コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】
日時: 2014/09/08 22:36
名前: 捨駒 (ID: kDko/hPR)

クリックorタップありがとうございます。

初めまして。捨駒(すてごま)と申します。
分かる方は捨駒の意味、分かると思うのであえて言いません!(`・ω´・ 。)キリッ

そんな私が書く小説は、主に歴史ギャグ小説です。
全く歴史関係無いし、時々戦闘シーンも入ると思いますがとどうぞ、良しなに……

※文才無いし、更新はボチボチです。すみません……(´・c_・`)


【話数一覧表】

・第零 登場人物>>1

・第一 人物兼引きニート>>2-13>>15-16>>20-22

・第二 繋グ者兼夜ノ街>>23-25>>28-31>>33 続く。


【オリキャラ様】

亜琵助斗様>>(赤い追放者)□シロクロ■様より頂きました!ありがとうございます!(*´ω`)
>>26>>28より設定でございます。(因みに、ぱっぴぃ星人ボイスで考えておりますよ。)


まだまだオリキャラを募集しております!
もうなんか、ルールとかどうでもいいんですけどね…(;´∀`)

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Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【ギャグ】 ( No.18 )
日時: 2014/06/09 22:39
名前: 捨駒 (ID: iNxht3Nk)

はっ、初めまして!コメント貰うの初めてなもんで……どう返していいのか……

歴史漫画読みあさって出来たこんな小説にコメント、ありがとうございます( ;∀;)爆薬トリオ、ついさっき読まさせていただきました!
めっちゃ気になる設定なので楽しみです!

Re: オリキャラ募集だコノヤロー。【参照300越感謝】 ( No.19 )
日時: 2014/06/15 09:56
名前: 捨駒 (ID: osQJhSZL)

題名の通り、オリキャラ募集です。

三人まで受け付けます。

起承転結がなってない「人物兼引きニート」が終われば、登場するかも知れません。まあ、この小説、短編短編が組あわさって出来る話をのせるので、その短編のネタになるようなキャラを。

ルールは必ずキャラの名前の中にお菓子・甘味の名前が入っている事です。
風魔架乱……フウマカロン……マカロン……です。

すこーしですが、設定変更とかもあるかも……です。


応募用紙

【名前】読み仮名はカタカナで。

【備考】細かくてもいいし、大雑把でもかまいません。

【サンボイ】
①登場時のセリフ
②ツッコミ・ボケ方
③神李との絡み

てできれば、方言なしで……お願いします。

ではまた(о´∀`о)ノ

Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.20 )
日時: 2014/06/16 17:16
名前: 捨駒 (ID: uqFYpi30)

少し、昔話を。
この世界では、死んだ人には多数の道がある。

一つは多くの善をした者の道。一つは平凡な者の道。もう一つは……大変な悪業をおかした者の道。
私……俺は最後に当てはまるであろう。

善は転生を、平凡は極楽へ、悪業は重い罰がくだる。

現世という名の世界で俺は正義翳して悪を匿っていた。拳銃、ナイフ、薬。血の匂いは今も覚えている。

ボケッと突っ立っていた俺を何か呼ぶものがいる。

「……おい、更木……更木真太郎!」

「なんだよ。バケモノ。殺すなら殺せ。」

回りはざわつき始める。俺が、バケモノと言ったからか?違う。後から俺の長い髪の毛を引っ張っられて、初めて気づく。

「ぐっ……!!」

「おー、おー、威勢がええな。どした?」

透き通る様な肌に首もとから目尻へと伸びる紅い刺青が見えた。目鼻立ちはよいが、口角が上がっていかにもこの場を楽しんでいる様に見えた。

「何を喘いで。今から俺がアンタの行く末を決めるんや。しっかりと俺の機嫌取れよ。」

冷たい指を口に入れられ息もままならない。なんだ……コイツ?鬼でもなければ妖でもない。人のはずなのに、常人では無いほど力が強い。顎の下が痛い。

しかし、コイツはどうしてこんな古めかしい格好を……?

「賀喜さん、どうするんでしょうね。あの人間の事。」
「ああ、死ぬか生き地獄だもんな。」

「……そこ、五月蝿いよ?」

賀喜とやらは俺の唾で濡れた指で黒い紙を懐から出した。うっすらと見える文字は上手いのか、汚いのか、全く読めない。

「おっと、何安心してんだか。後ろの獄卒は滅しといたから。」
「んぐっ!」

もう一度指を口に。

赤い大きな鬼の咳払いで俺の裁判は始まった。

「更木真太郎、殺人五十件、傷害六十件……」

……ああ、俺はこれ程人を……

「以上。」

二度目の咳払い。話終わった鬼に賀喜はおおきにと一言。

「えーと?更木真太郎か……よし、アンタは山送りや。そのルックスからしたら、白髪でええな。」

何がどういいんだ?分からない。

ただ、俺には分かる。まだ違う生き方を出来るんだ。嬉しい。

「さ、行くで。……おっと?俺の指はそんなに好かったか?」
「………………。」
「冗談や。さってとォ、行くよ。」



清んだ空気、おかしな人、飛び交う妖精。

「なんだ……ここ……?」

俺のいた狭い世界は暗く、毎晩女の喘ぎ声。飛んだ血飛沫にゴミをあさる毎日。ビルの間に清んだ空気は流れない。

「……おっ?!賀喜さん!」
「ちょっ!兄貴待てよ!」

赤毛と青い髪をした少年が俺の足にすがってくる。……なんだコイツら。

「白髪さん、賀喜さん、こんにちは!」

「こんにちは。純くんに也くん……挨拶したって、コイツらに。」

ぎこちなく言葉をかけると大きな目を閉じて笑った。めっちゃ可愛いな……ちきしょう!

ん?……でも、今、俺の事を……白髪さんって……

「ねえ!白髪さん、なんか変わった格好をしてるね!」

赤毛が俺に。あ、スーツの事か。

スーツとは、いったものの、赤黒くて傷だらけなんだからな。コイツらには分からないか。

そんな事より、

「……なんでお前らは着物なんだ?」
「……ふえ?」
「なんでって……なぁ。」

青髪が賀喜に目をやる。
口元が緩んでいる賀喜は凄く腹立たしい。

「……真太郎君、お前がおった所は現世。ここは……言わんでも分かるか?」
「……分からねえ。」

全く分からない。



Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.21 )
日時: 2014/06/20 16:58
名前: 捨駒 (ID: nA9aoCfQ)

分からないまま、俺はどこかに連れていかれた。

『甘味処 蘭星』

……甘味?あ、甘いものの事か。

「いらっしゃっ……お!賀喜ィー!元気やったァ!?」
「タマちゃーん、久しいな!」

黒い髪を垂らしたいかにもお茶屋の娘という格好をした女の人が。どうやらアイツとは仲が良さそうだ。

「えっ?なになに?!式神の次は妖怪?もー、前に置いてった奴等皆従えてからにしてーや!」
「ホンマごめんなー?俺の息子には教え込むからー!」
「息子ってなー、気が早いんやからー!まだ、付き合うて何日目やー?」

……読んでいる皆様、申し訳ありません。

タマちゃんこと、神崎白玉は賀喜家とは古い仲であるらしく、二人は仲が良いとのこと。そんなタマちゃんは俺の方に体を向けた。

「話は聞いとるヨー?あれやろ、現世から来た真太郎君やんな?」
「そ……ッスけど……」

白くくっきりと見える歯を光らせて神崎さんは背中をバシッと殴った。

「よーし、頼れる姉貴が教えたろやないか!」

…… え?

「この世界を!」



この世界は決して、美しくて残酷では無い。

気まぐれな神様が創り上げた世界。



死んだ人は三つの道が。
生きるものには幾つの道が。
そうではない者は、更なる未知が。

道を踏み外した神様は思い付く。

「せや!俺、神様になろ!」

もう一人の神様は言う。

「ええやん!それ!ウチもいれて!」

大きな筆と紙を持ち、それを【どこか】に広げた。
結界を神様がはり、大きな道を神様が造り、こうして作り上げられた世界は、現世、来世、地獄、極楽、妖界、霊界、人間界。全てを繋いだ。

そして、住む人をつくろうとしたが、途中でめんどくなった神様は呟く。

「俺さ、ええこと思い付いた!」

子供の様にはしゃぐ神様は閻魔に頼み、見込みのある、つまり、精神が最も強く、いくら死ねと言われようとも決して折れ曲がる事の無い者を世界に住まわせた。

妖怪として、自らの式神として、住民として。



「どや!?分かりやすいやろ!?」

昔話の様に語られても。

「コイツはアホなんや、難しい話はわからんて。」

お前に至っては殺すぞ。

つーか、神様二人って、めっちゃアホそう……うわ、うつった。

「むっ、アホそうとは失礼な。俺の前世とタマちゃんの前世がこの世を作ってくれたんや。」
「そ、この神様の子孫が私ら。」

ありがちな展開だ。

だから、賀喜はこの世の扉がどこにあるのか、あの世の扉がどこにあるのか、全てを把握している。
よく見ると腕にはジャラジャラと鍵の束が通してある。

行き来を繰返し、毎日のように住人を増やしていく。
それはこれからも受け継がれていく事であろう。

「……さーて、大体は話終わったな。」

キシキシと音を立てるイスから立ち上がる。
俺の腕をつかんだ白玉さんは笑顔で言ってくれた。

「……またな。」




賀喜の話してくれる俺の【設定】

それは不思議と記憶に刻まれていく。

「んで、これはアイツからの餞別。」

小さな白い紙に書かれた「天利」という文字。……なんだこれ?

「お前の子供。」
「ハッ、笑わせんな。」

どう見ても笑っていない俺を賀喜はつまらなさそうに眺める。地面にその紙を張り付けて九字を切る。

「変化っ……てね?」

「うおっ?!」

現れた美少女に俺は声を出す。

ベージュ色の髪の毛はふわふわと風に靡き、薄い緑色の瞳は夕暮れの空に反射しとても綺麗に光っている。

「初めまして。天利と申す。」

ペコリとおじぎると可愛い声が回りを包み込んだ。
どこか不思議な雰囲気で包まれたと言った方がいいのか。

「お、ええとこに気がつく。天利ちゃんは、音の神様。なんかあったら守ってくれるかもな。」

賀喜は天利を札にしまいこむと一言。

「お前はこの子を【連れ戻し】に蘭星へ行く。」

そして次に大きなモニターを創り乱世の途中の城下町を見せた。

「んで、これがお前の【時代】」

最後に俺の額に黒い紙を押し当てた。

「そして、お前は【記憶ノ果テヘ葬ラレル】」

悲しそうに、笑った賀喜は俺へてを降った。

「あばよ。【ざらし】」



そのあとの記憶は無い。




Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】 ( No.22 )
日時: 2014/06/20 21:51
名前: 捨駒 (ID: qsIQOkd3)



あの時の様に頭が痛む。


「……ざらしっ!……ざら…し!」

朦朧とする意識の中、涙を流した大きな目玉。水色に光っては白い鼻へと落ちていく。

必死に体を揺すると白い手は緑色の頭へと伸びていく。

「おやっさ……ん?」
「おっ?目ぇ覚ました?」

夢にも出てきた赤色の天然パーマ。その横には勿論、

「兄貴、ここは病院じゃねー。」

ふてぶてしい青い髪が。

「……すみせん。」

謝るざらし。何故か頬に涙がつたう。
はてさて、これはあの夢のせいなのか。嬉しいのか。やはり分からない。

「ところで、私は……」
「どうした?」
「何故ここに……?」

薬剤の香りはあの裏路地にそっくり。
危ない薬が沢山あるのが分かる。

「おやっさん、あの後……ぶっ倒れたんだよ?」
「へ?」

そうか。
無性に頭が痛むのはそうだったのか。

「そうか。そうなのか。……ですよね……」




もう一つの物語。

「いたいっ!痛い!」
「五月蝿い。」

神李が首をつかみ引きずり回す青年。早く帰りたいと願う。

「……ほら。」

バッと手を離した先に見える光景は、あの日也太を脅した港。

「ここって……え?!」
「もう、帰ってください。」

余りにも冷たい目で見られて少し泣きそうになった。だが、もう帰れるという嬉しさがあって、なんにも思わない。

船を捕まえると急いで乗り込む。

「……そーだ、そーだ、眼鏡。」

つけていた眼鏡を取り外すと神李に投げつけた。そして、耳に響く大きな声で叫んだ。

「もう絶対来ねーからな!!」

手を降って笑う青年。

後に有名な坂本龍馬になる。

このような出来事は、まあ、嘘であるが。






人物兼引きニート。終わり。



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