コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ジャムのように甘く優しい恋物語【番外編募集!】
- 日時: 2015/06/14 08:28
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
おいしそうなキャラの名前に定評があるモンブラン博士です(笑)初の恋愛物を書くことにしました。
まだまだ未熟だとは思いますが、精いっぱい書きますので、応援よろしくお願いします!
お客様
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甘楽さん 風死さん
高坂桜さんひよこさん
イフリートさん 朝色さん
意地悪マジシャンさん 姫鎖蘭さん
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登場人物紹介>>19
読者様投稿キャラ紹介>>48
キャラのイメージ声優>>45
番外編>>67
プロローグ>>3
第1回>>4第16回>>35
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第14回>>30
第15回>>31
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- Re: ジャムのように甘く優しい恋物語【番外編募集!】 ( No.78 )
- 日時: 2014/10/15 20:32
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
ヨハネスside
「バカアニキ、今日は学校休んだら?」
僕は今、風邪を引いて寝込んでいる。
美化委員の役目である、お花の水やりをしようとホースの水を出そうとしたところ、強く捻りすぎてしまって、勢いよく水を被ってしまったのだ。どうせすぐに乾くだろうと考えて、体も拭かずにそのままで下校時刻まで過ごしていたから、すっかり体を冷やしてしまい、風邪を引いてしまったという訳だ。
そういえば、最近学校でインフルエンザも流行している。
もしかすると、その影響も少しはあるのかもしれない。
「もう、ホースの水を被るだなんて、アニキは本当にバカアニキだねっ!」
腰に手を当て頬を膨らませて、寝込んでいる僕を見下ろしているのは、双子の妹であるフロイだ。僕たちは一卵性双生児だから、パパとママが見ても、全く見分けがつかないほどそっくりな外見をしている。
違うところがあるとすれば、性別と性格ぐらいだろうか。
僕はインドア派、フロイはアウトドア派、僕はスポーツ嫌いだけど、彼女はスポーツが大好き。暗記系科目が得意な僕と、理数系科目が得意な妹。何から何まで正反対だけど、負けず嫌いという点だけは共通している。
ゴホゴホと咳き込む僕に、彼女はとんでもない爆弾発言をした。
「ボクがアニキに変装して、学校行ってあげようか?」
- Re: ジャムのように甘く優しい恋物語【番外編募集!】 ( No.79 )
- 日時: 2014/10/15 22:59
- 名前: 雪兎 (ID: hqWYiecP)
遅くなりましたがこんばんは。
登場人物たちの複雑な恋模様が絡み合っていて、内容がしっかりと詰まっているところがステキだと思います。
さまざまな展開を用意していて、読者をあきさせないのもさすがです☆
生意気に評価してスミマセン!w(汗
- Re: ジャムのように甘く優しい恋物語【番外編募集!】 ( No.80 )
- 日時: 2014/10/16 06:07
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
雪兎さんへ
いえいえ(笑)
恋愛模様が絡み合っていると言ってもらえて嬉しいです。その一言で本作に対する自信がとても湧いてきました。ありがとうございます!
- Re: ジャムのように甘く優しい恋物語【番外編募集!】 ( No.81 )
- 日時: 2014/10/16 11:04
- 名前: モンブラン博士 (ID: CMSJHimU)
フロイside
僕はバカアニキの反対を押し切って、アニキの通っている学校へ登校することにした。
もちろん、変装に抜かりはない。胸だって晒を巻いて抑えてあるし、問題はないだろう。それに、アニキは学校でも女の子扱いされているわけだから、もし万が一入れ替わったことがばれた場合は、「実は女だった」って言えばいい。もっとも、そのあとで少々の騒ぎにはなるとは思うけれど、人のうわさも七十五日なんていう諺もあるぐらいだから、多分みんなすぐに忘れるはずだ。
それにしても、学校に行くことができるのは、願ってもないチャンスだった。なぜなら、ボクは普段、家庭教師の先生に教えてもらっているため、学校へ行く機会がこれまでなかった。
だから一度は行ってみたいと前々から思っていたのだ。
そんなことを考えながら歩いていると、チョココロネのような髪型が特徴の女の子が前を歩いているのを発見した。
確かあの子は、美雪ちゃんって名前だったはずだ。
僕は彼女に近づいて行って、肩をポーンと叩いて挨拶をした。
「おはよう、美雪ちゃん!」
「ヨハネスくん!?お…おはよう…」
彼女はちょっと驚いたような顔をしていた。おかしいな。
アニキは一体女の子に対してどういう態度を取っているんだろう。
「どうかしたの?」
「ううん。なんでもないよ。ただ…ヨハネスくんがいつもは『美雪さん』って呼ぶのに、今日は『美雪ちゃん』なんて呼ぶからちょっと照れるなって思っちゃって……」
「ちょっと呼び方を変えてみようかと思ってね。それとも、この呼び方、あまり好きじゃない?」
「ううん。これからは『美雪ちゃん』って呼んで!」
彼女は満面の笑みでボクに微笑みかける。
へえ、アニキはこんな可愛い子と仲良くしてるんだ。なんか意外…
☆
彼女と一緒に教室へ入ると、金髪碧眼の女の子がボクに向かって、
「ちーっす!ヨハネスくん、おはよう♪」
朝から「ちーっす」って挨拶はどうなんだろうかと思いつつも、ボクは笑顔でそれに応じる。
すると無言がいけなかったのだろうか、彼女は少し落ち込んだ顔で、
「もしかして、今の挨拶可愛くなかったの……?」
「あ…いや、とっても可愛かったよ」
慌てて手を振って笑顔で誤魔化すと、彼女の顔がお日様みたいにぱあっと明るくなる。
「よかった〜。今ハマっているサッカーのアニメでヒロインの女の子がね、初めてあった人に対して『ちーっす!』って挨拶するんだよ。それがね、とっても可愛くて、パパもその子のことが大好きでね、真似してみたら喜んでくれて…」
……もしかして、この子がアニキがよく話題に出すハニーって子なんだろうか。普段はおとなしい子らしいけど、アニメや特撮のことになると話が止まらないって、言ってたっけ。
「あっ、そうだ!」
突然彼女は手を叩いて、口を開いた。
「そういえば、今日はまだハニーじゃんけん、やってなかったね!」
は、ハニーじゃんけん!?
「いっくよー!私に勝つと、ラッキーな1日になれる、ハニーじゃんけん、じゃんけんポン♪」
ちょ、ちょっと待って。ハニーじゃんけんって何!?
- Re: ジャムのように甘く優しい恋物語【番外編募集!】 ( No.82 )
- 日時: 2014/10/17 23:51
- 名前: 朝色 (ID: dBGHGSaq)
雑談スレから来ました、朝色です。
登場人物の名前が美味しそうで可愛いですね。面白いし、なんだか読んでて和む小説でした。
では、これからも更新頑張ってください。
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