コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ひとびと
日時: 2013/02/18 22:01
名前: 音羽 (ID: 2h.XZX4O)

こちらでは初めまして。

こんにちはおはようございますこんばんわ。

今回こちらでは、「私」が一人旅をして、という内容です。
「私」は私ではありません。

駄作ですが、よかったら目を通してやってくださいませ。

そして、二次小説紙の所で、銀魂の夢小説も書いております。
そちらもよかったらどうぞ——。


というわけで、更新などすごく低いですが、
よろしくお願いします。


第一章 〜レスティリア王国にて〜

第一話>>01 第二話>>02 第三話>>03 第四話>>05

第五話>>06 第六話>>07 第七話>>08 第八話>>09

第九話>>10 第十話>>11 第十一話>>14 第十二話>>15

第十三話>>17 第十四話>>20 第十五話>>22 第十六話>>23

第十七話>>24 第十八話>>26 第十九話>>27 第二十話>>28

第二十一話>>30

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Re: ひとびと ( No.20 )
日時: 2012/10/10 21:43
名前: 音羽 (ID: LZNmYCgd)

第十四話

「名前……あったほうが良いよね」

女将さんとユーリちゃんが考え込む。

「あ、ユーリてよんでくださいね」

あ、はい。

「名前、どう呼んでほしい?」
「いや、別に何でもいいですけど」

うーん。

すると、ユーリちゃ……ユーリが一冊の絵本を持ってきた。

「それ、不思議の国のアリス?」
「はい!アリスなんてどうですか?」

あ、それでいいです。

「じゃあ、決まり。ユーリ、アリスと昼市まわってきなさい」

昼市?

「はーい。いこ!アリス」
言われるまま、私、アリスは外へと出た。

Re: ひとびと ( No.21 )
日時: 2012/08/27 21:23
名前: 音羽 (ID: 5UHYA.OH)

参照数200、ありがとうございます!

うっれしいなーーーー

うっれしいなーー

Re: ひとびと ( No.22 )
日時: 2012/10/10 21:45
名前: 音羽 (ID: LZNmYCgd)

第十五話


「あ、ハナさん。今日もここでやってたんですか」

ユーリが知り合いらしき女の人に声をかける。
市場の女性かな?すらりとして、商売上手そう。

「ええ。どうです?お安くしておきますけど」

にっこり笑って、かごいっぱいの林檎や蜜柑や葡萄や梨や桃や……。

とりあえず色とりどりの果物を指差した。

「ほんとに?ありがとうございます。じゃあこれ」

ユーリが林檎をいくつか手に取る。

「えーと、あのー」

「?なんでしょう」

不意に口を開いた私に屈託のない笑みで応じる。

「ここに、髪の長い、おとなしそうで結構きれいな19〜20歳くらいの女の人いらっしゃいませんでしたか?」

ちゃんと覚えてますよ探すの。

「……写真とかありません?」

ないです。

「ごめんなさい。わからないわ。あ、でも明日からこの国一番の祭りが始まるから、そこで見つかるかもしれませんよ」

明日? 祭り?

「そう!アリス、一緒に旅一座見ようね!」

旅一座?



なにそれ。

Re: ひとびと ( No.23 )
日時: 2012/10/10 21:44
名前: 音羽 (ID: LZNmYCgd)

第十六話

「「………………」」

え、なに。

「旅一座を知らぬとは……」

ユーリ?

「この国の祭りを知らぬとは……」

えーと、お姉さん??

「「モグリかおぬし!!」」


ごめんなさーーい

「え、でもなんですか本当に。旅一座って」

ユーリがため息をつきながら説明してくれた。

いわく、旅一座とは、正体は謎に包まれた劇団。
いわく、その公演がおこなわれるのは、年に三日、一日一回、。
いわく、公演は祭りの3日目〜5日目。
いわく。

「とにかく、すっごくかっこいいんだよ!!これは見た人にしかわからないね!」

だそうです。


へ〜。

祭りは明日から、10日間だとか。

ちょっと楽しみだったりします。

Re: ひとびと ( No.24 )
日時: 2012/10/10 21:46
名前: 音羽 (ID: LZNmYCgd)

第十七話

「ハナ」さんと別れ、昼市をぶらぶらしていると。

「あれ、ユーリじゃん。買い物?」

4人くらいの集団につかまりました。え、誰さん?

「そうだよー。皆は?」

「買い物だよ。あれ、ユーリの友達?」

4人くらいの集団の先頭に立っている女の子が私を見て聞く。

「うん。うちでバイトしてもらってるんだよ。アリスっていうの」

「そうなんだ。私はワクライ。よろしくね」

わ、何か可愛い。

他の3人はそれぞれ、チィ、レナリオ、シュウと名乗った。
皆16歳なんだって。

「ユーリ、立ち話もなんだし、あそこ入ろうよ」
チィさんの提案で、私たち6人はこじゃれたカフェへと足を運ぶ。


私おかね持ってないんだが、

「あ、大丈夫だよアリス。あとでお給料から引いとくから」

ユーリさん……。


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