コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ESPガールアドベンチャー【祝☆参照200越え!嬉しいです】
- 日時: 2013/08/22 11:00
- 名前: 岡井香 (ID: c7NU3l3g)
初めに。
初めまして、岡井香(おかいかおる)です。
中1です。
アニメにどっぷりはまってます。
お世辞にも良いと言われる小説は書けませんが、精いっぱい頑張りますのでどうかよろしくお願いします。
Ⅰ旅の始まりは
>>1 >>2 >>4 >>5 >>10 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15 >>16
Ⅱ街の中で
>>18 >>19 >>20 >>21
Ⅲ旅の途中で
>>22 >>23 >>27 >>28 >>30
Ⅳある街にて
>>31 >>32 >>33 >>34 >>38
〈雑談編〉
>>35
- Re: ESPガールアドベンチャー【祝☆参照100越え!嬉しいです】 ( No.31 )
- 日時: 2013/07/26 01:57
- 名前: 岡井香 (ID: c7NU3l3g)
Ⅳある町にて
1
リボンを掴んだまま、私は女性を見た。
まだ二十歳くらい、か?
「どうした?」
ルナが怪訝に思ったのか、近寄ってきた。そして、動きが止まる。
「ルナ?」
私が尋ねるとルナは、低く呟いた。
「…何しにきたんだ…?」
彼女は少し微笑んだ。それは、『大人』の微笑みだった。
「久しぶり、ルナ」
「こっちは二度と会いたくなかったがな、ミラ。」
ミラと呼ばれた女性はくすくすと笑う。
「ひどいなー。」
一見他愛ない会話に見えるが、肌に痛いほどビンビンに空気が張りつめている。
てゆうか、ルナのまわりだけ異様に空気が張りつめている。
「ル…ルナ?」
とりあえず呼びかける。
「なんだ?」
答えてはくれたが、鋭い目は相変わらずミラに向けられている。
「あの人、誰?」
「ミラだ。私たちにとって敵であり、裏切り者だ。」
ミラの緑色の瞳がキラリと光った。
「あーあ。昔はもっと可愛かったのに…人は変わるのねー。」
後半の言葉には、妙に実感がこもっているようだ。
「うるさい。お前に気に入られてたまるか。」
相変わらず空気は張り詰めている。
私は状況が理解できず、頭の上に「?」を浮かべていた。
「…えっと…ミラ…さんはルナの知り合いかな…緑の目をしているから…ハマンズ家の人?あれっ?でも何で敵?同じ超能力者じゃないの?……訳わかんない…」
突然ルナが私の腕をつかみ、引っ張る。どうやら、ここにはもう居たくないようだ。
「うおっ!」
思考の旅に出ていた私は、バランスを崩し掛けるがルナは、半ば私を引きずるように丘を下りだす。
「ちょっと待ってって!後ろ向き!後ろ向きでは下れない!」
「うるさい、黙れ、阿呆。」
「はあ?何なのル……!」
私はルナの顔をのぞき込むと、何も言えなくなった。
あの鉄仮面で無愛想で口が悪くて態度がでかくて…そんなルナが、ひどく傷ついた…まるで、何か大切なものをなくしてしまった子供のような顔をしていた。
- ESPガ ールアドベンチャー ( No.32 )
- 日時: 2013/07/20 17:18
- 名前: 岡井香 (ID: c7NU3l3g)
ちらりと顔を上げてみた。
そしてため息を押し殺して、本に目を落とす。一体何回同じ動作を繰り返しただろうか。かれこれ、小一時間はこんな状況。そろそろうっとうしい。だが、言えない。言ったら絶対殺される。うん、絶対。
それくらいルナは、宿場の部屋で不機嫌に黙りこくっていた。
それに…あんな顔見ちゃ…気になってしょうがない。
あ、ここは普通心配するところか。
「おい。」
「は、はい!?」
「…少し出掛けてくる。」
「あ、はいぃ…いってらっしゃいぃぃ…」
緊張で声が裏がえった。
ばれてない!?緊張してんのばれてない!?
ルナに手をひらひら振っていると、ガツンッと、盛大に音を鳴らして半開きのドアに激突した。
私があんぐりと口を開けていると、何事もなかったようにルナは出て行った。
「…ありゃ、重傷だ…」
何となく目を向けた窓からは、少し曇り空の夕焼けが見えた。
- ESPガールアドベンチャー ( No.33 )
- 日時: 2013/07/20 17:26
- 名前: 岡井香 (ID: c7NU3l3g)
目を瞑ればいつも、平和だったあのときを思い出す。
ーーーー「ミラ、ミラ!みてみて!」
振り向くと、とてとてと四、五歳の従姉妹が走ってくる。
ころぶんではないかと、はらはらしながら私は見守った。
「何?ルナ。騒がしいわ。転ぶわよ。」
「あのね、わたし、みずを集めるのね、速くなったよ!」
褒めて、褒めてと目が訴えている。
苦笑しながら私は、大切な従姉妹の頭に手を置きながらしゃがんだ。
「すごいわ、ルナ。さすが、私の自慢の従姉妹ね。」
あの子は、一片の曇りのない瞳をめいっぱい開いてキラキラさせた。
満足したような顔をして、今度はどこからか飛んできたアゲハチョウを追いかけ始めた。私は草の上に座り、あの子が怪我をしないように見守る。
あの子が歓声を上げながら、飛び回っている。その背景は、あのこの瞳と同じくらい輝いている空があった。
目を閉じれば、花の香りが混じった風が感じられる。「あミラ!」目を開くと視
界いっぱいに、あのこの顔があった。
驚いて目を見開いている私に、あの子は後ろに隠していた両手を私に差し出す。
「なぁに?これ。」
「あのね、」
照れたように差し出された小さな両手には、美しい野の花がちょこんと乗っていた。
「花……?」
「うん!あのね、あげる!」
ずっとこのままでいて。
そんな願いも虚しく、確実に平和な日は壊れていった。
- ESPガールアドベンチャー ( No.34 )
- 日時: 2013/07/26 02:01
- 名前: 岡井香 (ID: c7NU3l3g)
2
「……だあ!もう!そろそろうっとしいわよ、ルナ!」
「……ああ?」
ルナが帰ってきて約30分。
とうとう私は耐えきれなくなって、怒鳴った。
「ああ?じゃない!鬱陶しいのよ、いつまでもいつまでもぐだぐたぐだぐだ!!」
「うるさい黙れ馬鹿阿呆」
「だーから!それがうざいって言って
などと不毛な会話をしていた。
いつも偉そうな口を利くルナの背景が暗いと調子が狂うと言うか、なんか鬱陶しい。
私はバンッ、と机を叩き上目遣いにじろりとルナを睨む。
「な、なんだ、うるさいな。」
珍しく私の迫力に負けたルナが少したじろいだ感じで文句を言う。その口調にもいつもの偉そうな感じはなかった。
「……あの人と何があったか知らないし、知る気もないけど、ずっとうじうじ鬱陶しいのよ!いつものルナらしくない!」
ルナは毒気を抜かれた顔で私をただポカンとして見ている。その表情がいつもは見られない表情だったので少し新鮮な気持ちがする。
「いい?いつものルナはどんな感じだった?偉そうに人を馬鹿扱いする鉄仮面でしょうが!」
「……私はそこまでひどいか?」
ややさっきよりも沈んだ面持ちに見えるのは気のせいだろう。うん、絶対そうだ。
「だいたい、こっちの身にもなってみろってのよ。理由が一切わからないのに振り回されて。」
「それについては悪かった。」
「やけに素直だね。気色悪っ!」
「きしょっ……!」
ルナはさっきよりも深く沈み込み、お前の中て私っていったい、とかなんとか呟いた。
「はあ……悪かった。理由もろくに話さず振り回して。」
私はシングルのベッドにどかっと座り込み足と腕を組む。
「反省したのち、その鬱陶しいキャラをやめるのなら許してやる。」
「…お前、人が下出に出たら…」
「なんか文句ある?」
「……いっそ、清々しいな。苦情言う気もなくす。」
ルナも向かいのベッドに座り足の間に手を組む。
「……あれは…ミラは私の従姉妹だ。」
「ふぅーん。ルナと血が繋がってるにしてはミラさんの方が優しそうね。なぜ似なかったのかしら。」
と、私は皮肉る。
しかしルナは、私の予想に反して噛みつくような勢いで反発してきた。
「あんなのに似るだと?ふん。死んでも嫌だね。」
「はあ?なんなのよ。何でルナはミラさんをあんなに毛嫌いしてるのよ。」
「言っただろ?あいつは敵だ。」
「その意味がわからん。」
「だからお前は……」
盛大にため息をつく。さっきの仕返しだな。
「そのまんまの意味だ。あいつは私たちが今追っている…むしろ追っているのは私の方だけなのだが、まあそれは今どうでもいいな。」
ふう、とルナがため息をつく。ただのひと休みのような感じだった。
ただルナがひと休みした理由がすぐにわかった。
「あいつは私たちの敵の仲間だ。」
- ESPガールアドベンチャー〈雑談編〉 ( No.35 )
- 日時: 2013/07/26 15:09
- 名前: 岡井香 (ID: c7NU3l3g)
岡井 「と言う訳で、雑談したいと思います!」
マリア「どうゆう訳で?」
ルナ 「あれだろう。参照がたまたま200超えたからだろう?」
マリア「うわぁ、なんかうざいね。」
岡井 「たまたまは否定しないけど、泣くぞ?」
マリア「雑談って何話せばいいのよ。」
岡井 「あ、華麗にスルーしやがった。」
ルナ 「うるさいぞ、駄作者。黙れ。」
岡井 「…はい、申し訳ございません。」
マリア「思うけど、この作品男子全く出てないよね。」
ルナ 「ほんとだな。どうゆう事だ、駄作者。」
岡井 「あ、ほんとだ…」
ルナ 「本人も今気付いたのか。流石、夏休みに入ってもう1週間以上たつのに宿題が一個 も終わってない奴だ。」
岡井 「それとこれとは関係ないでしょ。」
マリア「世の乙女達はときめきたいもんだと思うけど。」
ルナ 「駄作者が乙女に分類される訳ないだろう。世の中の乙女に申し訳ないぞ。」
マリア「確かにね。恋愛物、何も持ってないしね。」
岡井 「お前ら何で私の持ち物チェックしてんのよ。」
ルナ 「こいつにときめきを期待する方が駄目なんだな。」
マリア「そうだね。うん、諦めようか。」
岡井 「お前ら普段は仲悪いくせにこうゆう時だけ団結しやがって…」
マリア「この作品に男子が出たら文句言っていいよ。」
ルナ 「出来るのか?」
岡井 「マジ黙れ。」
マリア「とりあえず、皆様に土下座して男子を出すことを宣言するでいいかな?この判決 は。」
ルナ 「異議なし。」
岡井 「もうどうでもいいよ…」
岡井 「男子出せるかわかんないけど努力します!ごめんなさい!!(スライディング土下
座」
ルナ 「よし、解散するか。」
マリア「そうだね。じゃあね。」
岡井 「HPもう残り1だよ…」
マリア「あ、そうだ。最後に一つ。駄作者。」
岡井 「はい?」
マリア「もっと更新しろよ。」
(^ω^)岡井香のHPが0になった。
(^ω^)岡井香は瀕死の状態になった。
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