コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 彼と私と弟(完結しました。)
- 日時: 2010/05/17 21:29
- 名前: 実姫 (ID: 2vs8PEO6)
あんまり上手く書けないかもしれませんが、読んでいただけたら幸いです。
・荒らし等をしに来た人は今直ぐ回れ右してください。
もしよければコメントしていただけたら嬉しいです。
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プロロ—グ>>1
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第14話 >>50
第15話 >>51
皆様へ
今まで見ていて下さった方もそうでない方もありがとうございました。
これからはこのおはなしのその後などを書きたいと思ってますが書けたら他の小説も書いて行きたいと思っています。
今まで応援して下さった皆様。本当に感謝しています。
2010・5・17 作者より
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- Re: 彼と私と弟 ( No.5 )
- 日時: 2010/03/07 20:49
- 名前: *空羽* ◆69885n9I86 (ID: /ReVjAdg)
- 参照: KILLER゜。+☆+。゜SMILE @ *空羽*
もしやまさかの三角関係的な!?
続きが気になる系です(∀)
- Re: 彼と私と弟 ( No.6 )
- 日時: 2010/03/08 19:16
- 名前: 実姫 (ID: MQ1NqBYl)
空羽sありがとう★
頑張って書きますネ。
- Re: 彼と私と弟 ( No.7 )
- 日時: 2010/03/08 19:28
- 名前: 実姫 (ID: MQ1NqBYl)
第1話
—大樹—
「じゃあまた夜に会おうねぇ」
「あぁ。夜にな。」
私と優平はそう言って家に帰る。
今日は木曜日、合唱団の練習日の日だ。
夜に学校では見れない優平の顔が見れる日あるのだ。
・・・・
「ほら、行くよ。」
私はお母さんの運転する車に乗せられてホールへと向かった。
「あ!!実咲だぁ。」
ついていきなり話しかけてきたのは大樹だった。
「おぅ。大樹かぁ。兄ちゃんは?」
私は挨拶してから優平の事を大樹に尋ねた。
「お兄ちゃんならもうステージ入りしてるよ。」
「そうかぁ。じゃあ私も行かないと・・・「えぇ!!!」
私が話しているときに大樹はイキナリ叫んだ。
「どうしたの?」
私がびっくりして尋ねると、
「優平お兄ちゃんのとこ行っちゃ嫌だぁ。」
と言って大樹は私の服をつかんだ。
(かわいいなぁ)
私は大樹の頭をなでながらそう思った。
「実咲?来てんの?」
奥で優平がそう叫んだ。
早く行かないと・・・優平が待ってるもんね。
私はそう思い大樹の腕をつかんでステージへ向かった。
- Re: 彼と私と弟 ( No.8 )
- 日時: 2010/03/09 19:59
- 名前: 実姫 (ID: MQ1NqBYl)
第2話
—優平—
「ねぇ、何で優平兄ちゃんのとこ行くのぉ?」
大樹はそう私に聞いてきた。
「ん?別に。」
大樹には言えないのだ・・・
私と優平が付き合っているという事は・・・。
「あぁ!!大樹何やってんだよ。」
優平は私にくっついている大樹を見るとすぐに私から引き離した。
「何すんだよ優平兄ちゃん!!!」
大樹はそう言ってまた私にくっつこうとした・・・が、
「くっついてんじゃねぇよ。」
と言われ遠くに投げられてしまった。
「あーあ。大樹投げちゃダメじゃん。」
私はそう言って優平を見上げた。
「嫌だね。実咲にくっつく奴は排除だ。」
「優平、酷いよ?」
私は優平の言葉にそう答えた。すると優平は
「だって実咲は俺のもんだろ?」
と、甘えた感じの目で見てきた。
そんな目で見られたら何にも言えなくなっちゃうよ・・・。
「後で二人になれるとこに来てよ。俺そろそろ限界。」
優平はそう言うと「大樹〜!!」と一言言って私を指定の場所へと連れて行った。
(もう・・・何する気なの?・・・優平。)
私は心の中でそう言って優平の事を見た。
しかし、
なんにも気付かずに歌っている優平の横顔がいつもよりも遠くに感じた。
- Re: 彼と私と弟 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/11 19:16
- 名前: 実姫 (ID: MQ1NqBYl)
第3話
—大好きと不安—
『俺、そろそろ限界』そう言われたのは合唱の練習の始まるちょっと前だった。
「じゃあ、来週までにこの曲は暗譜ね。来月コンサートだよぉ。」
先生はそう言ってレッスンを終わらせた。
「実咲☆一緒に帰ろうよぉ?」
大樹はレッスンが終わるとすぐに腕を掴んできた。
「大樹!!お前って奴はぁ!!!」
優平は大樹に捕まっている私を見ると大樹の事を捕まえてすぐに引き離した。
「行こう、実咲。」
優平は私の腕をつかむとすぐにホールの外に出た。
そして暗闇を探すと、
「実咲はさ、大樹の事どう思うの?」
優平はそう聞いてきた。
「可愛い・・・と思うよ?でもどうして?」
「お前の事大樹に取られそうで・・・怖い・・・。」
優平はそう言うと私の事をしっかりと腕の中に捕まえた。
「優平・・・。もぅ。大樹に私は取られないよ?私は優平だけだもん。」
私は優平の腕の中でそう答えた。
でも・・・・私だって不安なんだよ?
いつも合唱団の女の子たちと楽しそうに話す優平の姿を見ているとき。
「本当に私の事好きなのかな?」って不安で仕方ないんだ。
この腕の中では優平はそんな事ないって・・・
信じてもいいのかな?
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