コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 気持ち宅配便【完結しましたあああああ!】
- 日時: 2015/09/09 16:04
- 名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: geHdv8JL)
こんにちわ。
私のことを知らない方は初めまして。
瀬ノ島凛音っていう駄作者です★ ははは★
今回の小説は
私のおとうt((げふん。
友達の-月波夜桜-さんが原作(詩)書いて、それを私が解釈して小説にするっていう、なんかのプロジェクト(…かっこいいなw)です。
原作は神なのに…私はそれを堕落させてしまうのです…
ごめん…夜桜…
まぁ、次にプロローグ行きます。
※更新遅いです。
そして、この駄作者はコメを貰うとものすごく喜びます(笑
コメ待ってまーす(*^_^*)
ドルァァァァァ(ノ`Д)ノ:・'∵:.┻┻(←関係無いからスルーおkです(笑
- Re: 気持ち宅配便 ( No.8 )
- 日時: 2015/03/13 15:32
- 名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: dHuJp/ow)
俺は待ち合わせの為、家を出た。
すると、ほぼ同時に向かいの家のドアも開き、そこから幼馴染の『桜川美咲』が出てきた。
「おはよう!」
そう言って美咲はへへっと笑う。
「おはよう。」
そんな美咲に俺は少し笑いながら返事をした。
…明日はとうとう引っ越しだ。
そのことを前日になった今でも、美咲に言えていなかった。
「あーくん、どうかしたの?」
「え!?なにが!?」
「さっきからあーくん、ずっと私の事見てる。」
今更気づいたが、引っ越しのことを伝えよう、伝えようとしていたため、先ほどから俺は無意識に美咲の事をガン見していた。
…引っ越すと、美咲には自分から言いたいと親に言ったので、親は美咲の親みしか引っ越しの事実を伝えていない。
向こうの親にも、美咲には黙ってもらっている。
言わなきゃ…と思う程、俺は全然言えなくて。
あー!俺の弱虫!
チキン野郎!
「え!?そ、そんなことないよ。
つか、その呼び方やめろって何回言えば分かるんだよ…」
「あっ、ゴメン。…蒼。
やっぱりまだ慣れてなくて…」
「そうそう。…で?今日はどこ行くんだ?」
今日は目的地を知らされず、美咲に遊びに行くとしか言われていない。
「ふふふ〜♪それは着くまで内緒っ!」
ドキンっ
…不覚にもときめいてしまった……
こうつは俺の恋心を知らずにこういうことをするから…油断大敵だ。
…女子はこういう行動が普通なのか?
「お…おう…」
…俺は美咲の事が昔から好きだ。
まぁ、まずこの恋が叶うことは無いだろうと諦め気味だが。
そもそも男として見られているかと聞かれると、自信を持って首を縦に振れることはないだろう…
はは…悲しい…
————————————————————————
>>黒猫
来てくれてありがとー!
更新…はは…頑張るよ…(白目
>>夜桜
今ここに、天使が降臨しt((殴
原作者(笑)にそう言ってもらえて嬉しいよ…
- Re: 気持ち宅配便 ( No.9 )
- 日時: 2015/03/16 17:13
- 名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: dHuJp/ow)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「着いたよ〜!」
そう言って連れてこられたのは、近くにある緑地公園。
「公園?なんで?」
「なんでって…ほら。今ちょうど桜が満開だよ?
だから見たいなーって思って。」
確かに公園の中には綺麗な桜が何本か咲いている。
今は公園に入る前なので、入ればもっと桜が咲いているのだろう。
「ほんとだ、ここからでも何本か綺麗に咲いてるのが見える。」
「でしょー?ほら、早く行こ!」
徐に手を掴まれ、俺は公園の中へとずるずると引き摺られていった。
あぁ…引っ越しのこと…いつ言おう…
- Re: 気持ち宅配便 ( No.10 )
- 日時: 2015/03/19 16:23
- 名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: dHuJp/ow)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「んー!美味しーい!」
俺たちは公園内にあった、移動出来るクレープ屋さんでクレープを買い、ベンチに座って食べていた。
「クレープでお花見。最高だね♪」
引っ越しの事言わなきゃ…
でもタイミングが…
いっそのこと今言うか?
でもせっかくご機嫌な美咲に悪いし…
「蒼?またボーっとしてる。どうしたの?」
ちょうど二人ともクレープを食べ終えた時、美咲からまた指摘された。
「…あ。ゴメン。いつ美咲に言おうか悩んでて…」
「……?なにを言うの?」
あ。
…しまった。
つい口が滑って…
っていうか、本人に『いつ言おうか悩んでてさ…(キラッ』って言うなんて、本当に俺は大馬鹿者だぁぁぁぁぁ!!
馬鹿過ぎて、自分でも引くレベルだよ……
「あー…えーっと…あはは……」
誤魔化すようにそう言ってみるが、やはり幼馴染には通用しなかった。
「蒼、なにか言いたいことあるんでしょ?言いたいことがあるときに出る、上唇を湿らせる癖出てるし。
それなら早めに言って、スッキリしちゃいなよ!」
…っ………!!
声にならない声が俺の口から出た。
…当たっているかもしれない。
「何ビックリしてるの?
私達、昔からいっつも一緒にいたんだし、それくら分かるのが普通じゃないかな?
そーれーよーりー、どうしたの?いい加減諦めて言っちゃいなって!」
…本人もこう言ってるし…
しょうがない。言っちゃおう。
「実は…さ。俺…引っ越すんだ。」
「………ぇ……」
それまで何故かワクワクしていた表情だった美咲は、一瞬で真顔に変わった。
いや…真顔というよりは、今すぐにでも泣きだしそうな表情、と言った方が近いかもしれない。
「いつ…引っ越すの…?」
「……明日。」
それを聞いて、美咲はようやく現実を受け止めたのか、泣きだしてしまう。
「…美咲……」
「…な…の………そんなの…嘘だよね…?嘘って言ってよ…あーくん…」
俺はポロポロと涙を流す美咲の問いに答えることが出来なかった。
ずっと黙っていると、
「…ずっと…一緒だって…約束したのに……!」
と美咲が叫ぶように言った。
…そんな約束…いつしたっけ……
確かにしたような気はするが…思い出せない。
「忘れたの…?…ほら。二年生の時、ここじゃない、いつも遊んでた公園で……」
…あ。思い出した。
はっきりとは覚えていないが、確かにその約束はした気がする…
「…俺だって引っ越したくないって抵抗したぜ?
だけど…残るにしても、一人暮らしなんて出来る自信もないし…。仕方なかったんだ…」
「………」
今度は美咲が黙る。
その沈黙を破るように、俺は口を開いた。
「……大丈夫だって!直ぐ戻って、また一緒にいてやるからさ!」
「………………ほん……とに…?」
「本当だって!俺がお前に嘘ついたこと、あるか?」
「…ない。」
「だろ?だから泣くなって。」
そう言うと、美咲は少しずつ落ち着いていった。
「それまで…待っていてくれるか?」
すると美咲は吹くの袖で目元をゴシゴシ擦り、にっこりと笑った。
だけど、俺にはそれが無理している笑顔だと一瞬で分かる。
…やっぱり幼馴染だなぁとしみじみ思う。
「うん!待ってる!」
**次の日、俺は無事に引っ越しを終えた。
- Re: 気持ち宅配便 ( No.11 )
- 日時: 2015/03/28 15:49
- 名前: 瀬ノ島 凛音 (ID: dHuJp/ow)
…あー…どうしよう……
中学校のとあるクラスの座席にて。
とにかく俺は緊張していた。
どうやら他のクラスメートは小学校からずっと一緒らしく、既に仲が良い者同士席を立ち、話している。
そんな中、俺だけ知り合いゼロな為、未だ自分の席を立てずにいた。
話しかけようかな…でも、拒否られた時悲しいし…
などグダグダ考えていると、唐突に後ろの席の男子生徒が話しかけてきた。
「お前、名前は?」
「お、俺!?俺の名前は…葉山蒼。」
「葉山蒼…か。俺は渡辺涼。
蒼、どこ小出身なん?」
「あー…俺、中学校に上がると同時に東京から引っ越してきたんだ。」
男子生徒…涼がフレンドリーに話しかけてくる為か、俺の先ほどまでの緊張は一切無くなっていた。
「マジで!?東京!?すげー!めっちゃ都会人やん!」
その涼の言葉を聞き、わらわらと俺の周りにクラスメートが集まってきた。
「え、東京から来たん?」
「東京のどこ?」
「有名人に会ったことある?」
「東京とか、マジ憧れるわ〜」
「え、え、」
一気に質問&喋りかけられ、俺が戸惑っていると、
「はいはーい!蒼への質問は俺を通してからな。
そんなに一気に質問やら話しかけても、そんなん直ぐ答えられるわけないやーん。」
と涼が間に入ってくれた。
「なんで涼が仕切っとんねん!」
「だって俺、蒼の大阪での友達一号やしー。」
…友達……
その言葉に反応するように涼を見ると、へへへっと笑顔を投げかけてきた。
…美咲。
大阪でも友達、出来たぜ。
俺はクラスメートの質問に答えながら、遠くにいる愛おしい人へ話しかけていた
- Re: 気持ち宅配便 ( No.12 )
- 日時: 2015/03/29 11:07
- 名前: 真冬の太陽 (ID: VKUUDnij)
来たよー
更新がんばれ!!
応援してる——っ
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