コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔な天使と天使な悪魔
- 日時: 2014/03/21 20:47
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
初です。
半分以上友達の命令により書き始めました。
バリバリ初心者の自己満足小説になると思いますので、
それでもokの方は、見てやってください。
メッセージなど頂けると泣いて喜びます。
明るく、楽しく書きたいと思います。
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.21 )
- 日時: 2014/04/05 08:12
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
コメントありがとうございます(((o(*゜▽゜*)o)))
更新遅くてすいません(´・ω・`;)
応援していただけて嬉しいです ヤッタ━━━( p゜∀゜)q━━━━!!
更新頑張りますo(>ω<*)o
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.22 )
- 日時: 2014/04/05 19:37
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
ー 8話 仮面王子と眠り姫 ー
お父様も相変わらず忙しいようで、私はただ一人、人間界を彷徨っていた。
アランが帰って来ることを信じて。
「アラン…」
「なぁに?シエル」
思わぬ返答に、ビクリと肩を震わせながら振り向く。
その視線の先にはアランがいた。
「アラン!」
私はアランに飛びつく。
やっと会えた。
約束、守ってくれた。
「遅くなってごめん。ただいま」
私を強く抱きしめて、そう言った。
「おかえり、アラン…」
やっぱりアランが好き。
アランがいないとダメだ。
「会いたかったよ、シエル…」
「ア、アラン…!?」
アランの顔が近づき、動揺している間にアランの顔はもう目の前だった。
その綺麗な瞳に見据えられ、抵抗することも押し退けることも出来なかった。
そもそも、そんな理由なんてどこにもない。
突如、唇に触れる柔らかい感触。
心臓が爆発しそうなほど高鳴っていて、アランの服をギュッと握る。
それと同時に違和感を覚えた。
まぶたが重い。
異様なほどの眠気に襲われた。
唇が離れたときにはもう、アランの腕の中に倒れていた。
「…ア…ラン…?」
朦朧とした意識の中で見たのは、アランの冷たい微笑みだった。
「使命完了…」
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.23 )
- 日時: 2014/04/06 13:26
- 名前: 癒衣華 (ID: JryR3G2V)
こんばんわぁ!ーーーーえっっ!!!アランもしかして悪ですか?!やばすぎる〜。
でも、前の話に悪っぽいところがあったから、そうかなっておもってたけど。
そうなると、やっぱりやばいですね!更新頑張ってください。
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.24 )
- 日時: 2014/04/07 07:31
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
励みになります(*´∀`)
これからかなりの急展開になる予定です(*-∀-*)ゞエヘヘ
もうしばしお付き合いお願いしますm(_ _)m
更新頑張りますo(>ω<*)o
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.25 )
- 日時: 2014/04/12 10:19
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
— 9話 裏切り者と真の目的 —
目が覚めると手足を壁に繋がれ、身動きのとれない状態のまま、見覚えのない場所にいた。
私、どうしたんだっけ。
アランが帰って来て、アランにキス…されて…
そうだ。
眠っちゃったんだ。
「おはよう、シエル」
この声は…
「アラン…」
その声は優しい声なんかじゃなかった。
私を見つめる、その瞳も。
背筋が凍るような冷たい、静寂な視線。
「ここ…どこ…」
「天界。お前が一番来たかった場所だろ?」
なんで私が天界に…
そもそも、彼は本当にアランなの?
こんなに冷たいアラン、見たことない。
「あんた…誰…?」
私の質問に彼は馬鹿げたように笑う。
「誰って、お前の大切な人だよ。忘れたのか?」
話し方が変わってる。
「これが本当の俺だよ。今までお前の前では、もう一人の俺を作っていただけ。お前を天界に連れてくるためにな」
アランがずっと私を騙してた…?
信じたくない真実に頭が混乱する。
「天使の使命は人間界を守ること。悪魔にはそれと反対の使命がある。簡単に言うと、天使にとって悪魔は邪魔な存在でしかない。ここまで言えばわかるよな…?」
天使が人間を守る存在だってことは知ってる。
それと反対の使命を持つ悪魔が邪魔なことだってわかる。
だからって…
「俺に与えられた使命は、人間界を守ることなんかじゃない。悪魔を滅ぼすことだ」
嫌…
信じたくない。
アランが私達悪魔を消そうとしてるなんて…
「ついでに教えてやる。お前が人間界に送り込まれたのは天使が魔界に侵入しているからだ」
「何する気よ…」
お願い。
アランの口から、そんな言葉は聞きたくない。
嘘って言ってよ…
「ここまで言ってもわからないのか?」
アランは私の髪を引っ張り、耳元で囁いた。
「…魔界を滅ぼすために決まってんだろ…」
アランの低い声とその言葉は、まさに悪魔そのものだった。
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