コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

野球に恋した少女 【参照300突破!感謝です☆】
日時: 2013/10/05 19:08
名前: 凛璃 (ID: 4pC6k30f)

    

   『ここで選手の交代をお知らせします。七番、・・・に代わりまして、代打──』

    「厳姫宮ぁ!?」「誰だよそれ!!」「ノーアウト満塁の逆転サヨナラのチャンスなんだぞ!」

場内がざわめいた。無理も無い。ベンチから出てきたのは、聞いたこともない、そして────

     
       「じょ・・・、女子!?」


     九回ウラ、逆転サヨナラのチャンスでブーイングに包まれながら打席に立ったその少女の打球は──────





    『───伸びて、伸びて、入るか!?    ────・・・入ったああぁ!!サヨナラ満塁ホームランです!!!!』



   

    ───────これが、後に数々の伝説を作っていく、プロ野球史上初の女子プレイヤー、





    厳姫宮彩花─────いつくひめのみや あやか───────の、

    



       伝説の幕開けだった。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8



Re: 野球に恋した少女 【追っても無駄だと思っていたのに。】 ( No.7 )
日時: 2013/05/14 19:30
名前: 凛璃 (ID: 8JrAMFre)

 *作者から*

 あるのんさん、コメントありがとうございます!

 日ハムファンですか(^^*)
 去年は優勝、おめでとうございます!(笑)

 日本シリーズ、日ハム応援してました(泣)

 私はと言うと・・・

 いずれ物語中でばれていく気がします(笑)

 優勝から遠いチームなもので・・・(泣)

 
 ともあれ、これからもどうぞよろしくおねがいします☆

Re: 野球に恋した少女 【追っても無駄だと思っていたのに。】 ( No.8 )
日時: 2013/05/16 15:26
名前: 凛璃 (ID: CjSVzq4t)

 *作者から*

 更新遅れててすみません(;´д⊂)

 現在試験中でして。。。
 もうすぐ終わるので、それまでお待ち願います( ・_・;)

 続きの文章自体は書けてるので(^_^)ノ

 ここから本格的にストーリーが進む予定です☆
 
 よろしければ感想&好きな選手を教えて下さい☆

 今後のストーリー展開で組み込んでいくかもしれませんので。。。
 
 それではまた!

Re: 野球に恋した少女 【追っても無駄だと思っていたのに。】 ( No.9 )
日時: 2013/05/16 19:33
名前: 凛璃 (ID: CjSVzq4t)

 *作者から*

 すみません、追記です。
 好きな選手 に加えて、その選手が好きな理由(その選手にまつわる好きなエピソード)

 をお願いします!ちょこっとでもOKです。

Re: 野球に恋した少女 【追っても無駄だと思っていたのに。】 ( No.10 )
日時: 2013/07/19 21:03
名前: 凛璃 (ID: 7I10YEue)

 カァン、という快音の連続。

 「ラスト一球!」
 「はい!」
 カァンッ、という音とともに、打球はのびていき─────────

 「───いったいあいつはさっきから何本スタンドインさせてんだ」
 「二十球中、十三本ってとこでしょうかね」

 バケモノか。三好は苦笑混じりにつぶやいた。
 しかし、
 「あいつ握力はいくらだったんだ」
 先ほどから隣にいるスカウトの木下に尋ねた。
 「それが、78キロで・・・。他の数値も、他の選手とそんなに変わりません」
 「・・・どうなってんだ!」
 三好は声を大きくした。
 
 見るからに細い体。あれのどこからそんな力が。
 ただ、と木下は続けた。
 「二回目の測定値はそんなとんでもないものではないんです。瞬発的に力が出るみたいで。本人もそれは自覚しています」
 木下も三好と多分同じことを考えていた。
 あくまで長続きはしないわけか。

 「プロで通用すると思うか」
 三好は再び木下に尋ねた。
 「ワンポイントピッチャーや代打要員としてなら問題ないと思いますが・・・」
 「そうじゃない」
 三好はキッパリと言った。

 彩花の瞬発力と動体視力は、プロ野球界を見渡してもずばぬけている。
 そしてそれを即座にパワーにかえられる能力は、天才としか言いようが無かった。そうでなければ、


 ─────素人があんな球投げられるものか。打撃だって。

 しかし、筋力の差はそうはいかない。
 男女の筋力の差は女子が九割とも言われており、それだけにその差を埋めるのは難しい。

 いくら才能があろうと、筋力がなければプロ野球界で生き残るのは困難だ。
 少なくともワンシーズンはもたない。

 野球はワンシーズンを通して結果を残すことに意味がある。

 三好は、選手たちと戸惑いながら会話をしている彩花をながめた。

 厳姫宮。お前はどこまで食らいつける。

 厳しいトレーニングが待っていることは間違いない。男の世界で自分の無力さを痛感することも。世間の反応だってどうなるかわからない。

 才能は十分にある。────覚悟はどうか。

 「木下」

 はい、という返事とともに、木下は彩花の所へ駆けていった。
 

Re: 野球に恋した少女 【追っても無駄だと思っていたのに。】 ( No.11 )
日時: 2013/05/19 17:00
名前: 凛璃 (ID: 1HkQUPe4)

 *作者から*

 遅れててすみません(泣)

 もうすぐ更新できると思います!

 ごめんなさいm(_ _)m


Page:1 2 3 4 5 6 7 8



この掲示板は過去ログ化されています。