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仮面ライダーメモリアル(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 86ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*82*

…………

ヨウコ
「メモリアルライダーに、仮面ライダージーク………休んでたはずなのにとんでもないことに巻き込まれてたのね」

ソウゴ
「まぁ、解決したからいいじゃん」

ゲイツ
「全く呑気な……だが、全て終わったわけじゃないぞ」

ゲイツ
「オーマジオウも言っていただろう、メモリアルライダーはまだ大量に存在すると」

ソウゴ
「それらは出来る限り継承していくよ、ただ………」

ヨウコ
「仮面ライダースウォルツ………私の前に居た時空でも厄介だったけど、まさか仮面ライダーになるとはね………」

ソウゴ
「これから俺達の脅威として立ちはだかることになるだろう」

ヨウコ
「そうね………」

ウォズ
「我が魔王、門矢士の行方がわかりました」

ソウゴ
「直ぐに向かおう」

ウォズ
「いえ、それなんですが………」


「こうやって来るのは悪かったか?」

ソウゴ
「あ………」


「アナザージークはいなくなった、これで平成ライダー達の役目は終わった」

ヨウコ
「平成ライダーって何してるの?」


「あいつらは全員時空を渡ってる、城戸真司が時空新聞社に入ったようにそれぞれの道を歩んでいるんだ」

ヨウコ
「なんかどんどん本来の歴史から外れてる気がする」


「すっとぼけるな、元々そのつもりで活動しているだろお前は」

ヨウコ
「あれ?バレた?」


「俺以上に世界の破壊者だな、お前は…………」

ヨウコ
「壊れてはいないからセーフよ!」


ソウゴ
「士、ジークは………?」


「あれからアナザージークの体は力を制御しきれず粉々に吹き飛び………本体はどこにいったのかは分からない」


「ジークの世界にも戻ったが、世界があるだけでアイツの姿はどこにもなかった」


「このままだとメイドウィンの規律で10年以内にその世界は滅ぶだろう」

ソウゴ
「…………」


「ジークは死んだと思うか?」

ソウゴ
「そんなはずはない、と思いたい」


「そうか………俺はまた世界を旅することにしよう」


「じゃあな」

士はカーテンに乗って消えていった
………

ソウゴ
「…………」

ゲイツ
「おいジオウ、ジークの世界もそうだが………アイツらどうする気なんだ?」


ソウゴ
「うん………今考えてるから………」

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