コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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夏の秘密 【12.14 ファジーへ引っ越します】
日時: 2014/12/14 16:39
名前: まーにゃ ◆znJHy.L8nY (ID: WoqS4kcI)

 
 誰にでも、絶対に知られてはいけない秘密は存在する。
 例えそれが、親友であっても、恋人であっても、家族であっても。

 なぜ知られてはいけない?
 その答えだって、鍵をはずすことはできないのだ。

 これは、己を守り抜く、夏の戦い。


 

*******************
こんにちは。まーにゃと申します。
今は冬ですが、舞台は夏の小説です笑
コメディなのかシリアスなのか、非常に曖昧で迷ったのですが、こちらに投稿しました。
ぜひお時間のある際に、ちょろっと読んでみてくださると嬉しいです。
感想などもしありましたらよろしくお願いいたします。

◆訪問数100達成ありがとうございます。

◆全体的に少々描写の追加訂正を致しました。(12.14)


◇引っ越しのお知らせ >>28

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Re: 夏の秘密 ( No.24 )
日時: 2014/12/13 23:51
名前: まーにゃ ◆znJHy.L8nY (ID: WoqS4kcI)

「そこにいたんですね」
 障子を開けた先には、ヘッドホンを耳に当て、縁台の上で膝を抱える学の姿が。
「さ、斉藤くん……!」
 驚いたように目を大きくさせた学は、ヘッドホンを耳からずらして俺を見上げ、身体を硬直させている。身長が182ある俺と比較すると……20と数センチは差がありそうな彼は、こうして見下ろしていると、増々貧弱に見えて、夜の闇に消えてしまってもおかしくないとさえ思えた。情けない。種族は違うが同じ男としてどうか思う。背が低いのは仕方がないが、肉体的にもう少し鍛えたらどうなのだろうか。
「風邪、ひきますよ」
 学はみんなの中にいるのが気まずいからわざわざこんなところにいるのだから、俺にそんなことを言われたからといって、そう単純に部屋に戻ってくることは始めから期待していないが。
 予想通り学はいつにも増した伏し目がちで膝を抱えて、そこから離れる素振りすら見せようとはしなかった。どこかへ消えてくれ、横顔がそんなことを俺に訴えかけているように感じた。
 学の姿を見ていると、幼い頃の自分を思い出す。
 俺もよく、母親からの頭ごなしの説教をうけては、こうして外で膝を抱えて、一人になったことがある。俺の家は縁側もないし、玄関先だったが。そういうときは決まって、科学者そして人間である父親が、くだらない発明品やら冗談やらで、俺を慰めてきた記憶がある。その都度、自分が学生時代に創設した傷なめ合い倶楽部たる謎の集団の話を引き合いに、「誰しも孤独では生きていけない。それは俺のように人間であっても、母さんのように吸血鬼であっても同じ」だなんて、偉そうにものを語っていたのをよく覚えている。迷惑でしかない。別に慰められることなど俺は望んでいないからだ。これだから人間は。そう思った。それと同時に、人間というのは慰められることが大好きな生き物だということも、学習した。

「僕は君のことを羨ましいと思っています」
 学の隣に腰を下ろす。
 俺の発言は、学の顔を上げさせるには十分な意外性があったようだ。
「……斉藤くんが、羨ましがるようなこと……なんにもない、よ」
「学にはハルみたいな親友がいるじゃないですか。僕にはそんな友達は、いないので」
 まあ、ほしいとも思ったことはないが。だがしかし、それでは慰めに繋がらないからな。
 ハルの名前を聞くなり視線を泳がせた学は、そうだけど……、なんて、曖昧な答えを返してくる。やはり、その話題は彼にとってデリケートなところなのだろう。

「学は、どうしてハルと仲良くなったんですか?」
「……べ、別になりゆき……で……四月にハルが転校してきて、話しかけてきてくれて……それで……」
 俺もハルが転校してきた日のことは覚えている。初対面でいきなり俺の瞳の色が紅いことをからかわれて、非常識な人間だと思ったからな。
 話し好きで社交的なハルのことだから、手あたり次第に声をかけていたと思うが、性格的に大きな違いのある学とは逆に馬が合ったのだろう。正直なところ、一年生のうちは友達がいる雰囲気もなく不良に絡まれているだけの男だった学にとっては、ハルが着たことはかなりの転機だったのではないだろうか。

「それじゃあ、今度は学がハルに話しかけてみたらどうですか」
「えっ」
「ほんの小さなきっかけが大切。君たちはなりゆきで仲良くなったんです、なりゆきで仲直りもできるはずですよ。二人に何があったのか僕は聞こうと思いませんが、君たちが拗れているのは見たくないんです。ほのりさんも、蓮香さんもそれは同じかと」

 事実ほのりは、お前たちがきっかけで泣いていた。
 蓮香はどうだか知らんが、学にとっては例え嘘でも蓮香の名前を出した方が効果覿面だろう。

「そっ、そんなもの、かな……」
「ええ。そんなものですよ。明日の予定も決まっていないし、学からハルに提案したらどうですか。きっと喜びますよ」
 人間というやつは本当に世話が焼ける。
 学は照れくさそうにはにかむと、そうしてみるよ、なんてお礼の言葉もつけて返していた。これしきの会話で素直にそう思えるのなら、始めからこんなところで膝を抱えるな。なんて純粋なやつなんだと思い知らされた。

Re: 夏の秘密 ( No.25 )
日時: 2014/12/12 13:57
名前: まーにゃ ◆znJHy.L8nY (ID: WoqS4kcI)

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 寝室の壁に背を凭れかけ、小説を読んでいる。22時、寝るには少し早い時間だ。それに俺は自分の枕じゃないと寝つきが悪いタイプだから、今宵は長くなるだろう。同じ部屋に人間が二人もいるのだから尚更だ。俺の隣でぐーすか寝ているこの犬(ビーフ……だったか)が羨ましい。
 ブラウン管のテレビでスーパーファミコンの対決に興じているハルと学を視界にやると、思わず鼻で笑ってしまいそうになった。ハルが負けすぎていて哀れに思える。

 学は俺のアドバイス通り明日の予定をハルに提案したらしく、関係を修復できたようだった。ハルも学と険悪になることは望んでいないだろうし、彼らにとって仲直りをするのは、他者が想像するよりも大分簡単なことなのだと思う。そう、上辺だけはな。
 一見解決したように思えるが、根本的なところでは何も変わってはないない。
 ほのりが定期試験の話題を出したときの学とハルの動揺は、普通ではなかった。二人に「何か」があったことは明らかだ。その「何か」について話し合うこともせず目を逸らし、取りあえず険悪なのは気持ち悪いからといって、上辺だけ仲直りをしたようなものだ。俺はそれでも構わないと思う。所詮人間というやつは上辺の付き合いの連続だ。本当に分かり合えることなどないのだから、今をなんとかやり過ごせていれば上出来ということだ。

「なあなあ、お前らは、好きな人とかいないの?」
 ゲームはもう良いのか、電源を落としながら突如としてハルに質問をされる。
 困ったように学に視線を送られて、先に回答してくれ、とでも言わんばかりのそれには溜息がでた。
 どうして俺が人を好きにならないといけないんだ。基本的に吸血鬼は吸血鬼しか愛さないように遺伝子上に組み込まれている。俺の母親が異端なだけだ。

「どうでしょうか。どうしてそんなことを聞くんですか?」
「決まってんだろ〜、合宿だからだよ」
 理由になっていない。
「そうですか。ハルはどうなんですか」
 海賊が仲間を増やしながら旅をする漫画や、落ちこぼれ忍者が里のトップを目指す漫画、高校生探偵が小学生の姿になってしまった漫画——そんなようなもので溢れかえっているハルのこの部屋を見る限り、彼は全体的な思考が若干子供っぽいのかと予想できる。漫画がたくさんあるからといって、必ずしも子供じみているとは限らないが、少年漫画しか置いていないという点がどうも怪しい。これはハルの日頃の言動とも照らし合わせた俺の評価だ。そんなハルが一丁前に女に興味があるとは、思えないのだが。
「俺? 俺はいないよ」
 いないのであれば周りに聞くな。
「なあ、学はどうなんだよ、実は彼女がいるとか」
 困惑する学の肩に腕を回し、にやりと笑っているハル。
 彼にそんなことを聞いてどういうつもりなんだ。どう見ても彼女がいるわけがない。「冴えない・モテない・パッとしない」の三拍子が揃っているような男に、わざわざ質問するようなことではないだろう。学が可哀想だ。

「そ、そんなの、いないよ」
「本当かあ? 蓮香とか、昼飯でも夕飯でも仲良く喋ってたじゃん」
 その指摘に分かりやすく耳まで赤くした学は、別に彼女は普通の知り合いだから、といった旨の言い訳を一生懸命言おうとしていたが、噛み過ぎていてよく聞き取れなかった。
 仲良くかどうかは分からんが、確かに蓮香と学は喋っていたことには喋っていた。だが、喋っていたからといって、蓮香が学に気があるかどうか判断するのは難しい。何故ならば、俺やハルやほのりも蓮香と喋っていたし、学とも喋っていたからだ。しかし蓮香は、俺やハル、そして他の全てのクラスメートに対して苗字で呼称しているのに対し、学にだけは、どういうわけだか「学くん」という呼び方をしているところを見ると、何かしら学を特別視しているとも言えなくはないと思う。全て憶測だから断言はできないが。
 いずれにせよ学が蓮香に惚れているのは確実だろう。これだけ分かりやすいのだから。

「お前って本当に分かりやすくて、おもしれーよな! 俺、お前のこと応援してるから」
 慌てる学を面白がるハルは、やはり子供じみた表情をしていた。

「てことで純、このことは俺たち三人の秘密だぜ?」

 ——秘密。
 また、変なものを背負わされてしまった。
 そんなんじゃないんだって、と、横で必死に弁解をする学を尻目に、ハルは満足気に笑っていた。

Re: 夏の秘密 ( No.26 )
日時: 2014/12/13 01:02
名前: まーにゃ ◆znJHy.L8nY (ID: WoqS4kcI)

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 駄目だ、ぜんっぜん眠れねー。うとうとすらしねーよ。

 窓の外は薄らだが既に明るくなってきていて、携帯で時刻を確認すると、丁度5時を過ぎたところであった。
 これはもう徹夜決定というやつだな。
 こんなことなら家から枕を持参すれば良かった。俺はオーダーメイドの全そば殻枕でないとどうも具合が悪い。それにこの布団は俺には固すぎる。
 眠れないことで気が立っている俺には、気持ちよさそうに眠っているハルと学の姿は恨めしい以外の何物でもなく、イラつきを抑えきれずに舌打ちをつく。畜生、これだから人間は。
 冷たい水でも飲みにいくために布団から起き上がり、できるだけ足音を立てないよう部屋を後にした。


「……あら、斉藤くん」
 台所には先客がいたらしく、水の入ったコップを片手に、面倒くさそうに俺の名前を口にした。
「蓮香さん。どうしたんですか、早いですね」
「どうもこうもないわ。眠れないのよ」
「そうですか。僕も、どうも寝付けなくて」
 失礼します、断りを入れて、蓮香を横切り蛇口を捻る。体育館の床と靴が擦れるように、きゅ、と音を立てた水道から、冷たく透明の水が線のように流れ出た。それをコップに汲んで、少しだけ口に含んだ。
 横目に蓮香をやると、ぼうっと遠いところを見つめて、ざっと前髪をかきあげる仕草をしている。彼女のそのアンニュイな様には思わず見入ってしまいそうで、彼女を視界から追い返し、水を飲みほした。
 吸血鬼である俺が学のように蓮香を好きになることはないが、単純に血液や身体が欲しくなることは多々ある。要は人間の男に性欲があるのと同じ話だ。しかし、今日、いやもう昨日だが、ほのりから血液を頂いたばかりで、すぐに蓮香の血を貰うということはできない。吸血にも体力を使うからな。我慢をしないと、身体に響く。

「回りくどいの嫌いだから単刀直入に言うけど。あんたさ、昼間、広井さんになにかしたでしょ」

 ……。
 つい先ほどまで虚ろな目をしていたと思っていた蓮香が、いつの間にか俺を酷く睨み付けてきて離さない。
「なにかとは」
「さあ? 自分の胸に聞いてみれば」
「変ですね。僕は何も疚しいことはしていないですが」
「あんたみたいの一番ムカつくんだよね。どうせ全部が茶番のくせに。言えばいいじゃない、広井とヘンナコトしたって」
「何を勘違いしているんですか? 言っている意味が良く分かりませんね。言いがかりでしょうか。少し、疲れているんじゃないですか?」
 攻撃的な女は好きじゃない。俺の素顔に土足で近づこうとは中々挑戦的な人間だ。
 しかし、いつどこでどのようにして蓮香に感づかれた? ほのりが告げ口をしたというのは考えられない。何故なら吸血をされた人間は、そのときの記憶を失うようになっているのだから。だとするならば、何故分かった?
「……そうね。少し、疲れていることにしておくわ。ごめんなさいね」
 こいつは少々厄介なことになったかもしれない。

Re: 夏の秘密 ( No.27 )
日時: 2014/12/14 13:47
名前: まーにゃ ◆znJHy.L8nY (ID: WoqS4kcI)

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 二時間程電車に揺られただろうか。
 昨晩、学がハルに提案した今日の予定は、「横須賀を観光する」という予想もつかなかったようなプランで。もし学の提案がなくハルの独断になっていたら、今日の予定は、海に行くとか、プールに行くとか、そういった何の捻りもないザ・夏休みといった行先になっていただろう。学がわざと捻りのあるアイデアを出したというよりは、単純に彼が横須賀へ行ってみたかっただけだと思うが、それでも俺にとっては海やプールよりは余程魅力的に思える。
「横須賀なんて初めて来たよー! やっぱり外国人が多いのかなあ」
 久里浜駅。電車を降りると、真っ先に声をあげたのはほのりだった。ほのりは、京急2100形の赤い車体に感激し、全車両の全座席がクロスシートなっていることに驚き、そして今、電車を降りた後も、初めて踏んだ横須賀の地に視線をあちこち動かしながら、大袈裟なくらい感動してみせている。感情豊かな彼女なことだから、そのリアクションに何も不思議なことはないが、周りの乗客や現地の人間の迷惑にならない程度でお願いしたい。

「ハル、教科書でペリーの黒船艦隊は浦賀に来航したと書いてあるけど……実際にペリーが上陸したのはこの久里浜なんだって。というのもね、もともと米艦隊の海図には浦賀沖までしか載っていな——」
「あああ、もう、ストップ! 俺そういう話聞くと頭痛くなってくるんだよ、他のやつに言ってくれ!」
 また余計な知識をたらたらと囁きだした学に、本当に頭痛でも起きたのか、頭を抱えながら悶絶しているハル。ごめん、と謝っていた学は、その直後俺を一瞥してきたが、見て見ぬふりをしておいた。俺も昨晩から一睡もしていなく頭痛がするし、こいつの雑学の標的にはされたくはない。そんなに語りたいならチラシの裏にでも書いておいてくれ。
「柚野くんも少しは学くんに色々教わった方がいいんじゃない、成績上げないといけないんでしょう。犬、許してもらうかわりにお爺さんと約束したって今朝言ってたじゃない」
 先頭をきってホームの階段を下りている蓮香が、鋭い指摘を入れる。
 雑学とは話が全く別だと思うが、ハルにとっては十分痛いところを突かれたようで、そういうこと言うなよ、と意気消沈してしまっていたようだった。あの爺さんのことだから、厳しく怒ったのだろう。成績が下がったら犬は捨てる、なんてことまで言われた可能性もある。ハルにとって相当なプレッシャーになったことは間違いない。
 
 階段を下りきると不意に蓮香が振り返り、それじゃああたしはここで、なんて意味深なことを言い出したものだから、全員の足がその場で止まった。先を急いでいたサラリーマン風の男に背後から肩をぶつけられ、気に障ったような顔で睨まれてしまった。睨むなら俺でなくて蓮香を睨め、馬鹿野郎が。これだから人間は。
「はあ? おいおい、あたしはここで、ってどういう意味だよ」
「そのままの意味だけど。あたしはここから単独行動をするわ。少し一人になりたいの」
「れ、蓮香、急にどうしたの? 私たちなんか嫌なこと言った?」
「別に。嫌なこと言われないと一人になっちゃいけないわけ?」
「折角の合宿ですから、少しみんなと散策したらどうですか? 思っているより楽しいかもしれませんよ」
「楽しくないわよ。じゃあね、またここで会いましょう」
 勝手にどこへでも行け。本当なら直ぐにでもそう言いたいところだが、その発言は作り上げてきた斉藤純ブランドのイメージに反する。ハルとほのりに便乗して蓮香を引き止めようとするが、どうやら効果はなかったらしい。
 後ろ手に別れを言ってそれっきりの蓮香は、改札へ向かって歩を進めようとする。それを追いかけようとしたほのりを、ハルが静止し、少し放っておいてあげようぜ、と、珍しく他人の気持ちに寄り添った意見を口に出していた。だがしかし、止めるべき人間がもう一人いるのを見逃していたな。

「ま、待って、前田さん……!」
「なに?」
 後ろから学に服の裾を掴まれた蓮香が、足を止めて振り向いた。
「初めての土地で……単独行動は、危ないよ」
「あたしは小学生じゃないの。自分のことくらい自分でできるわ」
「それじゃあ、せ、せめて僕も……一緒に……」
「どういうつもり? なんなの? なんであたしを止めるの?」
「そ、それは……ただ、君が、心配で……」
 いい加減にしてよ。長い溜息をついた蓮香は、学の手を振り払い、涼しい顔で髪をかきあげ、いつものように、口元だけを笑ってみせていた。

「あんた、あたしの何なのさ?」

 それだけ言った彼女を止めるものは、もう何もない。人の流れに溶けるように消えていく彼女を、ただ茫然と立ち尽くして眺めている学にかける言葉は、そう簡単に見つかりそうもなかった。

Re: 夏の秘密 ( No.28 )
日時: 2014/12/14 16:49
名前: まーにゃ ◆znJHy.L8nY (ID: WoqS4kcI)

【筆者からお知らせ】

コメライにて執筆をしておりましたが、どうもこちらの小説は読み返すと内容的にコメライに相応しくない気がしてきましたので、引っ越しをすることになりました。

ファジーの方へ引っ越して、引き続きそちらで執筆していこうと思いますので、万一読んでいて下さる方がいるようでしたら、そちらへよろしくお願いいたします^^


引っ越し先↓
www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=17505


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