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悪魔な天使と天使な悪魔
日時: 2014/03/21 20:47
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)

初です。

半分以上友達の命令により書き始めました。

バリバリ初心者の自己満足小説になると思いますので、

それでもokの方は、見てやってください。

メッセージなど頂けると泣いて喜びます。

明るく、楽しく書きたいと思います。

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Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.6 )
日時: 2014/03/13 16:26
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)

野良猫さん、コメント感謝です!

そんな…上手いだなんて…\(//∇//)\

ありがとうございます(人●´ω`●)

ゆっくり更新になると思いますが、ぜひ見てやってください(*≧▽≦)ノシ))

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.7 )
日時: 2014/03/13 20:42
名前: 野良猫 (ID: yl9aoDza)

こんにちは。頑張って下さい!

後、さんずけ無しで。タメじゃだめですか?

また★

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.8 )
日時: 2014/03/13 21:02
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)


野良猫さん

野良猫さんがいいのなら私は全然構いませんよ!

嬉しいです!

呼び捨て&タメで全然大丈夫ですΣd=(´∀`*)

マジ感謝(人●´ω`●)

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.9 )
日時: 2014/03/13 21:24
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)


ー 2話 出逢い ー

「着いちゃったわよ…人間界…」

あの後、即座に魔界を追い出され、人間界へ送り込まれた。

具体的な目的も、人間界での暮らし方も、何一つ聞かされていないのに。

いきなり人間界の上空へ放り出され、とりあえず空を飛んでいる。

「これからどうしろって言うのよ…」

魔界とは違う空気に息苦しさを感じると共に、街を行く異様な人間の数に気だるさを感じた。

「人間界っているだけで疲れる…」

「ねえ、君、悪魔でしょ?」

背後からの声に驚きながら振り返る。

そこには真っ白の服に身を包み、背中には純白の翼を持つ少年がいた。

「…誰…?」

「何だと思う?」

私の質問に、質問で返される。

この容姿は、誰がどう見ても天使だ。

私と正反対の、とても綺麗な白。

「…天使ね」

「正解」

いかにも天使らしい笑顔を向ける。

小さい頃は悪魔のくせに天使に憧れていたっけ。

綺麗な翼に颯爽さっそうと飛び回る姿。

平和を願う純粋な存在だ。

それに比べ、私は何もかも真っ黒だ。

だから、小さい頃から自分が大嫌いだった。

いざ、憧れの天使を前にするとその容姿、雰囲気、全てに魅了される。

「僕の名前はアラン。君の名前を教えて」

笑顔を絶やさない彼に質問され、答えざるを得なかった。

「シエルよ」

「シエルちゃんかぁ…君はどうしてここにいるの?僕はね…」

お互いの話を続けていくうちに話は盛り上がり、結局、日が暮れるまで話し続けていた。

相手が天使だってことも忘れて、ただ楽しく話していた。

しかし彼との出逢いが、今後の私を大きく変えることになるなんて、このときの私は全く気付いていなかった。

Re: 悪魔な天使と天使な悪魔 ( No.10 )
日時: 2014/03/15 11:26
名前: 詩由 (ID: BpgOJEIu)

− 3話 悪魔と天使 −

やってしまった。

「そっかぁ。シエルちゃん、大変なんだね」

彼に全て話してしまった。

天使の彼に。

天使は私達悪魔を嫌う者と思っていた。

少なからず、あの純粋で綺麗な存在に好かれる存在ではないと思っていた。

だが、彼は私を嫌うこともなく、軽蔑することもなかった。

むしろ好いてくれた。

だから…

仕方ないじゃない。

魔界でも話相手なんかいなかったし、あんなやつらと話したくもなかった。

こんなに優しく話してくれる相手なんかいなかったんだから。

喋りすぎた…

ただ、喋りすぎたことは少し後悔している。

彼に話しすぎたところで、何がいけないということはないが、初対面の天使に魔界について話すのはよくなかったと思う。

「心配しないで。誰にも言わないよ」

しばらく黙りこむ私に、アランは優しく言った。

「…僕はね、天界を追放されたんだ」

一つ呼吸をしてから静かな声で話し始めた。

「天使の役目は人間を守ること。なのに、僕は人間を一人…殺しちゃったんだ…」

私にはわからない。

天使が人間を守る理由も、たった一人の人間を殺してしまっただけで、追放される理由も。

でも、アランが自分の意思で殺したんじゃない。

そんな気がした。

それから私とアランは、毎日会うことにした。

相手が天使でもいい。

私は、アランと一緒にいたかった。

理由なんかわからない。

ただずっと一緒に話していたい。

そう思うんだ。



「…使命完了…」






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