コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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“飛野坂 湊のクラス事情”オリキャラ募集中。
日時: 2011/05/13 21:22
名前: 月芽麻 (ID: DSoXLpvQ)
参照: 参照200突破!! ありがとうございます!!

初めまして、今日は、今晩は。
駄目作者こと月芽麻と申します。【あ、ツキガオです。
基本、二次で小説書いて楽しんでる呑気な奴です。
で、今回はタダタダ、「あー、学園もの書きたい」みたいな甘い考えでスレ立てちゃいました←
こんな馬鹿な奴の小説ですがよろしくお願いします。

★目次★

>>12 【出席簿 特別編】オリキャラ募集☆

>>1 【出席簿 Ⅰ】 いずれ増えてく予定。
>>11【出席簿 Ⅱ】
>>27【出席簿 Ⅲ】
>>33【出席簿 Ⅳ】


>>2    【プロローグ】
>>3  第一話【廊下は静かに叫ばずに】
>>4  第二話【あだ名って一度付けると案外変わりにくい】
>>7  第三話【質問は計画的に】
>>10 第四話【世の中金だよ】
>>13 第五話【テスト返却は地獄へのカギ】
>>18 第六話【平均点数って、何のためにあんの?】
>>21 第七話【不思議な子の回りには可愛い子が集まる】
>>22 第八話【弁当ってたまに寄っててきんぴらがマヨの味になる】
>>28 第九話【主任の先生には笑顔を振りまくべし】
>>29 第十話【クラスの半数がボケだとまだ盛り上がる事が出来るが9対1の割合だと正直言って突っ込みを止めたくなる】
>>32 第十一話【ドッチボールって顔面セーフだけど精神的にはアウトだよね】
>>34 第十二話【冬の体育は腹痛で休む人が多い】
>>35 第十三話【正月後の体育は体に響く】
>>36 第十四話【球技大会で毎年怪我をするのは如何してですか?】
>>39 第十五話【体育の後が昼だと考えるとちょっとやる気が出る】
>>40 第十六話【昼時は誰もがテンションハイになる】

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Re: “飛野坂 湊のクラス事情” ( No.3 )
日時: 2010/11/07 20:31
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

第一話【廊下は静かに叫ばずに】

「えっと、確かこっちが職員室だったはず…」

初めまして、皆さん。現在僕は、この桜ヶ丘中をさまよっています。

「玄関に、案内する人が居るってのは嘘だったみたいだし…自力で探すってのは良しとして、この学校何気に広くない?」

職員室を目指す僕の目の前に広がっているのは、果てしなく長い廊下と、訳の分からない絵である。

「こんな時に、運良く良い人って言うか先生現れないかなぁ…あっ」

僕が奇跡を望むような事を言った途端、廊下の向こう側に人影を見かけた。と、言うか見付けた。

「居たァァ!!」

その人は、そう叫ぶと僕の元へダッシュでやって来た。

「え?…えっと、あのどちら様で?」

急に知らない人が叫びながら、自分の方に走って来たら誰だって少しの抵抗感はある訳で…。

「あ、イヤごめん。急に変な叫び声出して…えっと、君が転校生の飛野坂君だよね?」

廊下の端から、ダッシュでやって来たのは僕の名前を知る男の子でした。

「僕の名前…何で知ってるの?」

「え?あぁ、僕が玄関に君を迎えに行くはずだった人だからですよ」

苦笑いしながら、その男の子は言う。

「っで、居たァァ!!って叫んでたわけなんですか?」

「まぁ、そう言う所です。えっと…まずは、教室行きましょうか?」

そう言って、教室は此方と言わんばかりに指をさして示す男の子。

「いや、僕職員室に来いって…言われたんだけど」

「じゃぁ、その言った人がやっぱ教室で良いわ。って、言ってましたよ」

「えぇ!?何その無責任さ。その所為で僕がどれだけ苦しんだと…」

「其れは残念でしたね。でも、コレからはきっと良い事がありますよ」

そう言って、男の子はグッと親指をつき立てる。

「てか、君が迎えに来なかったから迷ったんでしょうがァァ!!」

「あ。そうでしたね。まぁ、気にせずクラスに向かいましょう」

そう言うと、男の子は僕の手を強引に引くと僕が入るクラスへと歩いて行くのでした。

はてさて、転校初日からいきなり迷子。僕は本日、無事に過ごす事は出来るのでしょうか?

Re: “飛野坂 湊のクラス事情” ( No.4 )
日時: 2010/11/13 18:13
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

第二話【あだ名って一度付けると案外変わりにくい】

皆さん、僕は現在進行形で教室へと向かっています。

そう、案内人である彼…えっと。

「所で、君誰?」

僕は、初回登場から名前があかされてない彼に名前を聞いた。

「え、まさかの今更ですか!?てか、何故前回聞いてくれなかったのですかァァ!」

「だって、聞く隙もとい君が遅刻した…」

「僕の名前は、深野芽 秀です。宜しくね」

うわっ!?この人前回の遅刻なかったことにしようとしてるよ。

「あ、うん。よろしく、深野芽君」

「あ、僕の事は秀って呼んで——」

「フカヒレ君!!何処ほっつき歩いてたの!?」

彼——秀君が握手を求めて来た時にその明るい声は聞こえた。

「あ…麻倉さん。ど、どうして此処に?」

麻倉と呼ばれたその女の子は、僕たちのもとに来ると人差し指を隣の秀君につき立てた。

「如何してじゃないよ。先生がまたフカヒレ君は迷子か…麻倉、探してっ来てくれって言ったから来たんだよ?」

「詳しい説明は有りがたいんだけど…僕の名前はフカヒレじゃないって言ってるでしょ?」

「わぁ、君が転校生?よろしくね。私は…って如何したの?フカヒレ君」

麻倉さんが言うフカヒレ君こと秀君…深野芽とフカヒレ響きだけ似てるけど…漢字違くね!?てか、凄い普通に秀君の声を無視したァァ!!

「ほら、早く行くんだろ!?」

「あー。フカヒレ君スネちゃったよぉ…。もぅ、ああなると手のつけようがないんだぁ」

いやいや、半分相当貴方のせいですよ!?麻倉さん!!…って、言いたかったけどあまりこの人の事知らないし突っ込まないでおこう!!

「って、ちょっと待ってくださいよ!!転校生の僕を置いて行くんですか!?」

未だに、二話も経ってるのに教室に着かない僕…。

コレって、何かの前触れですか?

Re: “飛野坂 湊のクラス事情” ( No.5 )
日時: 2010/11/10 16:53
名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)


はじめまして、皐月凪です。

自分も結構学園もの書いているんですが、なかなかうまくいきません.....

その点、月芽麻さんは学園ものの入り上手いですね><

自分のダメ作品を指摘していただきたいものです.......

影ながら応援しているので、更新頑張ってください!!

Re: “飛野坂 湊のクラス事情” ( No.6 )
日時: 2010/11/13 17:03
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)
参照: 実力テストが終わりひと段落…面接で後六点あげようと言われた。

返事遅れてすみませんでしたァァ!!【黙れ。
入りが上手いだなんて…((照
私は、こっちのコメディ系は好きなんですが学園物はなぁと思いまぁ、やってみよ←
みたいなノリで立ち上げただけですよ★
良ければお友達希望ですノノそして、更新頑張りますぜ!!!

Re: “飛野坂 湊のクラス事情” ( No.7 )
日時: 2010/11/13 22:09
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)
参照: 実力テストが終わりひと段落…面接で後六点あげようと言われた。

第三話【質問は計画的に】

「ふぅ、やっと教室だね。フカヒレ君」

「だから、深野芽だって。ね?湊君」

「はは、そうだね。…取り合えず教室入ろうか?」

未だにもめているお二人はほっておき、教室の戸に手を掛け、僕は失礼します。と小さな声で言った。

「フカヒレェ。お前何処ほっつき…」

戸を開けて、直に目に飛び込んできたのは如何にも三十代ですよって感じのオーラを出すちょっと小太りの先生でした。

「え、えっと…転校生の飛野坂です」

とりあえず笑って見せる。

「…あぁ。どうも」

「先生、まずは皆に紹介しましょうよ。転校生クラスに来たの初めての経験ですか?」

僕と見つめあってる、先生に秀君は突っ込みを入れる。

「黙れ、フカヒレ君。中華店に持ってくぞ!!」

「何ですかその脅し方っ!!僕は、食いもんじゃねぇよ!!」

「まぁまぁ、御二方静かにしましょうよ。さ、転校生君は自己紹介って事で」

そう言って、先生とフカ…秀君の間を麻倉さんがわって入り僕の自己紹介という事になってしまった。

「え?自己紹介ですか?…じゃぁ、えっと僕の名前は飛野坂 湊です。…よろしく」

短っ!!その挨拶はあまりにも短いって自分で分かってて何でそんな短いの言った!?何があった自分。

「…じゃぁ、誰か質問。ねぇか?」

先生!!貴方、結構良い人だったんですね!!僕が詰まったの分かってくれたんですね!!

「あ、じゃぁ湊君は如何して此処の中学校に?」

早速、質問を繰り出してきたのは僕を長らく待たせた遅刻者、秀君。

「其れは、此処の土地が綺麗だ!とか、何とかで…つまり母親が無理やりですね」

「悲惨だね」

秀君!?何笑顔で普通にさらっと言っちゃってんの!?

「じゃぁ、次は私ね。私の麻倉とはどんな漢字でしょう?」

「いやいや、麻倉さん!?其れって、質問じゃなくて問題じゃない!?麻倉さん?麻倉さん!?」

僕の突っ込みなどお構いなしに、十秒カウントダウンスタートとか言いだして、カウントする麻倉さん。

そして、何を思ったか知らない自分。気が付けば黒板に日本でアサクラと言われればこの漢字!!ってのを黒板に書いた。

——朝蔵。

「…ファイナルアンサー?」

「麻倉さん何時から、み●もんたに!?」

その突っ込みが終わった後、クラスがシンとした。

てか、何!?この重い空気。番組でもこんなに重いの!?教えてぇぇ、みの●んたァァ!!

「っ…。残念っ」

「此処までためて、不正解かい!!」

「じゃぁ、正解発表!!」

さっきの、残念というテンションと打って変わって麻倉さんは正解を言う。

「正解は、麻倉の麻は、麻倉の麻に麻倉の倉は麻倉の倉だよっ!!」

「分かるかァァ!!麻倉さん!?それ、漢字で答える以前の問題だよねぇ!?」

「じゃぁ、次の質問…」

「あんたも無視かァァ!!其れで、教師良く遣ってるな、生徒の間違い直そうよォォ!!」

「…特にねぇみてぇだな。良し、コレで本日のSHR終了、あとは個人でよろしくな」

そう言って、教室を出て行く先生。

…てか、僕の発言無視ですか!?

…母さん。本当に僕はこの学校でやっていけるか心配です。


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