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雪の降る町 【完】
日時: 2012/02/12 21:08
名前: リオ (ID: IRDFwr.p)

初めましての人がほとんどだと思います
リオです♪
小説初挑戦&のろまで短気なので、更新は亀以上に遅いです…
気長に応援していただけるとありがたいです


登場人物
・濱里有咲 Hamazato Arisa
主人公。恵美奈の幼なじみで親友。
友達思いだか、ネガティブ思考になることが多い。
・平瀬恵美奈 Hirase Emina
有咲の幼なじみ。三歳の頃にこの町に引っ越してくる前
に、厳しい過去を経験してきた。
・高橋美咲 Takahasi Misaki
有咲と恵美奈の友達。拓海の元カノ。
友達思いで、周りの事を考えるのが上手い。
・渡辺拓海 Watanabe Takumi
美咲の元カレ。恵美奈への浮気が原因で別れる。
有咲や恵美奈とも友達。
無愛想だが、暖かい心を持っている。


お客様
ちくわ大明神様、みつ様、るいーじ様、恋歌様、スポンジ・ボブ様

Thank You!!


2011.2.12 修正完了

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Re: 雪の降る町 ( No.16 )
日時: 2012/01/12 21:08
名前: リオ (ID: IRDFwr.p)

ち、ちくわ大明神さん、コメントありがとぉー!
褒めてくださってありがとうございます!

まだまだダメ文で自分でもこの先どうするかわからないんですが、気長に応援していただけると嬉しいです♪

Re: 雪の降る町 ( No.17 )
日時: 2012/01/12 19:04
名前: みつ (ID: 9BM3Sh1T)

はじめまして!

どうしたらこんなに綺麗に書けるんだろうw

応援してます!

Re: 雪の降る町 ( No.18 )
日時: 2012/02/11 09:50
名前: リオ (ID: IRDFwr.p)

それから毎日、私は病院に通いつめた。晴れの日も、雪の日も。
あと一年しかないと、焦っていたのかもしれない。
いや…確実に焦っていた。


ある日、美咲からランチにさそわれた。
二人でドリアを頼み、食べ物を前に美咲が話しはじめた。

「あのね、私…別れたの」
静かに言った美咲の言葉に極度に驚いた。
「えっ!?別れたって、拓海と!?」
「うん…」
理由が聞きたい。心の奥で密かに喜んでいる自分かいる。なんてひどいやつなんだ。でも、聞いてはいけない気がする。なんとなく…嫌な予感がする。
ええい、ここは、ズバッと聞いてしまえ!!
「…理由は?」
「拓海の…心変わりだよ……」

コ・コ・ロ・ガ・ワ・リ?
え……拓海って、そんな事するような人だっけ?
私の知ってる拓海は、無愛想で、その他いろいろどうしようもなくて。だけど、一途で、暖かい心を持っている。
なのに…?
拓海が心変わりなんかするわけない。だいたいこの学校一可愛くて優しい美咲が、他のやつに負けるわけない。
誰だか知りたい。だけど、聞いちゃ、いけないよね…

でも美咲は、私が聞く前にこう言った。
「拓海が心変わりした人ってね………恵美奈なの……」

え………

Re: 雪の降る町 ( No.19 )
日時: 2012/01/12 21:12
名前: リオ (ID: IRDFwr.p)


わーっ、みつさん、初めまして☆コメントありがとぉー!
嬉しいっ!お世辞かもしれないけど嬉しいっ☆

でも私短気なんで、応援してくださるなら気長にお願いします(笑)

Re: 雪の降る町 ( No.20 )
日時: 2012/02/11 10:22
名前: リオ (ID: IRDFwr.p)

あり得ない。絶対あり得ない。あの2人がくっつくはずがない。
拓海は一途だ。とにかく一途。それに、何事ももっと慎重に考えてる。
恵美奈は、恋はしない。興味がない…わけじゃないかもしれないけど、恋はしないって言ってた。昨日。多分、相手を傷つけたくないんだと思う。恵美奈は残される方の悲しみを知ってるから。

…おかしい?かもしれないかもしれない。
拓海だって知ってる。恵美奈は恋をしないって事。なのにどうして、恵美奈のためにわざわざ2人、別れるの…?

「み…さき?大丈夫?私思ったんだけど…」
声をかけようとしたら、美咲の顔が心なしかニヤついているように見えた。
「あ…なんでもない」
言うのをやめた。
その後2人はろくに会話もしないまま家に帰った。


家で1人。ベッドに横たわり、ぼーっとしていると、誰かが会話している声が聞こえる。聞き覚えのある声だ。
「うん、できたよ☆もうバッチリ」
「そっか、よかったぁ〜。何か勘付かれたらどうしようかと思ったよ(笑)」
え…美咲?と…この声は、恵美奈??
…あり得ない。
「っていうかさぁ〜この前のメールウケるよね!」
「信頼してもらえるように頑張るから。今までの事は反省してます。どうか、私と本当の親友になってください。だって(笑)何いい子ぶってんの!?(笑)」
「私のはさぁ、暖かく見守ってくれるとありがたいです。幸せになれるように協力してくれませんか?だってよぉ」
「で、OKしたの?」
「もちろん☆なんか面白くなりそうじゃない!?」
足音と会話が近づいてきた。家の前かな…。
「じゃ、私はここら辺で☆またね」
「うん、バイバ〜イ」
うちの前。隣は恵美奈の家。ここで別れる…ってことは、やっぱり恵美奈!?
あり得ない。恵美奈は今病院だもん。でも…
今日の美咲の様子。矛盾だらけの話。今の会話の内容は、私がこの前送ったメールについて。
もしかしたら、もしかしたら…あり得る、のかもしれない。

急いで窓を開けた。
でも、

そこにはもう、誰もいなかった。


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