コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】
- 日時: 2014/09/08 22:36
- 名前: 捨駒 (ID: kDko/hPR)
クリックorタップありがとうございます。
初めまして。捨駒(すてごま)と申します。
分かる方は捨駒の意味、分かると思うのであえて言いません!(`・ω´・ 。)キリッ
そんな私が書く小説は、主に歴史ギャグ小説です。
全く歴史関係無いし、時々戦闘シーンも入ると思いますがとどうぞ、良しなに……
※文才無いし、更新はボチボチです。すみません……(´・c_・`)
【話数一覧表】
・第零 登場人物>>1
・第一 人物兼引きニート>>2-13>>15-16>>20-22
・第二 繋グ者兼夜ノ街>>23-25>>28-31>>33 続く。
【オリキャラ様】
亜琵助斗様>>(赤い追放者)□シロクロ■様より頂きました!ありがとうございます!(*´ω`)
>>26>>28より設定でございます。(因みに、ぱっぴぃ星人ボイスで考えておりますよ。)
まだまだオリキャラを募集しております!
もうなんか、ルールとかどうでもいいんですけどね…(;´∀`)
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.23 )
- 日時: 2014/06/24 19:01
- 名前: 捨駒 (ID: ejGyAO8t)
「……もう、夏ですね……」
じめじめとした暑さの中、ほうきを振り回す神李。死にたくなるような暑さに耐えられない。
ここ、陰陽堂でも暑さ対策は行われていた。
「ですねー。」
桶の中に水と足を入れて涼む杏子は神李の怒りの対象には含まれない。含まれるのは、この二人。
「あにきー、なんて機械(カラクリ)ー?」
「えー?これかー?扇風機ってやつー。」
かき氷をかきこみながら当たる扇風機はとても涼しいが、二人のせいで神李には当たらない。
大きな溜め息をついた後、神李は言った。
「杏子さん、暇ですか?」
「え?あー、雨降ってるし……暇かな。」
ここは、京の都から離れた場所に位置する鬼蛇穴通。この街は巨大風俗店街でもあるが、知る人ぞ知る、妖怪達の出入口である。
「おー、でっかなったなー。神李君。」
「どうでもいいので、早くしてください。……濡れちゃいますから。」
一つしかない淡い青色の傘に神李と杏子。最後の言葉は聞こえない様に話した。これが、神李最大級のデレである。
「んじゃ、お気をつけて。」
よく見ると、一本の角が見える人が手を振る。猫柳の木が生い茂った先には紫色の霧が見える。
神李いわく、下品な笑い声が聞こえて杏子は身を強張らせた。
暫く暑い霧に包まれていた道も次第に涼しくなっていく。前方から吹く風は、神李の髪を靡かせる。
「……あっ!」
わいわいと騒ぐ鬼達。
ここまで来ると、もはや鬼ヶ島である。
「ワハハ……ハハ……こっ、神李さん!!」
「いいよ。今日は普通にしてて。」
「うーっす!」
神李の許可を得て、再度宴会を進める。
初めて見るが、妖怪世界はこの様にも綺麗だったとは。
入り口には朱色の鳥居が何重にも重なり、その一つ一つには鏡と呪符が。入り口には相応しい、古風の造りになっている。お墓なのだろうか。
霧が晴れれば、橙色の空が見える。妖怪がよく見える、逢魔が刻とも言われる時刻に合わせているようだ。
「着きました。」
赤と黄色の文字で書かれた看板には、大きく『中華飯店・赤誠とと。つまりは、中華料理のお店と杏子は訳した。
「いらっしゃいませよヨー。」
「ヨー。」
ドアを開けると小さなチャイナ娘さんがお出迎え。片方は目がつり目でもう片方はおっとりとしている。
「神李さん、久し振りネ。」
「元気だったアルか?」
「元気元気。……自己紹介。」
チャイナ娘は息を吸い込むと元気よく手を上げた。
「私が姉の杏アル!」
「ワタシが妹の仁ヨロシ。」
「二人続けて、杏仁ヨ!」
「神李さんの友達なら、いいやつネ。」
ネタ切れにて、一旦切ります。
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.24 )
- 日時: 2014/07/17 22:54
- 名前: 捨駒 (ID: VbQtwKsC)
「いい奴?」
大きな瞳をクリクリと回して外を睨み付けた。
「そうネ。自分等虚死を封印しようとするアル。」
「そう。それが僕ですよー?」
突然後ろから聞こえた声に、双子は槍を構える。
「そうビビらなくてもー?」
分厚い聖書と言われるモノをパッと大雑把に開くと、一枚の札を取り出してニヤリと笑んだ。
その笑みを警戒するように槍を突き立てる。
「アレ、貼られたらお仕舞いヨ……」
自分達が使っている札よりも一回り程小さめで、黒い紙の上に赤い文字で中国の言葉が書かれている。流石に神李も何かしら手伝うのでは無いかと神李の方を見るも、本日五杯目のお茶を飲んでいた。
「神李君…」
「大丈夫ですよ。あの二人なら。」
指を指した方向をもう一度見ると目を見張る光景が。
後ろの客の女達は皆、頬を赤く染めて杏と仁を見ていた。
それもそのはず、膝程までしか無かった背丈は神李程になっていて、顔立ちも整ったイケメン顔になっている。
ふぅと息を吐くと目を見開き叫んだ。
「しゃべり方うぜーんだよ!」
「……いや、なんかアンタらね……」
呆れたように辺りを見回す杏子は杏と仁を床に座らせた。
何故か上から足を組み、十杯目のお茶に砂糖を大量に入れる神李の行動は飽きている様に見えた。
「とりあえず、この人に謝ったらどうかな…うん。」
杏子が言った時だ。
神李はおもむろに立ち上がり机を強く叩いた。
「不味い!」
「……そうなの?!うん。分かったから!」
「杏子さん、紅茶っていうお茶に珈琲と唐辛子と砂糖を大量に入れたですよ。めっちゃ不味い。」
「……だろうね!うん!」
うっと突然唸った神李は口に手を当てた。
「オロロロロロロ……」
「こっ、神李君!?戻ってきて!本当!」
「……大丈夫れすよォ…俺ァ、泣く子も黙る陰陽師一族ですひょォ?」
陰陽師という言葉に敏感に反応する二人。
神李の次の言葉にあまり期待をせずに次を待つと口を開き、にんまりと笑んだ。
「…おいコラァァ!もっと酒持ってこいよ!コラ。おい、お客さんを待たせんのかァ?あぁん!?」
立呑屋のおっさんの様に振る舞う神李は手に負えない状態になってしまう。なんせ、力も強い。
だが、杏子も負けてはいられない。神李とあの苺花とつるんできた仲だ。弱いはずがない。
「神李さんが陰陽師……」
「んあっ?持ってこ……」
誰も気づかないようにと神李の腹を殴ると死人の思わせる形相で神李の顔は項垂れた。
その神李を引きずりながら礼を言い頭を下げた杏子。
杏と仁は顔を見合わせて言い合った。
「「あんなお客さんは嫌だ。」」
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.25 )
- 日時: 2014/07/30 16:54
- 名前: 捨駒 (ID: vyWtoaEp)
所は変わり、京の都。
今日も忍は空を跳ねた。
「ぐはっ!」
「貴様っ……一体…どこ……から?」
「悪いねー。俺ら、仕事だから。」
「……らをつけないで頂けるか。」
綺麗な月夜を彩る鮮血は二人の刀を染め上げ宙を舞った。身長より二倍はあると思われる男も見事とともいえる手つきで殺していく。
一つのヤクザを滅ぼせと、あの花魁から依頼が来たのだ。逆らえない役職であり、花魁を主とすると純一は犬であろう。
猫だという忍よりは、名を歴史に刻めるのでは無いのかと軽い考えでもある。
「全く、主の相手を選べ。」
「はっ。伝説様にはカンケーねーや。」
あの時会っていらい、何かとよく出会う様になった仲であるのだが、一向に心を開いてはくれない。同じ忍として仲間にして欲しいのに。
「俺の事、追いかけてんの?」
「貴様こそ、私に何か用か。」
返ってくる冷たい返事はその手つきとよく似ている。
相手の急所を必ず仕留め一瞬で殺していく。その罪悪感に満ちた表情は優しい忍なのだなと思う。
自分の様に、性根の腐った忍とは違う。
憎たらしく殺していくのが彼の流儀だ。
「……で、あれが……」
「うむ。最近のヤクザはゴツい。」
そのゴツいヤクザとは、兄の愛用している黒眼鏡(サングラス)の太い版をかけた坊主(スキンヘッド)のゴツい男だった。アンタに比べれば弱いと言われ、報酬も良かったから暗殺する事になったのだが、騙された感がとても強い。
あんな男を目の前にしても眉ひとつ動かさず、微動だにしないと心を感じると、先程の優しい忍発言を前言撤回したくなる。
「……左に五人、右に三人、後ろに七人か……」
「難しいか?伝説でも……ちょっ、殴んないで。」
言葉よりもキツい拳に力を感じる。
「行くぞ。糞野郎。」
「糞野郎は無いでしょーが!バカチンがぁ!」
「ここで殺してやろうか。一発で。」
「今すぐ行きまーす!!」
乾いた風がふいた朝だ。
「見事な手捌き…忍か?」
「敵に感心してどうするんですか。」
無表情のまま倒れている男を蹴り飛ばす中島に土方は気づいた様だ。
「お前ら。きちんとしろよ。……それから、蹴る際にはもっとキツく蹴れ。」
「分かりました。…うりゃっ!」
音をたてて金箔の飾りが施された襖にぶち当たった成金。奥には失礼しますとか細い声が聞こえ、その声の主も成金を蹴り飛ばした。
「…ゴミが落ちてやしたよ。」
自然とした顔で足についた血を拭くと、ペコリと一礼した。上から垂れるアホ毛がアンテナのように動く。
「某、亜琵助斗と申す者でやんす…。医者を…しておりやして。」
「貴方が最近有名な!これは、これは!」
道をあの有名な海の絵の様に開けていく隊士の後ろから、顔面凶器こと近藤。
豪快な声をだし、笑うと助斗の手を掴みブンブンとふりまわすように握手をした。
「いやぁ!久し振りだなァ!」
「……ちゃ…ちゃ…ちゃす…ゥ…」
「泣いてる!医者が泣いてるぞ!」
「めっちゃ可哀想に!」
ヒソヒソと耳打ちをしていく隊士はフォローに回る。
「局長!ふっ…二人は、お知り合いで…?」
振り回していた腕を組むとうんうんと頷いた。
「知り合いというか、この前世話になってなァ…」
「医者めっちゃ首振ってるぞ…」
「泥酔してる所を……」
「思いだし泣きしてる!」
ウルウルと動く目を閉じ、白衣で目元を拭うと前を向き、先程蹴飛ばした男の元へ逃げるように駆け寄った。
念入りに形跡などを調べあげていく姿はとても格好よい。
「昨晩の夜では無いでやんすよ。こりゃ。」
「あん?俺の考えにたてつくと…」
「違いまさ。昨晩の夜ではなく、結構な朝方に…」
側に落ちているクナイを拾い上げると白い粉をふりかけ、羽のようなもので少し落とした。成る程と小さく呟くと、持ってきていた気の箱に入れた。
「一度家に帰り、調べてくるでやんす。それでは。」
深々と頭を垂れ、足早に帰っていった。
それを睨み付ける女がいた事も知らずと。
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.26 )
- 日時: 2014/07/27 14:33
- 名前: (赤い追放者)□シロクロ■ (ID: 4M4hyAMx)
何か面白そうなので!オリキャラ出します。
名前 亜琵 助斗 (アビ・スケト)(ビスケット)
考備
クールだが打たれ弱い。一人称は某語尾はでやんす
サンボイ
1.「某は亜琵でやんす…。よろしくでやんす…。」
2.「ふーん、そうでやんすか。」(ツッコミ)
3.はどういうの書けばいいんですか?
ちなみに僕もキャラ募集しています。
世界を救う
って検索したら出てくると思います。
気が向いたらどうぞ。
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.27 )
- 日時: 2014/07/27 14:49
- 名前: 捨駒 (ID: MXjP8emX)
To.(赤い追放者)□シロクロ■様!
ありがとうございます!
あ、神李との絡みはSかMかノーマルかを調べたかっただけですので、お気になさらず(笑)
打たれ弱いとこ見れば……神李属性ですかねw
はい、お礼として出来るだけ早めにオリキャラを投稿します!私の駄作キャラで良ければ……(笑)
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