コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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悪魔な天使と天使な悪魔
日時: 2014/03/21 20:47
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)

初です。

半分以上友達の命令により書き始めました。

バリバリ初心者の自己満足小説になると思いますので、

それでもokの方は、見てやってください。

メッセージなど頂けると泣いて喜びます。

明るく、楽しく書きたいと思います。

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Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.1 )
日時: 2014/03/10 21:27
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)


〜 プロローグ 〜

こんな姿で生まれたから、

こんな場所で生まれたから、

こんな使命を与えられたから、

出会ってしまったんだ。

こんな姿で、こんな場所で、こんな使命を与えられなかったら、もっと平和だったのに。

こんなに苦しくなるはずなんかなかったのに。

ダメだってわかってる。

叶わないってわかってるよ。

だけど、仕方ないじゃない。

こんな使命を与えた、アンタが悪いんだから。


Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.2 )
日時: 2014/03/10 21:31
名前: にっく (ID: kcj49vWg)

わー!!
始めたのね、始めたのねー!
上手い、なんか上手いよw
命令した覚えはないが更新ファイトじゃー

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.3 )
日時: 2014/03/10 21:36
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)


にっくさん、コメント感謝でーす!

貴様が言い始めたんだろ(゜∇^d) グッ!!

ゆっくり更新だけど、見てってねー(((o(*゜▽゜*)o)))

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.4 )
日時: 2014/03/12 21:29
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)  


ー 1話 親子 ー

「さあ、行ってこい!」

突然の言葉に私、シエルは驚きと不満を募らせる。

「私は行くなんて言ってない!そもそも何で私が人間界なんかに行かなきゃならないのよ」

そこらまで買い物に行くならいい。

広い海を渡るならまだいい。

だが、私が行かされるのは別世界。

ここ、魔界を出て人間界へ行かなければならない。

「人間を滅ぼすためだ。いずれ私の土地になる人間界がどのような土地なのか、下見してきてくれ」

その父親の無責任なこと。

与えられた使命に私は大きくため息をついた。

私の父親、フィトスはこの魔界の大魔王。

そして私は、その魔界の娘。

人間界でいうお嬢様だけど、全然違う。

「そんなの自分で行ってくればいいじゃない。というか、下見なんか必要あるわけ?」

「そりゃあ、必要だ。私のものとなる土地が荒れていては困るからな」

何なの、この無駄な几帳面。

普段は何もかも雑なくせして。

何でこんなのが父親なのよ。

「あ、この使命果たせなかったら外出禁止だぞ」

挙げ句の果てに、私の一番嫌がることを利用して。

外出禁止になんてなったら私、きっとつまらなすぎて倒れてる。

家柄のこともあって、家でいるのはただでさえ嫌いなのに。

「…仕方ないわね。行けばいいんでしょ」

まだ家にいるよりはマシだ。

外出禁止にもなりたくないし。

「行く気になったか!あ、ちなみに人間界からは私が魔界への道を開かないと帰れない。その道は一年経たないと開ける気ないから☆」

親指を立てながら笑顔で言う。

あり得ない。

自分の娘を行ったこともない別世界へ送り、一年間も放置する気だ。

虐待で訴えられるんじゃないかな…

でも、残念なことに魔界に法律など存在しない。

悪魔はいいことなんてしないから。

魔界では悪いことがいいこと。

「はあ…私、帰って来れるのかしら…」

本気で心配している私を笑顔で眺める父親は、やっぱり大魔王だと改めて実感したのだった。

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.5 )
日時: 2014/03/12 22:12
名前: 野良猫 (ID: yl9aoDza)

初とは、思えないくらい上手いすね!

俺、いろんな小説見てきましたが、ひきつけられます!

更新楽しみです(^∀^)☆


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