コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ハルカムコウ
日時: 2012/11/17 23:12
名前: promise (ID: hmF5PELO)
参照: http://harukamukou.Albart&Leah

クリックしていただき、ありがとうございます!

まず最初に、この物語は小説では無いです。
ずっと前から頭の中にあったこの物語を、なんとか形として記しておきたい。

そして、色んな人に見てもらいたい。

その想いから、このサイトに書き込む事に決めました。

私は、小説を書いた経験も無いし、知識もありません。

私の書き込む物は小説では無く、ただの物語です。

「小説カキコ」に小説では無い物を書き込む事をお許し下さい。



さて、貴方には「絶対に曲げられないもの」とゆうのはありますか?


諦めたく無い事。

やり遂げたい事。

認めたくない事。






「現実」が「無理」だと語っていても、「信じたい」事が貴方にも一つはあるはず。


そんな「不動の想い」が、いつか軌跡を呼ぶ事を信じて。





この物語はその「不動の想い」をテーマにした本格ファンタジーストーリーです。



よく、RPGゲームとかで出てくる様な世界で、主人公達はドラマを生み出します。


この物語には、主人公が2人いて。

2人の紡ぎだす2つの物語が交差して行く…。

僕はその事から、この物語を





「クロスオーバーストーリー」と呼ぶ事にしました。

そして、2つの物語が1つになる時。


物語は、終局へと向かって行きます。



長くなりましたが、予告を終了させていただきます。









皆さんの「想い」が実を結びますように………。













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序章 LAST EP「夢の終わり」 ( No.23 )
日時: 2012/07/15 20:14
名前: promise (ID: uY/SLz6f)
参照: http://harukamukou.0.LAST EP

ダモス「アルバート………!」


リイナ「…極負汚染を受けたの!?」







アルバート「……………。」













リイナ「何か言ってよ!!」










ラーヴァ「ちっ。まだ、完全に支配し切れて無いみたいだね。」






ラーヴァ「まあ、それも時間の問題かな?」











レア「アル!!」





レアは、アルに駆け寄った。





ダモス「まて!レアちゃん!」








アルバートは、レアに向かって衝撃波を飛ばした。




レアは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。





レア「……うぅ…!」




リイナ「レア!!」

ダモス「な!アルバート!何すんだ!!」






アルバートは、レアにじりじり近寄ってきた。



レア「アル…!お願い!正気に戻って!」



しかし、アルバートは応答が無い。





レアは、鉄パイプを手に取った。






ダモス「何やってんだ!早く逃げろ!」

リイナ「そうよ!いくら護身術習ってるからって、相手はアルバート君よ!?」





レア「それでも止めなきゃ、一体誰が止めるの!?」





アルバートは、剣を振りかざし襲いかかってきた!





レアは、アルバートの剣を防いだ。





レア「アル……!私だよ!?レアだよ!思い出して!!」




しかし、アルバートの剣は止む気配は無い。




レア「ふわっ!」




アルバートは、レアのパイプを弾き飛ばした。




















ドス!










レア「…う………あ……。」




アルバートの剣がレアの腹を貫通した。





ダモス「…………っ!」

リイナ「いやあぁ!」






サラ「レ………ア…!」







剣が抜かれ、レアはアルバートにもたれかかる様に倒れた。



レア「……ア…ル…目を…覚まして……?」


それでも、レアはアルバートの手を強く握った。





レアの目から、一粒の涙がこぼれた。





涙は地面に落ち、はじけた。










その時。















涙が落ちた場所に、紋章が現れた。





リイナ「レア……?」

ダモス「何だ……?」








紋章が、激しい光を放った。




アルバートは、その光でひるんだ。



アルバート「……………っ!」






紋章から、ゆっくりと剣が出てきた。






ラーヴァ「僕と同じ……?バカな!もう霊力の種類は無いはずだ!!」





ラーヴァ「まさか、新しい霊力…?」





レア「これは……?」





レアは剣を手に取った瞬間、アルバートに向かって閃光が放たれた。






アルバート「…ぐっ…!」





アルバートはその場に倒れた。















ラーヴァ「バカな!あの方の力が弱まった…?」






ラーヴァ「おのれ!!貴様!!」




ラーヴァは黒い光を放った。





レア「………っ!」





レアも、閃光を放った。













ラーヴァ「何だ……負の力をかき消す霊力だと!?」





ラーヴァ「……また、最初からやり直しだ……!」






ラーヴァは、どこかに消えた。







レア「アル!!」


レアは、アルバートに駆け寄った。



アルバート「……くっ……俺は…?」


レア「アル!よかった…。」






アルバート「レア…!その傷…!」




レア「いいの。………よかった…本当によかった…!」


アルバートの髪は、黒に戻り。

頬の紋章は消えた。


しかし、血色の目は変わって無かった。









アルバート「は!サラ!!」






二人は、サラの元に駆け寄った。




アルバート「サラ!しっかりしろ!!

レア「私達は無事だよ!?だから、サラさんも!!」

















サラ「……ごめんね……。」











サラの体から、光が出てきた。







レア「やだ!いやだ!!サラさん!」
























サラ「レ…ア…、ア…ル…ごめんね。」
















サラ「わた…しを…お母…さん…にして…くれ……て…」




















サラ「…ありがとう。」









サラは、光となり。







夜空の星と一緒になって消えた。










アルバート「…サラ………!」























アルバートは、立ち上がった。





ダモス「どこ、行くんだよ?」














アルバート「街を…………出る…!」






リイナ「何言ってんの!?街からは、18にならなきゃ出て行けないんだよ!?」





アルバート「俺は極負汚染を受けたんだ。ここにいても、どこにいても、化け物になるか、死ぬだけだ。」





アルバート「化け物になるのは、ごめんだ。」





アルバート「俺は、街を出て………。」























アルバート「死ぬ」




ダモス「わざわざ、自分から死ぬ事ないだろ!!」












アルバート「早いか、遅いかの違いなんだ。」






アルバート「だったら、早く楽になった方が良い。」





















レア「お願い……、行かないで…。」












レア「これ以上、私の大切な物………。」










レア「失いたく……ない……!」





アルバート「…………っ!」








アルバート「現実をみろぉ!!」





レア「……うっ!」





アルバート「俺のせいなんだ!全部!!俺がみんなの側にいたから………!」









アルバート「みんなを巻きこんで、傷つけちまった…!」






アルバート「俺は、人間じゃない!人間の敵だ!」



アルバート「お前の知ってる幼馴染は、もういない……!俺は…………っ!」








アルバートは背を向けた。











涙を隠す為に。


アルバート「ごめん……。」








アルバートは、走り出した。



























レア「私…強くなりたい……。」





レア「もう……何も失わなくてすむように……!」





リイナ「レア…。」





































________________________________________________




あの日、全てが終わり。





そして、全てが始まった。









あたり前のように過ごした


大切な日々。





簡単に崩れてしまったあの日。















そして、3年の時を超え。
















2つの物語が動きだす。









物語は、まだ始まっていない。
















ハルカムコウ 序章 終
















































































W ( No.24 )
日時: 2012/07/15 22:40
名前: W (ID: xOWhculv)

ついに序章が完結して極負汚染になってしまったアルはどうなってしまうのかとても気になります(>_<)

Re: W ( No.25 )
日時: 2012/07/16 09:29
名前: promise (ID: L3izesA2)
参照: http://harukamukou.0.LAST EP

ありがとうございますwww

これからが本番なので頑張ります!

序章「後書き」(本編には関係無いので読まなくてもいいです。) ( No.26 )
日時: 2012/11/18 09:44
名前: promise (ID: 8.dPcW9k)
参照: http://harukamukou.0.LAST EP


序章が終了しました。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。


序章にしては、ちょっと長く書き過ぎた気もしますが。

貴方は、読者なのでそうでもなかったのかな?と思います。


さて、「アルバート」が街を去り、取り残された「レア」










もし、貴方にとって身近な人が







「側にいて当たり前」と思っていた人が





突然いなくなったら……。







貴方は、何を思い。

何を感じ

何をしますか?



そんなの分かりませんよね。





そういう気持ちは、失って初めて気がつく物なんです。

それまでは、気付こうと思っても中々気づけ無いんです。



でも、これだけは言えるはず。





「側にいて当たり前の人」がいなくなったら。



大変だろうな。

辛いだろうな。
















恐いだろうな…。






そう感じる事ならできると思います。









「レア」


「大切なもの」をたくさん失ってきた少女。






お母さんを…





「サラ」を…






アルバートを…









そして、「大切な日常」を…


「レア」は大切なものを失い






何を思い




何を感じ





何をするんでしょうか……?











第一章 Leah EP1「カナンの街」 ( No.27 )
日時: 2012/10/08 22:27
名前: promise (ID: Yry.8Fde)

レア「アル?このネックレスに願いを込めよう!?」

アルバート「何を?」








レア「ずっと一緒にいられるように、たとえ離ればなれになっても。」







レア「きっとまた、巡り会える事。」







レア「もう、大切な人を失うのは嫌なの。」






アルバート「分かった、俺も願おう。また巡り会える事をな。」




_________________________________________________________________



あの日した、約束。


少女の切実な願い。






いとも簡単に、砕かれてしまった。






あの約束をした木の下


一人の少女が立ち尽くしていた。

うつむいては

また、悲しげな目で空を見上げる



その瞳に映るのは







3年前に、姿を消した幼馴染の姿


空は、嫌になるくらいの晴天で

少女の心も、この空と同じく



何も無いのだろうか

空っぽになってしまったのだろうか







いや






心が空っぽになった少女でも無く






3年前の幸せに浸っていた少女でも無い





今、この木の下にいるのは








過去も未来も







全て守り通すと決めた





一人の大人の姿だった




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イース「なぁ?まだつかへんの?」

アーシャ「任務前なんだから、もっと緊張感を持ちなさい!」

イース「わい、もう黙ってられへんのやけど?」

アーシャ「また、そんな調子で…初めての任務なんだから、失敗したら即メンバー降ろされるわよ?」

イース「んな、あほな。このわいが、そんなミスする訳ないやろ?」

アーシャ「はぁ、あなた。そんなんじゃ、いつか絶対痛い目みるよ?」




政府の軍事組織「ソルジャー」

ある街の、「霊結界」(火と水の霊力を用いた、恐魔を街に入れなくする結界)
が破られ、街に恐魔が侵入したと言う報告があり、巨大飛空船でその街に向かっていた。

新米ソルジャーのイースとアーシャは、今回が初めての任務だった。




イース「そういや、わいらの任務の内容はなんや?」

アーシャ「まぁ、遊撃ね。」

イース「遊撃?」

アーシャ「好きにやれって事、まぁはなから私達に期待なんてしてないってことよ。」

イース「ほぉ。」

イースは立ち上がり、愛用の双剣をクルクル回した。

イース「なんなら、わいが今回の事で手柄をとって一気に昇格するしかあらへんな。」

アーシャは、溜め息をついて言った。

アーシャ「あなた、そんな自信どっから来るのよ。」

イース「当たり前や!訓練学校では成績いつもトップやったし、わいが失敗するなんてありえへん話や!」

アーシャ「はぁ、正直ドン引きするわ…。」



[間もなく目的地です、各ソルジャーは配置について下さい。」

イース「よっしゃ!やっとや!そういや、侵入した街ってどんな場所なん?」

アーシャ「カナンよ。」

イース「カナン?」

アーシャ「分からないの!?」

イース「あぁ、思い出した。」














イース「えらでっかい木がある街やろ?」




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司令官「よーし、お前には恐魔の殲滅を任せる。」

?「ああ、分かった。」

司令官「くれぐれも、失敗の無いようにな?」

?「分かってる。」

司令官「もし、失敗したら……どうなるか分かってるな?」






ドンッ!



?「その話をするなっ!分かっている!失敗は許されん!」

司令官「ふふ、皮肉にも任務先はカナンか。」

司令官「もしかしたら、会えるかもしれぬなぁ?」

?「やめろっ!!」

?「私は、会う資格など無い…!」

司令官「しかし、会いたいのだろう?」

?「私は……!」












司令官「たった一人の娘に。」




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