かがみ
『よく覚えとったな、そんなアホな事件……』
晴香
「……それにしても教育王はどこだろう?」
魔理沙
「そういえば何も知らずに突入しちまったからなー」
早苗
「まぁこういうのは虱潰しに探していけばなんとかなりますよ!」
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【宝箱①】
魔理沙
「うえっ、教科書だ」
晴香
「……ふんふん、なるほど」
冴子
「私にも見せてください……はあ、これは」
弘司
「お前は読まないのか?」
那雄宏
「表紙を見るのも嫌だ」
【晴香は節約術を覚えた!MP消費が半分になるぞ!】
晴香
「問題は私のターンが回る前に戦闘が終わるということ」
那雄宏
「悔しかったらオメーも高レベルになってみろよ」
晴香
「ぐぐぐ………」