コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔な天使と天使な悪魔
- 日時: 2014/03/21 20:47
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
初です。
半分以上友達の命令により書き始めました。
バリバリ初心者の自己満足小説になると思いますので、
それでもokの方は、見てやってください。
メッセージなど頂けると泣いて喜びます。
明るく、楽しく書きたいと思います。
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.11 )
- 日時: 2014/03/15 14:31
- 名前: 野良猫 (ID: yl9aoDza)
こんにちは!詩由
詩由?俺の事呼び捨てで、タメで話してくれない?(*∀*)
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.12 )
- 日時: 2014/03/15 14:43
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
ハロハロ、野良猫(((o(*゜▽゜*)o)))
コメントありがとー(人●´ω`●)
りょーかいΣ(●>д<●)ゞ
タメで頑張る!Σd(≧∀≦*)
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.13 )
- 日時: 2014/03/18 17:49
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
ー 4話 芽生える気持ち ー
人間界に来てから、約三ヶ月が経った。
どうやらアランは人間を殺してしまったことで、天界を追放され、人間界を彷徨っているらしい。
追放と言っても3年間の追放で、もうすぐ帰れるらしい。
話を聞く限り、人間を殺したのはアランではなさそう。
人間同士の事故。
そこにアランがいただけの話だ。
それなのに…
「シエルちゃんは人間界に来るの初めて?」
ボーッとする私にアランが問いかける。
「始めてよ。でもやっぱり息苦しいわ」
「僕は好きだよ。人間って見てて面白い」
アランは悪戯に笑った。
アランの笑顔、好きだな。
安心する。
「でも、アランと出逢えたから悪くはないわ」
ニコッと笑ってみせた。
「シエルちゃん、そんな風に笑えるんだね」
魔界でいる間はほとんど笑うことなんてなかった。
ずっと独りだったから。
だから、アランといる時間が楽しい。
誰かと話すのがこんなにも楽しいんだって。
そう感じる。
「笑ってた方が絶対可愛いよ」
なんだろう。
ドキドキして、身体中が火照ったみたいに熱くなる。
「ば…ばかっ…!」
「本当なのになぁ」
ダメだ。
わかってるのに。
相手は天使。
私とは別世界の存在。
だけど…
抑えられないよ。
アランが好き。
大好き。
いつか伝えたいな、私の気持ち。
伝わればいいな、この想い。
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.14 )
- 日時: 2014/03/18 18:36
- 名前: にっく (ID: 2CRfeSIt)
し、シエルちゃん……
ギザかわゆす(´・ω・`)人間界に疲れたらいつでも私の胸に飛び込んでおいで(真顔
更新ファイッ
- Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.15 )
- 日時: 2014/03/23 16:11
- 名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)
ー 5話 世界と自分 ー
「…えと…シエルちゃん…?」
「ねえ、アラン!教えて!」
テンションの上がる私に、アランは少し戸惑っている様子。
「天界ってどんな場所なの?天使って何をするの?」
小さい頃から天界について知りたいと思っていた。
でも、知れるはずがなかった。
自分は悪魔だし、天界を知りたい私に対する周りの視線が冷たかった。
お父様にも、天界のことなんか考えるな、天使は私達にとって邪魔な存在だって叱られて、天界のことなんか何もわからなかった。
本当はそれが当たり前なんだと思う。
でも、どうして知ることすら許してくれないのかってずっと思っていた。
行きたいって言っているわけじゃない。
天使になりたいって言っているわけじゃないのに。
知りたいと思っているだけで、周りと仲良くなんて出来なかった。
悪魔が天使のことを知っちゃいけないんだ。
私には一生わかるはずのない世界なんだって思い知らされて、悔しくて仕方なかった。
だから、こうして天使に会えて、話してが出来て、こんな機会絶対もうない。
「私に天界のこと、教えて!」
私だっていつまでも縛られたくない。
いろんな世界を知りたい。
「天界はね、すっごく楽しいところだよ。と言っても、もう3年間も帰ってないからあんまり覚えてないけどね…」
アランは少し悲しそうに微笑んだ。
自分の故郷に3年間も帰れてないんだ。
寂しいだろうな…
「とにかく楽しいよ。それだけは覚えてる」
アランはいつもの笑顔に戻り、そう言った。
「あと、天使の役目は人間を守ること。僕がここにいるのもそうだけど、人間を守るべき存在の天使が、人間を殺した場合には天界を追放される。酷い場合は永久追放になる」
「そんな…」
「だから、幸せとは言えないかも…」
天使も大変なんだ。
ずっと、楽しく幸せに暮らしていると思っていたのに。
「今度は魔界のことを教えて」
その日はお互いに、自分の苦労と苦しさ、楽しさを存分に分かち合った。
もうすぐ、アランとお別れになる。
大丈夫。
一人でも、大丈夫だから。
今一緒にいるこの時間を、大切にしなくちゃ。
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