完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~
*39*
〜真黒町〜
「ライダーパンチ!!」
「ぐわぁ〜!!」
ソウゴ
「!?」
黒田
「あ〜どうやらもうやっとるみたいやな」
ジョーカー
「…………あっ、お前さっきの!」
黒田
「おおさっきのライダーやないか、今度は真っ黒やけど」
ウォズ
「仮面ライダージョーカー、ダブルの片割れである左翔太郎が単独で変身した姿です」
ソウゴ
「あれって別々にも変身できるんだ………」
ジョーカー
「ここの奴らが財布取ろうとしたから、とりあえず相手はした……ま、怪我はないから安心しろ」
黒田
「ええんか?そんな甘いことして」
ジョーカー
「甘くて結構だ」
ソウゴ
「ねぇ、アナザーライダー見てない?」
ジョーカー
「この世界のか?見てはいないが調べはついている」
ジョーカー
「ここの町長、真黒闇が怪物に変化する姿を見たという報告が多数あった」
黒田
「ほー、つまり町長が例のアナザーライダーってやつやな」
ジョーカー
「ただ、ホワイトシティの方でも目撃情報が出ている、どうする?」
黒田
「ホワイトシティは下手に動くとココに送り返されるで、まず白い服来てないと追い出される」
ソウゴ
「となるとツクヨミしか入れないじゃん」
ウォズ
「世界の命運は君にかかっている、頼むよツクヨミくん」
ツクヨミ
「ちょっと!?」
ゲイツ
「白い服とか売ってないのか?」
黒田
「売っとらんで」
ゲイツ
「なんで売ってないんだ」
黒田
「それは知らへん、ちなみにこのモノクロスーツはワイの特注やで」
ゲイツ
「俺たちはここに残ったままか?」
翔太郎
「どうしたものか………」
ソウゴ
「この際ウォズが白ウォズになるというのは」
ウォズ
「それだけは魔王の頼みとあっても聞きいられない」
ソウゴ
「そっかー………」
黒田
「………と、なるとホワイトに行く方法は一つだけやな」
ソウゴ
「何かあるの!?」
ツクヨミ
「まさかそれって…………」
黒田
「ああ!!」
黒田
「強行突破や!!」
ツクヨミ
「だよねー!!」
翔太郎
「そんな事でいいのか…………」
ソウゴ
「ゲイツとウォズは真黒町のアナザーライダーをお願い」
ゲイツ
「気をつけろよ………」
【前編 終】