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- 【歴史系】陰陽師兼忍者【オリキャラ募集】
- 日時: 2014/09/08 22:36
- 名前: 捨駒 (ID: kDko/hPR)
クリックorタップありがとうございます。
初めまして。捨駒(すてごま)と申します。
分かる方は捨駒の意味、分かると思うのであえて言いません!(`・ω´・ 。)キリッ
そんな私が書く小説は、主に歴史ギャグ小説です。
全く歴史関係無いし、時々戦闘シーンも入ると思いますがとどうぞ、良しなに……
※文才無いし、更新はボチボチです。すみません……(´・c_・`)
【話数一覧表】
・第零 登場人物>>1
・第一 人物兼引きニート>>2-13>>15-16>>20-22
・第二 繋グ者兼夜ノ街>>23-25>>28-31>>33 続く。
【オリキャラ様】
亜琵助斗様>>(赤い追放者)□シロクロ■様より頂きました!ありがとうございます!(*´ω`)
>>26>>28より設定でございます。(因みに、ぱっぴぃ星人ボイスで考えておりますよ。)
まだまだオリキャラを募集しております!
もうなんか、ルールとかどうでもいいんですけどね…(;´∀`)
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【ギャグ】 ( No.13 )
- 日時: 2014/05/24 10:42
- 名前: 捨駒 (ID: TKLsfDAG)
コメントも無いまま、参照を200いただきました!
ありがとうございます!
オリキャラ募集とか、しませんが末永く、陰忍をよろしくお願いいたします!
中に入り、早々に目につけた席、そこに座ると丁度視界に入る団体がこちらにメンチを切っている。
焼き鳥に熱燗に、おっさん臭い料理を運んでくる店の女もそそくさと奥へと消えていく。
「……貴方達ですか、」
「おいおい、兄ちゃん、喧嘩なら違うやつに売った方がいいぜェ?」
「あん?コルァ、若と先輩なめてっと、マジ冥土送りだコラ!」
「いえいえ、僕達はそんなつもりは無いんです。」
「何見てんだコラァ!?」
「なんなら、ここで取り調べでもしましょうか?」
新撰組と神李一派。そこに+万屋+得たいの知れない妖怪。
杏子の不運はまたまた訪れた。青年の方へ顔を向けると、方眉を上げて不機嫌そうに両者を睨むばかり。
他に座っていた店の客たちは顔を青くすると、料理を残して帰っていく。
「……あ、あの……お客さま……」
「あん?!」
「ヒィッ!?なんでもございませぬっ!!」
これで、店主も止められなくなってしまう。
空気を読んで鎖羅は座敷へ座る。
「まぁ、まぁ、ええやない。いろんな人が集まったんや。楽しく飲もう。」
「それがいいと思います!ね?!純一さん!」
「お、おォ!おう!」
必死に皆を宥めると睨み合いながらも座敷にもう一度腰を下ろした。神李と中島は一礼すると客を呼びに、外へと出ていった。
「……京で商いか……難しいかもしれんのォ……」
呟く青年には誰も気づかず、楽しくドンチャン騒ぎを興すばかり。店の客達も戻り、中は活気で溢れた。
「こっ、神李君!酒、飲んだら……」
「いいんです。俺は大人ですから。」
「妖怪の世界では、13才が成人なんだぜ!」
「今日は、面狐もとことん付き合います!」
「絵面的に駄目ですっ!!!」
死殺のもつ、懐中時計は11時を針で示していた。
「……今日は帰るぜ……」
酒に酔った純一の声で青年は飛び起きる。
そういえば、奢るとかなんとか、言っていた事に気がついた。
「早く金……兄貴?」
扉に手をかける青年を純一は睨む。
「兄貴……いや……お前……」
万が一の事に備えて、懐に手を潜らせた。黒い愛用のリボルバーに手を当てる。
「……魔法少女だっはんらな……」
ろれつのまわらない声を出すと直ぐに中島の膝に顔を埋めた。ふぅと溜め息をはき、後ろを振り向く。
再び扉をひくと、外には紫色の髪の少年が。
「何してるんれすか。こんな夜中に……」
「いや、こっちの台詞。」
赤い頬と涼しい顔立ちが月に照らされている。こうして見れば、ただの少年なんだがなと青年は思った。
「俺は……鎖羅と杏子さんを家に送ってららけれすけろ……あ、お金、さっさとはらっえ下さいね。」
送ってきた……と神李は言うが、下に埋められている人の体はなんだと聞きたい。
青年はリボルバーを引っこ抜くと神李に向けて、脅しをかけた。一銭も持っていない等とバレたら殺される。
「おい……死亡フラグってしってるか……」
「……わーお。こいつァ驚いた。俺が死亡フラグ立ってるって言いたい……と。」
神李の顔にいつもの余裕の笑みが浮かんだ。青年は銃弾を頭目掛けて撃った。殺ったと思って体勢を整える。
が、次の瞬間、首筋に何かの感触が残った。
「貴方が踏んでます。也太さん……いえ、土佐の方……」
「いたたたたっ!!」
「俺は人をいじめるのが好きです。一銭も持っていない人の事を気づかないとでも思ったんですか。どうやってお金を払うのかが見たかったんですよ……ね?」
滅多に見せない笑いを濃くすると首を締め上げる。拳銃を取り上げるとその拳銃を額にくっつけた。
「ここで死ぬか、働くか。……はてさて……どちらがいいでしょうかね……朝、店主さんにバレたら……怖い怖い……」
「このっ、鬼がっ!!」
「鬼よりも怖く……そうしないと、人と妖は勝てません。」
- Re:参照200突破記念。 ( No.14 )
- 日時: 2014/05/24 19:13
- 名前: 捨駒 (ID: SsVmP61.)
そろそろしても……いいですよね。
よしっ!決めました!
第一回、陰忍キャラ人気投票!!!ドンドンパフパフ!!
この恵まれない小説にアクセスしてくださった皆様、ありがとうございます!
コメント無くてもいいじゃないか!!これをきに、コメントを残してくださるとうれしいです!!それでは、投票できる方をご紹介します!
一、甘凪杏子「私が一位の暁には、神李君と苺花ちゃんとの昔話をアップします!」
二、賀喜神李「杏子さんにデレます。つーか、何純一さん笑ってるんですか。殺しますよ。」
三、飴宮純一「忍の仕事とあの花魁の事を暴露するぜ!」
四、飴宮也太「えー、熱き清き愛の一票を期待し、仕事をしちゃいます。今、無職です。」
五、神崎苺花「早急にこの話を終わらして、神李の野郎をぶっ殺す。そして、杏子ちゃんと幸せになる。」
六、面狐「先輩と絡みます!」
七、死殺「先代の事でも言いまさぁ!このイケメン烏天狗に一票を!」
八、浅野「俺、頑張って……山崎となんかする。俺なんかがこんな所に入ってごめんなさい。」
九、桜井「中島に今度こそギャフンと言わせる!」
十、中島「僕が一位?……何をするかはお楽しみに。」
的な感じです、調子こいてすみません!ある程度票が集まったら終了とします。もしもこの中に好きなキャラが入っていない場合は……スライディング土下座をします。
それでは!
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【ギャグ】 ( No.15 )
- 日時: 2014/05/31 15:42
- 名前: 捨駒 (ID: GqvoTCxQ)
絶体絶命の窮地にあう五時間ほど前。
青年に扮した也太は小屋に入り、暖を取っていた。
丸木の椅子に座るが、外に放り出してあったのか、少し湿っている。
「……ここに住むのは、何年くらいなんですか?」
先程から誰も話さないので、しびれを切らした也太が声を出した。
「そうですね……もう何年でしょうか……」
おやっさんこと、ざらし。ざらしが言う何年は、何故か長く思える。疑問に思った也太は、口を開く。
「ざらしさん、何か、隠してませんか?」
ざらしは、質問を聞き、少しためらった様に思えた。子供の天流は首を傾げて目を白黒。ふう、と息を吐くと姿勢を正し、言葉を返した。
「分かりますか。……実は、」
深く吐いた息をもう一度吸い込むと木の中からポンポンと小さな子供の様なモノが飛び出てくるのが見える。森が少しだけ、光って美しい光景を目の当たりした。
妖術と言えば、それで片付く。でも、何かが違う。
「……座敷わらしと山霊を守る置いてけ堀……ですかね。」
スッと景色が消えた。長い夢を見た気になった。
「この小屋は……昔、私が取ったモノです。妖刀と引き換えに。」
「何年か前に消えた弟の天利が座敷わらしなんだ。僕は、山霊。」
山霊とは、夜、山に来た者を喰らうと言われる山の神。そして、置いてけ堀とは、置いてけ堀が持っているものより良い物を置いていけと言う妖怪。
簡単に言うと、最強タッグである。
「でも、旦那さんは食べないよ。僕の事を怖がらないもん。」
奇妙な弟とおかしな友人を持って良かったと心から思う。
しかし、その弟の天利とやらは何処に行ったのか。考えるだけで、胸が痛くなった。
暫く考えると、也太はこんなことを提案した。
「……そうだ。今夜の恩返しに、明日、町へ行きませんか?」
也太と声が山に響いた。
その、次の日。
「おやっさん!早くー!」
はしゃぐ天流に疲れはてるざらし。その様子を見守る也太。
今日は、日照りもよく、最高の日だが、長らく山にこもっていたざらしは息があがっていた。
「……はぁ、はぁ、也太さん、心当たりは……あるんですか?」
「おお、あるぜ!とびっきり変わった所があってな。そこに多分いると思うぜ!」
変わった所。言われてざらしは更に心配した。ピードロを片手に天流は喜び、その家に入っていった。
看板には『蘭星 』と書いてある。下には足が透けている女が。
「ここは……五年前に来た……」
「何か、ご用でも?!ありありって感じですけど!」
耳に残る女の声にざらしは首を振る。
ガッカリしたように項垂れる女の向こうから、もう一人、幽霊の様な女と也太にそっくりの青年が。そして、後ろには札を後頭部に押し付ける神李が。
「也太さん。昨日はやらかしてくれましたね。」
「あの天パ野郎か。久しいな。」
一旦切ります。
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【ギャグ】 ( No.16 )
- 日時: 2014/06/08 18:24
- 名前: 捨駒 (ID: GFkqvq5s)
ざらしside
「あの天パ野郎か。久しいな。」
妖怪も驚くような肌の白さと長い前髪をもつ少女。この店から出て来ましたけど……まさか……
「おう!久しぶり!五代目!」
五代目……?確か、私達が出てきた時は……戦乱の世……その時出会った店の人とは違う。何年か前に消えてしまった、あの方の子供は、さぞかし大きくなったでしょう。
回りの景色は全て変わり、あの日よりも賑やかにそして、穏やかになっていた。私と天流を残して、こんなにも世の中は変わったんですね。
「ぁ、あの……」
「なんでしょうか。」
「……五年前き来たとき……いた……天利という子供を知りませんか?」
天利と言葉を発すると天流は目を輝かせている。長らく会っていないから、天流もきっと、楽しみなんだろう。
だが、少女は不思議そうに顔をしかめると奥へ走って行った。
少し間をあけて、少女は少しだけ顔を出して笑っている。前髪に隠れて見える口からハッキリと伝わった。
「……おやっさん、天利……ここに……」
「いるかも知れないな。」
段差の少ないこの家に唯一あると思われる大きな階段をかけ上がる。ここまで来る時は、凄く疲れていたが、今はそれが嘘のよう。
私は楽しんでいるんだと染々思っていると、前方から声。
「……我に動けと……?」
「そうだと言ってる。早くしやがれ。」
なっ?!
少し高めの声と声音を低くしたあの少女の声。
「ついに本性あらわしたな。神崎……」
「へっ?」
後からは也太さんそっくりの男を抱えて札を構える人が。本性?それって、神崎さん……五代目さんの事を……
頭の中で考え込んでいると也太さん、あ違う、あの男の人に腕を捕まれる。
「助けてはくれんか?!」
「つまらない冗談はよしてください、ほら、貴方が望んでいる商いの仕事場ですよ。」
……こう言うのを……ドSって言うんでしたっけ……
私はよく分からないので、男の事は放って置いた。でも、神崎さんの横にいる子供……いや、我とか言ってたし……あの人の子供だし……
「……仕方無い、会ってやろう。」
襖の奥から聞こえる声からして、性格が豹変していることが分かった。五年前(人間界では安土桃山時代)にはお淑やかで静かだったのに……残念き気持ちでいっぱいだ。
「妖怪だったら滅するぞ。神崎。」
「分かっとる。黙れ。」
今、妖怪だったら滅するとかなんとか。聞こえたけど……私達、絶体絶命ですよね……どーすんだよこれ……也太さんは!?
「すみません、おかわひ。」
何団子食ってんだよ!ちきしょう!おかわひって腹立つな、ちきしょう!
- Re: 【歴史系】陰陽師兼忍者【ギャグ】 ( No.17 )
- 日時: 2014/06/09 20:37
- 名前: マリネ (ID: w1J4g9Hd)
マリネです初めてまして!
私も江戸系の小説書いてます
・爆薬トリオ(コメディ・ライト)
・サムライモンスターズ(シリアス・ダーク)
暇があれば見てください!
まだまだ始めなんですが
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