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*84*
『永遠王』真庭狂犬は消滅した!
残りの十黒柱はあと7人だ!
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紫
「………何はともあれ、幻想郷を救ってくれたこと、それに関しては感謝はしておくわ」
晴香
「こっちとしても十黒柱仕留めたかったんで助かりました」
那雄宏
「特にあいつほっといたらめんどくさいことになってただろうしな」
紫
「それに関して………貴方達、どうして十黒柱を倒して回ってるの?」
晴香
「えっ、なんでって今回の騒動の原」
紫
「ナイチンゲールとエルシオン」
晴香
「な、なんで知ってるの!?」
紫
「当然よ、元十黒柱なんだから………狂犬が未だに十黒柱続けていたのは想定外だったけど」
紫
「別に代わりなんてすぐでてくるけど、なんであの二人を?」
弘司
「ナイチンゲールは冴子を殺そうとした、エルシオンは学校の落ちこぼれ達を過度なスパルタ教育で苦しめていた」
紫
「十黒柱自身にも非があったと言いたいの?」
弘司
「そうだ、俺達はそれを『止めた』に過ぎない」
紫
「そう………それが貴方達の答え、じゃあ貴方は他の柱も折るつもりなの?」
那雄宏
「当たり前だろ、俺らにとって邪魔なんだからよ」
紫
「…………早苗、魔理沙、もう貴方は彼らについて行くことをやめなさい」
早苗
「え?」
紫
「ここから先は幻想郷の外に乗り込むことになる、今まではまだ運が良かった、でも………関わりすぎると後戻り出来なくなる」
紫
「彼らは貴方達が想像するほど良い人物でもないのよ」
早苗
「………どうします?」
魔理沙
「聖も力を絶妙に調整して疲れているからな………」
早苗
「分かりました……そういうことですので、今までお世話になりました」
弘司
「ああ、お互い迷惑をかけたな」
フェネック
「アライさ〜ん、私達もそろそろ北海道に帰るよ〜」
アライさん
「えっ、もう帰るのだ!?」
フェネック
「そりゃそうだよ、私達はまだ学校があるんだから、エルシオンがいなくなっても行かなきゃダメだよー」
アライさん
「………分かったのだ、おうちに帰るのだ」
???
『おうちにおかえり』
那雄宏
「よし、やっと帰れる………ババアに報告できるぜ」
フェネック
「ひとつ聞いていいかな、そこの蟷螂みたいに………私たちのクローンを作る気は?」
那雄宏
「あるに決まってるだろ」