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＊56＊
松山
「ハハハハハ！！やりきった、やりきったぜ！！」
松山
「遂にお茶の間にあいつの本性叩き出してやった！！」
松山
「傑作だよ！！あいつだって俺と同じって分かってくれただろうな！！」
幻徳
「...その前に一つ言わせてもらう」
幻徳
「お前何なんだ？」
松山
「は？」
アンジェ
「あの黒い液体みたいなの...全員見たことないっていうのよ」
パープ
(アタシは話合わせただけー)
シャルロット
「貴方は一体何の生き物なんですか？」
松山
「...はぁ、マジで？」
松山
「最後の正体バレ俺かよ...皆は分かってんだがな」
アンジェ
「皆って誰よ」
松山
「テメーらが知ったこっちゃねーことだ」
松山
「まずぶっちゃけちまうと、俺は生き物じゃねぇ」
幻徳
「何？」
松山
「『マガイモノ』っていうんだよ」
シャルロット
「マガイモノ？」
松山
「生き物でもねぇ、機械でもねぇ」
松山
「さっきみてーな黒い液体の集合体、それが俺」
松山
「ま、分かりやすく言えば作り物だな」
松山
「何らかの目的で作られて、その辺に放置されたり、指名を全うしたりする」
松山
「俺みたいな『パチモノ』も存在する」
パープ
「そうそう、そうだったっけ？」
松山
「そして俺はオメーらと違って、死を恐れることもねぇ！！」
松山が銃を作り、額に弾丸を叩き込むが、黒い液体が溢れるのみだった
松山
「俺に死なんてものはねぇ！！物だから魂もねぇ！！」
松山
「絶対に負けねぇって、分かってんだよ俺は！！」
松山
「改めて俺は松山那雄宏...を模したマガイモノ！！」
幻徳
「あんなことが出来るなら最初からやればいいだろ」
松山
「あれはついさっき発現したんだよ、奥義だからバンバン使えねーし」
松山
「でもこれで主人公特権として、好きなように未来を改変出来る！！」
パープ
「そんなことしたらガチで時空犯罪者の仲間入りだぞ？」
松山
「バレなきゃ犯罪じゃねぇって言うだろ？」
アンジェ
「.....うわぁ」
幻徳
「改めて思う、こいつが一番バケモノで、こいつが一番ろくでもない。」
シャルロット
「この人...私としてもいい人では無いですね」
松山
「そりゃどうも」
アンジェ
(本当に悪魔と気が合う性格ね...)
松山
「んじゃ...そろそろ説明するか、俺たちの組み合わせについて」
パープ
「お、いよいよか？」
松山
「耳の穴に風穴開けてよーく聞け！！」