コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Random every day!! 更新ストップ
日時: 2010/10/06 16:43
名前: 勿忘草 (ID: TtH9.zpr)

                 




 
                 Random every day!!

          行き当たりばったりな毎日、過ごしてみませんか??




更新はストップ中です




【Contents】

 >>001 ご挨拶

 >>003 Prologue

 >>009 竜南中学校3年E組の皆さん。
 >>011 その他、竜南中学校の皆さん。
 >>033 竜南中学校の先生たち。

 >>012 000 不穏な、お願いのような命令

 >>022 001 遅刻、遅刻ー!!!・・・・・・って、なんでアンタはそんなに呑気なんですか。
 >>025 002 ごめんなさいって、言わなきゃ駄目? 
 >>028 003 気がつけば喧嘩は始まっている。
 >>037 004 風紀委員は部活も真面目に。
 >>039 005 喧嘩にもルールは必要です。
 >>043 006 凸凹コンビ、ちょっとだけ気が合う。

 ANOTHER STORY >>046 000 初めまして

 【修学旅行編!!】
 >>050 007 先生、冗談のようなそんなミスはいけませんよ
 >>056 008 苦し紛れと気まぐれは天敵  







それでは、どうぞごゆっくりv

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Re: Random every day!! ( No.45 )
日時: 2010/09/01 11:53
名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)

>皆様

 >>43 保留取りましたー^^

Re: Random every day!! ( No.46 )
日時: 2010/09/10 21:06
名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)



 ANOTHER STORY ———————000 初めまして




奇麗な明るい茶色に染まった髪に、乱れた制服。
学校遅刻、サボりの常習犯。
授業妨害は当たり前のこと。
そして、それを駆り立てるような、数々の噂。
お世辞にも良い噂とは言えない、数々の噂。
そして、基本的に荒れていない落ち着いた学校・竜南中学校唯一の、不良グループの頭。


それが俺、福田成夏。


周りが俺をどう見ようと、特に何も感じない。
周りになんと言われようと、特に気にしない。



——————



4月7日。
始業式中。



「なんだよ、森川」



不愉快極まりない。
ただでさえ学校は大嫌いのに、
中でもぶっ壊してやりたいくらいに思っている、職員室に呼び出しを喰らったのだから。

「まぁまぁ、そこへ座れ、福田成夏」
「ウゼぇ」

一言そう言えば、森川はきょとん、とした顔をする。
コドモの様な顔をして、何を考えているのやら。


「んじゃ、そこでも良い。声聞こえるだろ??」


俺は、何人もの教師の上げ足掬ってやって来た。
どんなにウザイ教師でも、俺は何度でも嫌味を言って潰したが・・・・・・、コイツは少し、違う。
それが、ものすごくウザイ。
大体、竜南1の不良・福田様が此処まで来てやったってのに、感謝しろってんだ。

「ッチ、何だ」
「そうカリカリするなよ、始業式サボらせてやっから」
「それが教師の台詞かよ、」

吐き捨てるようにそう言うと、苦笑いをしてみせる。

「それで、だな」

森川は、楽しそうにニコニコ笑った。
本当によく、表情の変わるヤツだ。





「お前、女の子だったらどんなのがスキだ??」





「はぁッ?!」

森からは机の引き出しを開け、1枚の紙を俺の前に差し出した。

「それが、うちのクラス名簿」
「はぁ?」
「左が、女子の名前な」
「ちょ、おい!!待て」
「俺はなぁ、誰だろうなぁ、うちのクラス、可愛いコ多いぞ」
「マジで人の話を聞け」

マジで腹立つコイツ。
急に何なんだ、可愛いコなんか知るか。
学校にろくに来てない俺に、新しいクラスの女子の顔が把握出来ているとでも思っているのか。


「ははは、悩むモンだからしょうがねぇ。決まったら、帰って良いぞ」


その言葉は、裏を返せば「決まるまで此処から帰られると思うなよ」、だ。
その証拠に、案の定森川は誰の許可を得たのか、職員室に2つ有るドアの鍵を閉めた。
さぁ、困ったことになったぞ。
出入り口がふさがれた。
どこもかしこも先公と机と資料ばかりで、暴れようにも暴れられない。
・・・・・・と、俺はまた周りの状況に気を遣って、派手な動きを止めてしまう。
全く、自分の性格が嫌になる。

「ッチ」

俺は舌打ちをして、名簿に目をやった。
こうなりゃ、もう誰でも良いよ、ったく。



「なぁ、福田ぁ」



間抜けな声が俺の耳に届く。
俺は顔を上げた。
すると、森川は俺の前にいた。
結構、離れていた筈なのに。

「な、なんだよ」
「んーと、なぁ福田、今日何日だ??」
「あ?」
「だから、今日の日付」

俺の表情を一言で現すと、“きょとん”だろう。
俺は反射的に答えた。







「今日は、七日、だろ・・・・・・」







これが、全ての始まりだと気がつくのは、もう少し先の事。



——————



「郁奈ー!! こっちこっち!!」
「あ、しげちゃん、おはよー」

若干語尾を下げ気味の口調で、郁奈が言う。
郁奈と有紗は、クラス替えの評の前にいた。

「私、何組??」

無垢な声で、郁奈は有紗に尋ねる。
背があまり高くない郁奈には、人混みに紛れて評が見えない。

「んーと、ね」

対して有紗は、長身で視力も並以上なので、頼りになる。



「E組。一緒だな、うちら」


ニィ、と口角を上げて笑う。

「お、マジか!!」

郁奈も同じようにして笑った。






「出席番号は————、七番!!」







——————



あっという間に、放課後。
結局俺は、森川の作戦にあっさりとはめられ、今まで眼光から抜け出せずにいる始末。

「めんっどくせぇ!!」

思わず、大きな声が漏れる。
俺様は何をやっているんだ。
誰の指図も受けないって、俺は俺なりの、俺様ロードを歩むって、決めてんのによ。

「森川は、いけ好かねぇ」

誰も聞いていないのを良いことに、俺は小さく呟いた。
否、別に廊下に誰かいたとしても、構うことはねぇけど。
夕焼けに反射して、茶色に染めた髪が光る。
この色に染めてから、もうすぐ一年——————



——あ、嫌なこといっぱい思い出した。いっぺんに。



外ではテニス部が、大きな声を出して、打っている。
ヘラヘラヘラヘラ笑うんじゃねぇ、スポーツだぞ。
大体、グリップの握り方、可笑しいだろ。
2年だろ、シャキッとしろよ、おい。
大和のヤツは、入ってきた頃から覚え良かったぞ。


森川と同じで、いけ好かない後輩の顔が思い浮かぶ。



「ッチ」



舌打ちをすると同時に—————
教室のドアの開く音が、背後でした。


「誰、」


少女は苦笑いで俺を見つめる。
このクラスの、ヤツか??
にしても、オドオドおどおど、うっとーしい。
怖がってんの、バレバレなんだよ、バカ野郎。



ちょっと、怖がらせてやろうか。





「なぁ、」





俺は小さな声で、彼女に話しかけた。
無論、それだけで彼女は身体をビクッと強ばらせる。

「な、なに」

それでも、一応俺に反応を返してきた。

「此処のクラスのヤツ??」
「え、」
「お前は、此処のクラスか??」
「あ、う、うん、そう、だよ」
「誰がいるんだ、このクラスには」
「へ?」
「このクラスには、誰がいるか、教えろ」
「あ、重川有紗とか、」
「女は良い」
「え、じゃ、じゃぁ、山中くん、とか??」

お、山中、いるのか。
それじゃ、このクラスはあたり、かもな。
喧嘩強くて、俺の話分かんのは、アイツくらいだ。
それにしてもコイツ、ウジウジウジウジ、めんどくせぇ喋り方しやがって。
山中と同じクラスって分かったし、もうコイツにようはねぇ。
最後に、一発。







「・・・・・・、お前さぁ、俺のコト怖がってんの、バレバレなんだよ。失せろ、うぜぇ」







これだけ言えば、消えるだろ。


「なに、それ」


女はそれだけ言うと、あろう事か俺に近づいてきた。

「んだよ、」
「私は、越智郁奈」
「はぁ??」

今の俺、たぶん“きょとん”としてる。





「明日から、ずっと、隣の席なの。宜しく!!」





「はぁ?!」

女はそれだけ言って、走り去った。



——変なヤツ。



その言葉の意味も、女の真の姿も、俺は後日身をもって知ることとなる。










3年E組、越智郁奈、出席番号7番。
俺に初めて、名乗ってきた“普通の女”。
んで、のちに俺に平手打ちを喰らわせ、喧嘩を売る。
たぶん、初めて見る、女。

















たぶん、初めて俺のココロを揺らすコトになるだろう。

Re: Random every day!! 番外編執筆中ー^^ ( No.47 )
日時: 2010/09/01 19:34
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)


成夏くん主役だ〜><!!!wwww(←落ち着け;

勿忘草さんありがとうございますっwww(ぇ
めちゃくちゃ楽しみです♪♪
更新まってます!!


うるさくてすみません。。。m(__)m

Re: Random every day!! 番外編執筆中ー^^ ( No.48 )
日時: 2010/09/03 22:04
名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)

>友桃サマ

 いえいえ^^

 そんな風に喜んでいただけて、嬉しいですよvv
 この小説、ただでさえお客様少ないのでw
 楽しみにしていただいて、光栄ですb

 遅くなりますが、待っていてくださいな^^

Re: Random every day!! 番外編執筆中ー^^ ( No.49 )
日時: 2010/09/10 21:08
名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)

>皆様

 >>46 保留取りましたー^^

 次は修学旅行編ですb


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