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*77*
那雄宏の攻撃!!
しかし銃を持っていない!
那雄宏
「ちっ………」
弘司
「武器が無ければ攻撃出来ないのか?」
那雄宏
「そりゃ俺は藤堂と違ってナイフとか使わないからな」
弘司
「そういうものか……ならどうする?いくらレベルが高くても攻撃出来なければ意味が無いぞ」
鴛鴦
「世間話してる場合かい!」
鴛鴦は無数の鞭をしならせる!
那雄宏は弘司を盾にした!
543のダメージ!
弘司
「グッ………!!」
那雄宏
「しかし、攻撃が出来ねぇってのは冗談抜きにヤバい……勢いからして藤堂達が駆けつけた所でなんの解決にもならねぇ」
弘司
「ならどうする!?」
那雄宏
「宝箱覚えてっか、最後に手に入れたやつ」
弘司
「最後……確か最後に手に入れたのは……」
アナンタ
『アイテムログ見る?』
アレックス
『残念、その機能は対応していませーん』
弘司
「そんなものいらん、覚えてる………確か子供用のスプーンだ、それがどうした?」
那雄宏
「スプーン、吸うための物が足りなくてな」
弘司
「今出したところで弾かれるのがオチだがな」
那雄宏
「もちろん俺もそこは理解してる………任せとけ」
那雄宏
「あいつにターンは回させねぇ」
那雄宏は何もしない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
弘司
「戦闘が中断した!?」
那雄宏
「召喚学校の魔物図鑑でたまたま見たんだよ、『何もしない』事を必殺技とするスケルトンの欄を」
那雄宏
「こいつを使えば戦闘システムが『途中終了イベント』と判断し戦闘を終わらせられるって寸法だ」
弘司
「まさか、あの短時間でそこまで………!?何があった、お前………」
那雄宏
「言っただろ、魔物を狩ってたらレベルが100になったんだよ、100くらいなんだよ低いぐらいだ」
弘司
「じゃあなんでそんなインフレじみた攻撃力なんだ」
那雄宏
「他のやつが防御力低いだけだろ(適当)」
!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【真庭忍軍】真庭鴛鴦が現れた!
那雄宏
「やっべ再開した、やる前にやる!!」
那雄宏はターンをまたぐ前に攻撃した!
鴛鴦に4514のダメージ!
弘司
「………本当にそうなのか?松山」
…
晴香
「弘司!?これは一体何!?」
弘司
「晴香……見ての通りだ」
那雄宏
「おい藤堂下がれ、お前が来たって意味はねーよ」
晴香の装備が外された!
晴香
「え!?」
那雄宏
「どうやらこいつの鞭は俺らの武器を引き剥せるくらい自由自在に動くみてぇだ」
弘司
「こいつもついさっき装備を外されて手も足も出なかったところだ」
鴛鴦は無数の鞭をしならせる!
那雄宏は晴香を盾にした!
6494のダメージ!
晴香
「だから私を盾にするのやめてって言ってるでしょ!?」
那雄宏
「お前なんて盾がお似合いだ」
マクスウェル
「だがこいつは厄介だな………」
魔理沙
「待てよ『素手でも強いやつ』なら………」
晴香
「オーダーチェンジ!」
フェネック←→聖
鴛鴦は無数の鞭をしならせる!
聖は5本の鞭を受け止めた!
鴛鴦
「何!?」
聖
「とらえました!」
那雄宏
「よくやった!!ぶち飛ばしてやる!!」
那雄宏のガチ攻撃!!
晴香は庇った!!
晴香は無防備だ!
6494664646646461649794ダメージ!!
晴香
「ぐふっ……」
冴子
「晴香さん!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鴛鴦
「…………な、何考えてんだい………」
那雄宏
「馬鹿野郎!なんで今庇った!!」
晴香
「貴方の攻撃………だんだん強くなっていった………」
魔理沙
「確かにガチ攻撃なんて覚えてるくらいだからな」
冴子
「真庭忍軍を倒していく度に………」
弘司
「……!!おい松山、外された装備確認させてもらうぞ」
マクスウェル
「どうした?」
弘司
「………!!これはなんだ」
那雄宏
「さあな………ここで話すことかよ!」
(ダーン!!)
鴛鴦
「!」
「消滅」
那雄宏
「はあ!?」
鳳凰
「真庭白鷺、真庭人鳥、真庭蝙蝠………そして真庭鴛鴦」
鳳凰
「真庭忍軍の頭領を苦戦もせず薙ぎ払う人間がいたとはな」
晴香
「真庭鳳凰!」
鳳凰
「行け」
鴛鴦
「あ………ああ、助かったわ」
那雄宏
「待ちやがれ!!」
魔理沙
「………おい鳥忍者、見たところ紅魔館の地下室は済ませたようだな」
鳳凰
「いかにも、我が忍法『命結び』は部位を切り取り我がものに変える力………万物を破壊する能力、我ながら恐ろしいものを手にしてしまったな」
早苗
「まさかフランさんを………」
鳳凰
「幽閉されるだけの力はあった、我が左腕を代償に右羽を切り取った………後悔はない」
聖
「片腕を犠牲にしてまで能力を………!?」
鳳凰
「………蝙蝠によれば、人里に不死の人間が居たと聞いた、左腕を戻すのにはちょうどいい」
晴香
「なんのつもり?もう私たちを殺す準備は出来たってこと?」
鳳凰
「何とでも………我が手を下さずとも、狂犬はお前達に相当立腹している、奴は仲間意識が強いからな」
魔理沙
「あっ、そうか………ここまでやってるが、まだ真庭狂犬……霊夢に取り付いた奴のことは何も解決していなかった」
鳳凰
「さらばだ」バサッ
ミエル
「これは………相当まずいことになったわね」
フェネック
「もしかしたら『油断してると襲いかかってくる』かもねー」
アライさん
「『立ち止まるのは危険』そうなのだ!」
魔理沙
「長時間止まったら強制エンカとか鬼畜じゃね?」
弘司
「………松山、話は終わっていない」
那雄宏
「俺の強さの秘密か、まぁ気づいてると思うが俺はここまでずっとレベル100だったわけじゃねぇ、もちろんレベルは上がり続けていた」
那雄宏
「がくしゅうそうちを使ってな」
アライさん
「がくしゅうそうち?」
早苗
「確かそれって、ポケモンに出てくる戦わない仲間も経験値が貰えるアレですね?」
晴香
「あれなら私も知ってるけどアレで貰える経験値は微数だし、そもそも松山ってほとんど前線に出ているから意味ないような」
那雄宏「それは普通のがくしゅうそうちだろ、俺のは違法版だ」
晴香
「違法版!?」
那雄宏
「実は真紅眼の黒魔がドロップしたんだよ」
魔理沙
「一瞬で消し飛ばしたから気付かんかった」
那雄宏
「こいつを装備して敵を倒せば、相手の持っていた経験値を丸々コピーして俺に振り分けられる」
那雄宏
「ジャックとエルシオン、2つの十黒柱をぶっ潰したから経験値もとんでもねぇくらい手に入ったのさ」
マクスウェル
「その割には僕らが全然レベルアップしてないのだが」
那雄宏
「そりゃ全ての経験値は俺が独占したからな」
晴香
「最近小説でレベルアップ表記がないの手抜きじゃなかったんだ………ちなみに今、いくつなの?」
那雄宏
「そうだな………多分400くらいはいったんじゃねぇの?」
弘司
「それだけあればラスボスも倒せるな」
那雄宏
「じゃあ今から狂犬に殴り込みにでも行くか?」
晴香
「別にいいけど私達は何もしないよ」
那雄宏
「ちっ、こいつら………」