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*75*
〜白玉楼〜
川獺
「たのもー!」
「な、何奴!?」
川獺
「俺?まあ俺はちょっとした宅配、お前に届けたいものがあるから来た、それだけ」
「こんなところまでわざわざ……それで中身は」
川獺
「はいコレ、出来のいい刀だろ?」
「………」
川獺
「まあ色合いは不気味だけどさ、ちゃんと斬れるし折れたりもしない、試しに振ってみたらどうだ?」
「………」チャキッ
川獺
「おっとそろそろ逃げるか」
「え?……
グ、ウグ………!!
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『10分後』
〜白玉楼〜
聖
「こ、これは!?」
マクスウェル
「辺り一面傷だらけだと……手遅れだったか」
那雄宏
「こいつはおもしれぇ、どんな暴れん坊が待ってんだ?」
フェネック
「ふむふむ、なるほど………もしかしたら今回の相手は相当やばそうだねぇ〜」
アライさん
「フェネック、なんで分かるのだ?」
フェネック
「それはねアライさん、こっちの傷は凄く深いけどあっちは妙に浅い………乱暴に刻んでるように見えない?」
弘司
「つまりここにいるのは……理性の無い存在、有り得るな」
晴香
「幽霊の溜まり場だもんね………悪霊でもいるの?」
フェネック
「悪霊で済めばいいけどね」
「ウ、ウウウウ………」
聖
「……邪気!恐ろしいほどの邪気が近くで感じます………」
ミエル
「ええ、私にも分かるわ………構えて!」
魔理沙
「あれは……まさか………!!」
「あああああああああああぁぁぁ!!!」
魔理沙
「妖……夢……!?」
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!!
【毒刀感染】魂魄妖夢がたちはだかる
妖夢
『魂魄……魂魄魂魄っ!!四季崎四季崎四季崎ィィィッ!!ヒャハハハハハ!!!』
那雄宏
「なんだよあれ、人間か!?」
弘司
「まるで寄生体のようだ……なんて不気味な………」
早苗
「妖夢さんのあの刀……あんな禍々しいの持っていたでしょうか?」
魔理沙
「いや、あんなのは持ってないはずだ……なんだあれは?」
妖夢
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!』
妖夢はスキル【毒刀・鍍】を発動!
妖夢は素早さ・攻撃回数を無視してランダムに攻撃出来る!