コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ハルカムコウ
- 日時: 2012/11/17 23:12
- 名前: promise (ID: hmF5PELO)
- 参照: http://harukamukou.Albart&Leah
クリックしていただき、ありがとうございます!
まず最初に、この物語は小説では無いです。
ずっと前から頭の中にあったこの物語を、なんとか形として記しておきたい。
そして、色んな人に見てもらいたい。
その想いから、このサイトに書き込む事に決めました。
私は、小説を書いた経験も無いし、知識もありません。
私の書き込む物は小説では無く、ただの物語です。
「小説カキコ」に小説では無い物を書き込む事をお許し下さい。
さて、貴方には「絶対に曲げられないもの」とゆうのはありますか?
諦めたく無い事。
やり遂げたい事。
認めたくない事。
「現実」が「無理」だと語っていても、「信じたい」事が貴方にも一つはあるはず。
そんな「不動の想い」が、いつか軌跡を呼ぶ事を信じて。
この物語はその「不動の想い」をテーマにした本格ファンタジーストーリーです。
よく、RPGゲームとかで出てくる様な世界で、主人公達はドラマを生み出します。
この物語には、主人公が2人いて。
2人の紡ぎだす2つの物語が交差して行く…。
僕はその事から、この物語を
「クロスオーバーストーリー」と呼ぶ事にしました。
そして、2つの物語が1つになる時。
物語は、終局へと向かって行きます。
長くなりましたが、予告を終了させていただきます。
皆さんの「想い」が実を結びますように………。
- プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2012/07/07 16:02
- 名前: promise (ID: HDoKOx/N)
- 参照: http://harukamukou.eproge
あの日、私達が楽しく過ごして終わるはずだった。
そう、あの日。
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君がいなくなって、もう3年が経とうとしています。
君は、今どこにいますか?
誰と出逢いましたか?
私の事、覚えてますか?
君は、今凄い辛くて。
負けそうになってるかもしれません。
でも、君には味方がいる事。
辛い時に支えてくれる仲間がいる事。
絶対に忘れないで。
私は、いつでも君の名前を、心の中で呼んでるから。
私は、信じています。
君が君のままでいてくれてる事。
この手紙が、君にきっと届く事。
どんな遥か離れていても。
君といつか、巡り会える事も…。
レアより
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悲歴の世界「フォーリー・レクス」
この世界で生きる生命は、三つの霊力から出来ている。
生命に、潤いをもたらす「水」
生命に、熱を与える「炎」
そして、生命に魂を宿す「生」
これらの霊力を「三大霊力」という。
そして、この三大霊力を司る三人の守護者の存在を「守護霊人」という。
今から、1000年前
人々の不完全な心から、四つ目の霊力が生まれる。
「負」
その「霊力」はあまりにも強大過ぎ、植物や動物、そして人間の体と心を蝕み。
理性を失った化け物「恐魔」に変化させてしまう恐ろしい霊力だった。
その「負の力」は、瞬く間に世界に広がっていき「世界問題」になった。
今から、500年前。
その「負の力」を使役し、世界の人間を恐怖に陥れた者がいた。
名は、ザキア
彼は、500年に一度生まれるとされる。
不屈の精神をもった人間「神の幸子」であったのだ。
よって、「負の力」に呑まれる事は無い。
彼は「負の力」を使役し、戦争を起こし。
たった5年で世界を支配した。
彼の「独裁」「悪政」の数々は。
人々に「負の力」への恐怖を植え付けた。
ザキアの悪行の数々に。
見かねた「守護霊人」は、ザキアを打ち滅ぼさんと立ち上がる。
しかし、強大な「負の力」を前にして「守護霊人」でさえも苦戦を強いられた。
しかし、辛くも打ち滅ぼす事に成功したが。
生の「守護霊人」が痛手を負い、永きに渡る眠りにつく事になった。
今から50年前。
増え続ける「恐魔」に対し政府は。
「狂前処分」という政策を打ち出す。
「狂前処分」
それは、「極負汚染者」(負の力に侵されたまだ恐魔になってない人間)を処刑する政策だった。
500年前に、人々に植え付けられた恐怖により。
誰一人として、政策に反対する者はいない。
「負の力」は人々にとって、「恐怖」と「嫌悪」の象徴なのである。
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この物語は、悲劇の世界で描かれる。
少年と少女の物語である。
- 序章 EP1「あの頃」 ( No.2 )
- 日時: 2012/07/07 16:03
- 名前: promise (ID: L3izesA2)
- 参照: http://harukamukou.0.EP1
私達が楽しく過ごして終わるはずだった。
そう、あの日。
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先生「負の力は、人々の恐怖と嫌悪の象徴なので………。」
生徒「Zzz……Zzz……。」
一番後ろの席で堂々と寝ている生徒がいる。
数分前にも、注意したばかりである。
先生「コォラァー!!アルバートぉー!授業中に寝るなと何度言ったら分かるんだー!」
先生は、持っていたペンを寝ている生徒めがけて投げた。
しかし、生徒は寝たまま見もせずに飛んできたペンをキャッチした。
そして、そのペンでノートに何か書き始めた。
「何回その説明するんすか?飽きました。」
そう書かれていた。
先生「これはだな!君達が社会に出て行く上で、絶対的に必要な常識なんだ!覚え無くては、後悔するぞ!」
すると、また生徒はノートに書き始めた。
「もう覚えました。」
そう書かれていた。
先生「まだ、覚えて無い生徒もいるはずだ!ってゆうか、良い加減口で喋ろ!」
すると、生徒は初めてしゃべった。
アルバート「そんだけ何回も聴かされてたら、嫌でも覚えるって。なぁ、みんな?」
すると、他の生徒は一斉に首を縦に振った。
先生「嘘…だろ?」
キーンコーンカーン
同時に、授業の終わりを告げる鐘がなった。
先生「これで…授業を終わる……。」
先生は、そそくさ教室を出て行った。
アルバート・フローミア
年齢は、もうすぐ15歳になる。
黒い髪が特徴で、物事に縛られるのが嫌い。
いつも、寝ているくせに何故か成績はいつもトップ。
「常に余裕をもった態度」や「感情をあまり顔に表さない」のも、彼の特徴の一つである。
アルバート「やっと歴史の授業終わったわ…まだ授業あるし…だりー。」
アルバートが大きなあくびをすると、一人の女子生徒が近づいてきた。
女子生徒「アル?大丈夫なの?」
アルバート「何が?」
女子生徒「ほら、先生にあんな反抗的でさ。」
アルバートは、授業の道具をかたずけながら言った。
アルバート「テストの点数とってるから大丈夫だ。下から三番目のお前とは違うんだよ。」
女子生徒「なっ!せっかく心配してあげてるのに……」
アルバートは、ため息をついて言った。
アルバート「人の心配する前に、自分の心配しろって言ってんだ。この前のテスト、全部赤点だったんだろ?」
女子生徒「ふぇ!?な、なんのこと……?」
アルバート「………………。」
しばらくの沈黙があり、アルバートはこう言った。
アルバート「図星かよ…適当に言ったのに……ヤベェじゃねか…おい。」
女子生徒「へ!?適当だったの!?」
アルバート「本当バカ正直だな。」
アルバート「レアは。」
レア・フォーエバイト
年齢は、もうすぐ15歳になる
髪は、少し茶色のショートボブ
アルバートとは、幼馴染。
馬鹿正直な所や、人が良すぎる。
天然だが、芯はしっかりしてる。
レア「騙したなー!」
レアは、両手でアルバートをポカポカ殴る。
これが、以外と痛い。
アルバート「騙してねーよ!…いたっ!ちょ!やめろ!」
するとある男子生徒が近づいてきた。
男子生徒「なーに、いちゃいちゃしてんだよ。」
アルバート「どこがだよ!俺が一方的に暴行受けてるだけじゃねーか!」
レア「暴行じゃないー!」
レアは、アルバートのほっぺを両手でつねった。
アルバート「ははら、ほほらはお!はほふ!ひへはひへはふへほ!(だから、どこがだよ!ダモス!見てないで助けろ!)
ダモス「え?何?」
女子生徒「あはは!アルバート酷い顔ー!」
すると、レアはアルバートのホッペを離した。
レア「リイナー!アルがいじめるよーう!」
リイナ「おー、よしよし。」
アルバートは、ほっぺを抑えながら言った。
アルバート「いてて、本気でつねりやがって」
ダモス「お前は、良いよなー。女の子の幼馴染がいてよー。」
アルバート「そうだったら、お前の幼馴染が可哀想だ。」
ダモス「は?なんだと!?」
リイナ「本当。いつ何されるか分からないし。」
ダモス「リイナちゃんまで….…。」
レア「あ、でも、ほら!ダモス君の幼馴染だったら、楽しそうだよね!?」
ダモス「そうか?そうだよな?やっぱりな!」
リイナ「まったく、褒めるとすぐつけあがるんだから。」
レア「昨日、リイナが出してくれた問題やってきたよ。」
そういって、びっしり字が書いてあるノートを出した。
リイナ「どれどれ?」
リイナ「おー凄い。最初の3問あってるわよ。」
レア「え………。じゃあ、残りの47問、間違ってるってこと?」
アルバート「ぶっ!」
アルバートは、思わず吹いてしまった。
レア「わ、笑うなー!」
アルバート「悪かったって。」
リイナ「大体、(さんだいれいりょく)ぐらい漢字で書けないの?
レア「あはは、わかんない…。」
アルバート「本当、バカだな。」
レア「もう!アルはいちいち口くわえてこないで!」
アルバート「くわえるじゃなくて、はさむな。」
ダモス「ぷっ!」
レア「もうやだー!ダモスまで…。」
ダモス「ごめん!レアちゃん!今のは我慢出来なかった!」
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あの頃は、良かった。
みんながそろって笑えたあの頃は。
きっと、もう戻れない。
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