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*73*
人鳥
「うっ、うう……僕の力は、及ばなかった……」
那雄宏
「ガキにしては結構しぶとかったな………さて、殺すか」
魔理沙
「おい、それはやりすぎじゃ」
弘司
「松山、こいつから何か情報を吐かせてもいいだろう」
マクスウェル
「そうだ、他の頭領はどこにいるのか分かってないんだぞ」
那雄宏
「はー?んなもんしらみつぶしでいいんだよ、あと10人は居るんだぞ?」
咲夜
『……私はお嬢様の元に戻りますが、今どちらに?』
晴香
「レミリアさんなら紅魔館の地下室に向かいましたよ、なんでも凄い力を持った妹を解き放つとか」
咲夜
『はぁ、地下に……分かりました』
人鳥
「この館の地下に、凄い力を持った………」
晴香
「あっ」
人鳥
「この情報、鳳凰様に伝えないと!」BOMっ!
弘司
「あっ、待てっ……煙玉か」
冴子
「何漏らしたらまずい事呟いてるんですか!?」
晴香
「ご、ごめん!!」
魔理沙
「まあいいだろ、どんなにあいつらが強くてもフランに手出しできるわけ無いしな」
早苗
「それはそうですが……次はどこに行きます?」
魔理沙
「人里行ってみようぜ、もしかしたら一人や二人くらいいるかもだし」
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「しかしまぁ、あいつもよく動いているな……ま、俺はさっさとこいつを届けに行くとするかな」
鳳凰
「川獺、居たか」
川獺
「お、鳳凰、人鳥はどうした?」
鳳凰
「狂犬の言っていた例の追っ手が現れたようだ、人鳥は奴らを食い止めてるが長くは持たぬだろう」
川獺
「ほーう、ついに現れやがったか」
鳳凰
「蝙蝠はどこだ?」
川獺
「もう人里に忍び込んでるって言ってた、内部から崩すのが好きな奴だから上手いことやるだろうな」
川獺
「だから俺は安心して狂犬の言う『年中桜が咲いてる所』に向かえるってことだな、鳳凰はどこに行くんだ?」
鳳凰
「我は………そうだな、閻魔大王に顔を見せてこいと言われたな」
川獺
「おいおい、この世界なんでもありかよ、狂犬が気に入るわけだ」
鳳凰
「失礼する」
川獺
「頑張れよー」
……
〜人里〜
アライさん
「ここはあまり荒れてないのだ」
聖
「それでも怪我人は何人か居るみたいですが………」
弘司
「というよりは人間のみを的確に襲っているわけだ……忍者としてみると真っ当な手段だな」