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カオスcross混屯物語(消失)『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 108ページ)
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魔理沙
「誰かー!誰かいないのかー!?」

冴子
「このさい忍者でもいいのでー!!」

メイドウィン
『ダメでしょ』

こなた
『ていうか外野どこいった?』

小林
『いやなんか、幻想郷超えられなかった奴ばかりで』

ロストメイドウィン
『外野って人力で移動しないかんからめんどくさいな……』

晴香
「雰囲気壊れるから出来れば幻想郷から帰るまで黙っててくれません?」

魔理沙
「こんなのにしょっちゅう絡まれる妖夢は可哀想だな」

『………ん、なんだお前か、何をしているこんな所で』

魔理沙
「生き残りがいたか………って、慧音だったか」

慧音
『なんだ、私では不満か』

魔理沙
「いやまぁ、お前なら生きてるわな」

慧音
『私をなんだと思っているんだ………まあいい、ここは危険だから離れた方がいいぞ』


「いえ、この状況を止めるためにやってきたのです」

慧音
『と言うと?』

トウマ
『晴香達はこれまでの状況を長ったらしく説明した!』

晴香
「簡潔!簡潔だから!」

慧音
『忍者か……そんなものがここにやってきたとは、だが何より驚いたのは……博麗の巫女。』

慧音
『あの刺青の謎はそういう事だったのか』

弘司
「やはりああいうファッションしない奴だったのか?」

慧音
『そうではない、私は寺子屋をやっているのだが生徒の中に博麗の巫女と全くおなじ刺青の少女がいた』

早苗
「なるほど……恐らく狂犬というまにわにはその姿になった上で霊夢さんに近づいて……」

慧音
『そういうことになるな……』

晴香
「見たところこの辺りにも忍者が……」

慧音
『だと思うが……どんな奴なのかはまだ分からない』

『おい慧音、こっちの避難は終わったぞ』

慧音
『ああ、すまん妹紅』

那雄宏
「妹紅?」

魔理沙
「藤原妹紅、慧音の相棒みたいなやつでな………なんと、不死身なんだぜ?」

妹紅
『なんだお前らか、この辺りは慧音と私で人間を避難させてるんだからあっち行ってくれ』

那雄宏
「じゃ、後でいいか」

早苗
「そうですね、邪魔しちゃ悪いですし」

慧音
『そうだお前達、白玉楼の方に人影が見えたがあれがもしかすると………』

早苗
「白玉楼?でも確か妖夢さんって留守ですよね?」

妹紅
『いや、あいつもこの騒ぎを聞きつけて帰ってきたそうだ、何もなきゃいいが』

アライさん
「行ってみるのだ!」

フェネック
「そこって、どんなところなの?」

魔理沙
「幽霊を束ねる奴が住んでるんだよ」

弘司
「幽霊……か、厄介なものを味方に付けられる前に行くぞ!」

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