コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- Link! 【現在23話】
- 日時: 2012/09/11 20:26
- 名前: 零華 (ID: KsKZINaZ)
あらすじ
科学と魔法の発達した世界。
そんな世界のとある魔導士ギルドに所属する最強タッグ アズマとハル(男)には毎回高難易度のちょっと危険な依頼が舞い込んでくる。
そんな二人の元にやってきた、(超)危険な依頼。
二人に降りかかる幾多の依頼を彼らはどう切り抜けるのか!?
目次…
第1話 依頼 >>001-010
第二話 新たな仲間 >>011-016
>>21
第三話 ニコ・アルベルト >>022-029
第四話 転生 >>030-038
番外編 ゲームをしようよ >>19
コメ貰ったらかえします!
少し遅れるかもしれませんが。
旅行から帰ってきました。更新頑張ります!
- 番外編(笑) ( No.19 )
- 日時: 2012/08/20 12:08
- 名前: 零華 (ID: BwWmaw9W)
番外編です(笑)
下らない物なのでみなくてもいいですよ
むしろ見ないで…(笑)
この世界は、科学と魔法が発達した世界。
そんな世界に、とある魔導師ギルドの最強チームがありましたとさ。
チームのメンバーは、アズマ、ハル、レナの三人です。今日は仲良く寮で遊んでいました。
At dormitory 寮にて
事の始まりはこの言葉からだった
「アズマ!おもしろそうなゲーム買ってきたよ!」
ハルが買い物から帰ってきた。その両手にはwiiとソフトが握られている。
「おめぇはまた余計なもん買ってきて……」アズマが呆れる。ハルは早速ゲームをセットした。
「どうせなら三人でやろうよ」
この言葉にアズマとレナがOKを出し、ハルが二人にリモコンを渡した。
「よしっ。スタート!」
NEW supercell Mario brothers wii!
タイトル画面が表示される。
三人でキャラクターを設定して、
「…………え?」
目の前が真っ暗になった。
1-1
頭の中に文字が浮かんでくる。念話か!?
目の前が明るくなった。そこは妙にファンシーな世界で、煉瓦のブロックや?の描かれた黄色いブロックなどが浮いている…………
前から茶色いキノコの様な生き物がこっちに歩いてきた。
アズマがキノコにぶつかった。
「oh…no…」
アズマが消えた。
「アズマーーーっ!!!!」
ハルが叫ぶ。
「アズマさんって英語喋れましたっけ?」
「そんなことは今どうでも良いっ!」
ハルが叫んでいると、前からシャボン玉が飛んできた。中にはアズマが!
「アズマさん!」「アズマっ!」
レナがシャボンに触れる。シャボンが割れ中からアズマがでてきた。
「恐ろしいキノコだった…」
アズマに聞くと、キノコにぶつかった瞬間に、抗いがたい力に動かされ、自分でも分からない英語を口走り、ジャンプした後意識が消えたという。
「体当たりだけで人を洗脳し、自殺させるなんて…なんて恐ろしいモンスターなんだ…」だが…
「俺たちには魔法がある!行くぞ!」
三人で走り出す。今度は行く手に亀が現れた。しかも二足歩行している。
「亀なんかに負けるかっっ!」
ハルが魔法で火を放つ。その火は前にいたアズマに当たった。
「oh…no…」
「アズマーーっ!」
アズマが消えた。そして亀がこちらに歩いてくる。
「行きます!」
レナが亀に向かってジャンプした。亀の後頭部を踏みつける。
「やった!」
ポコッという効果音と共に、亀が甲羅になった。
甲羅はそのまま滑っていく。甲羅は土管で跳ね返り、二人の方に向かってきた。
「まさか……」
二人は甲羅とぶつかった。
「oh…no…」
「oh…no…」
Game over
- Re: Link! コメ返します! ( No.20 )
- 日時: 2012/08/20 12:52
- 名前: ことね (ID: BWMGeVTj)
この文章をコピーして5ヶ所に貼り付けると・・・
*引換券 133枚
*アメG 14500G
*アメ 4000アメ
*カジノ$ 1000000$
増えていた!!
コレまぢです。
やらないと絶対損。
やってみて下さい!!m(_ _ )m
- Re: Link! コメ返します! ( No.21 )
- 日時: 2012/08/20 15:48
- 名前: 零華 (ID: BwWmaw9W)
「今日はどんな依頼に行くか?」
キリは取りあえずマスターに連行され、無かった事になっている。
ダリアはレナとすれ違ったとき、ポンと頭に手を乗せ一言、
「ごめんね」
と言ってそそくさ何処かに行ってしまった。多分それは照れ隠しだろう。
レナも、「全部言ってすっきりしました」と返していたのが少し聞こえた。
「どんな依頼を請けようかー」
三人でクエスト掲示板の前に立ち尽くす。
「ん…」
アズマが何かに気づいた。
「これは……」
『この人について調査して下さい!』
依頼内容 尾行、調査 ランク C 危険度、F
そして貼ってある見覚えのある顔写真。
「ニコか」
「そうだな」
ニコ・アルベルト。魔の天才とでも言っておこうか。先日のAIの時にも世話になった。悪い方の意味で。
「ニコって誰ですか?」
レナが聞いてくる。
「ああ、ウザい爺さんだ」
アズマがそう言ってハルに説明を丸投げした。
ハルが状況をかいつまんで説明するとレナは納得したようだ。
「じゃあそのニコって人を捕まえましょう!!」
……納得していなかった。ハルがまた説明し始めたが、今度はかなり砕いて説明になっている。
やっと理解出来たようだ。
「逮捕出来ないんですね」
「そうだ。だから通報もしない」
レナがほうほうの程で頷く。
「よし、それじゃあ依頼主の家へ行くか」
三人でギルドの外に出ようとしたとき、
「アズマー!」
止まったアズマに駆け寄ってきたのはクランクだった。手に野球ボール程の金属の塊を持っている。
「例のAIパーツで作ってもらった。予定より早く出来たんだ」
金属の塊を差し出される。
受け取ると、塊から羽の様な部分が出てきた。良く見ると目と口の様な部分もある。
「鳥だな」
「鳥型のAIだ。この一台に色んな機能が付いています」
更に今回はこのアタッチメントをお付けしてこの御値段!29800円です!とか言うのかな?ジャバネットたかたかよオイ。
「このAIはブレスレットを着けている人と念話が出来る。更にAIが見ている物を念話で観れる。録画も可能だ」
「凄いじゃん」
ハルが言う。
「まだ沢山機能があるらしいけどそれは使ってみないとと分からない」
そう言って立ち去るクランクに礼を言い、ギルドの外に出た。今は九月だが、まだ残暑が厳しい、茹だるような暑さだ。
三人は話ながら自然と木陰に移動した。
「丁度良い時にもらったな」
タイミングの良さに驚く。
「まずは試してみましょう」
レナの提案で、使ってみることになった。
アズマが手のひらを開く。AIは羽を羽ばたかせ、独りでに飛んだ。
「おおっ」
AIが見ている光景が脳に流れ込んでくる。
風にそよぐ木の葉やギルドに……レナの顔。あわてて念話を切る。
目の前に広がっていたのはさっきと同じ光景だった。
「ホントに凄い」
AIの見た光景が鮮明に見えた。
「これ使えば尾行なんて楽勝じゃん。早く依頼人の家に行こーぜ」
「はい」
三人で依頼人の家へワープした。
- Re: Link! コメ返します! ( No.22 )
- 日時: 2012/08/21 13:09
- 名前: 零華 (ID: BwWmaw9W)
依頼人の家はかなり小さな一軒家だった。
チャイムを鳴らすと、痩せ細った青年が出て来た。病気か、と疑うほどに顔は青白く、骨だけで出来ているような体つきをしている。
青年は三人に尋ねた。
「ギルドの人ですか?」
アズマが小さく頷く。
「こちらへどうぞ」
青年の後に続き中へ入った。
三人はリビングに案内され、テーブルの前に腰かけた。そこでお茶を出される。
「毒でも入ってそうだな」
ハルが、依頼人に失礼。と言ってアズマをたしなめ、カップを覗く。——なるほど、毒が入ってそうとゆうのもあながち冗談では無い。カップの中は紫と黒の混ざったどす黒い色で、毒が入ってそうと疑っても仕方ないだろう。
「毒とか入ってませんよね」
ハルが失礼だと思いながら改めて口に出す。「ハルさん美味しいですよ」
レナの発言にアズマが目を剥く。
「毒入ってないかかって話し今してたのに飲むかぁ!?」
「飲みますよー。美味しそうだったから……」
レナってちょっとずれてる?その一言はなんとか言わずに留めた。本人は気づいていない。それは良いことなのか悪い事なのか。
「すいませんねー。アイツバカですから生真面目に突っ込んじゃうんですよ」
ハルが笑いながら謝る。
「解った様な口を聞くなぁ!」
「ほらほらそうやって突っ込むからだよ……」
ニヤニヤしながら言うハルを、アズマが睨む。
覚えてろよ…、その呟きは聞き流され、ハルは青年の方を向いた。
「毒は入っていませんよ」
嫌、今ここで毒が入ってるって言われても困るな。この青年もなかなかバ……この先を言うのはよそう。
「依頼内容を正確に教えて」
ハルの声を聞き、青年が語り始めた。
青年の話は、父の敵を取って下さい
から始まった。
「僕の父は、国際魔法警察に所属していました」
国際魔法警察、全国の危険な魔導師達を取り締まる警察部隊のプロ。
この職業の死亡率が高い事が年々問題視されている。
なにしろ黒魔導師や、黒魔術と闘うため、危険が多い。
それでも精鋭部隊の国際魔法警察は様々な危険な人物を捕らえてきた。
「父はある人物を調べていました。戦争用AIを開発し、戦争をしている国に売り捌いているという黒い噂のある人物です」
「それがニコだな」
「そうです。父はギルドの人間を装って、ニコの依頼を請けました。そして、二度と帰ってくる事はありませんでした」
……アズマは気づいた。自分がその父親を知っている、いや、見たことがあるという事実に。
ニコの屋敷の地下牢には警察手帳があった。
奴はあのAIでこの青年の父親を返り討ちにしたのか……
アズマが一人で考えている間に、青年は話を進めていた。
「父はニコについてもう一つ情報を掴んでいました。ニコがボスではない」
「なんだって!?今なんて言った!?」
「ニコはボスじゃない。ニコを操る黒幕がいる」
クランクが知らない情報をこの青年が知っていた事に驚く。
「名前もまだ解っていないが、黒幕が居ることだけは確か。だから、ニコを尾行してその黒幕を暴いて欲しいんです」
「わかった」
アズマの即答に青年は驚いたようだ。
だが嬉しそうに笑った。
「お願いします!」
- Re: Link! コメ返します! ( No.23 )
- 日時: 2012/08/22 09:32
- 名前: 零華 (ID: BwWmaw9W)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=6600
「じゃあ俺たちはニコの屋敷に行ってくる」
そう青年に伝えて、三人で家の外に出た。
外はまだ日が高く昇っている。まだ午前中だろうと検討をつけ、ニコの屋敷前へワープした。
屋敷前に着いた。急いで辺りを見回し、隠れられる様な場所を探す。やがて、丁度よい樹を見つけ、陰に隠れた。
「なぁ、ニコは居ると思うか?」
「今から見ればいいでしょーが」
ハルの発言も最もだ。AIを飛ばし、家の付近を偵察するように命令する。
頭のなかに、ニコの屋敷が写り始めた。
『窓を探せ、窓を』
しばらくすると、大きめの窓が写される。
その中にニコはいるか、焦るアズマをよそにAIはゆっくりとしか進まない。
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