コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ベスティア・ラッコント
- 日時: 2015/07/27 23:04
- 名前: いろはうた (ID: 2wn.vvKF)
すべては、あの青い夜に始まった
私の復讐は始まった
あなたの瞳に魅入られた
殺意あふれる琥珀の瞳に
恋するように
狂うように
獣
ベスティアのように
- Re: ベスティア・ラッコント ( No.20 )
- 日時: 2015/11/17 23:22
- 名前: いろはうた (ID: 2wn.vvKF)
きょえええええええ!!!!
おっ
おっ
お久しぶりです(かたかたかた
感動のあまり震えが止まりません(かたかたかた
こんな不定期更新のところに来ていただき、ありがとうございますm(ーー)m
ドット絵、見させてもらいました。
すごい、の一言に尽きます。
というか、こんなドット絵企画、いつから始まっていたのか……
長いこと遊びに来ないとなんか時代遅れになっていく……
コメントありがとうございます!!
- Re: ベスティア・ラッコント ( No.21 )
- 日時: 2015/11/18 00:17
- 名前: いろはうた (ID: 2wn.vvKF)
金色の鮮烈な光があたりに飛び散った。
キィインッと甲高い金属音があたりに響き渡った。
とっさに伏せていた顔を上げる。
真っ先に目に入ったのは、宙に浮かぶ裸足のつま先だった。
白くほっそりとしたそれを包むのは、派手な朱色の袴。
しなやかな身を包む純白の千早。
肩が露出するデザインだが、いやらしさを感じさせず、むしろそのほうが清純な印象を見る者に植え付ける。
優美な弧を描く白い顎。
それを絶妙な配置で包むつややかな金髪。
はっきりとした目鼻立ち。
凛とした嵐雲色の瞳。
意志の強そうなりりしげな眉。
超ド級の美少女がそこにいた。
あまりに造作が整いすぎて、目がちかちかするほどだ。
思わずぼうっと見とれてしまったが、自分にはまだやることがあった、と気を取り直す。
「精霊よ。
よくぞ参られた。
我は」
「わらわを呼び出した奴じゃろう」
凛とした声が、契約の言葉を遮った。
予想外の出来事に、戸惑って、言葉を止めてしまう。
古風な口調。
今のは目の前の超絶美形の精霊が発したのだろうか。
なんだか、気のせいでなければ、上から見降ろされている上に、空中でふんぞり返られている気がする。
- Re: ベスティア・ラッコント ( No.22 )
- 日時: 2015/11/18 18:43
- 名前: 雪兎 (ID: VIeeob9j)
初めまして。同じコメライ版で小説を執筆中の、雪兎と申します(´ω`*)
なんというか、重いストーリーなのに美しく、燃えるような展開の小説だなあ、と思いました。……て、なんか意味不明になってしまいました、申し訳ないw
えっとまとめると、私などが評価していいのかわかりませんが、すごい小説だと思いました!これからも更新頑張ってください。
そして最後に。ナタネ……頑張れ!
- Re: ベスティア・ラッコント ( No.23 )
- 日時: 2015/11/19 19:50
- 名前: いろはうた (ID: 2wn.vvKF)
雪兎様!!
は…じめましてでしょうか…?
かわいらしいお名前の方なので、前にお会いしたようなしていないような…
き、きっと初めましてですね!!
ようこそおいでくださいましたm(ーー)m
同じくコメディライトなんですねー
探しにゆきます。どこまでも。
重いストーリーなのに美しく、燃えるような展開の小説……
いろはうたには過ぎるほめ言葉の数々に
いろはうたの顔面が発火しそうです。
しゅぼっ
コメントありがとうございます!!
- Re: ベスティア・ラッコント ( No.24 )
- 日時: 2016/01/16 00:23
- 名前: いろはうた (ID: 2wn.vvKF)
「そなた、なにゆえわらわを呼び出した」
ナタネはただぽかんとしていた。
本当に自分が精霊をよびだせるとは。
じわじわと実感がわいてくるとともに、喜びが込み上げてきた。
「そなたは、わらわと契約することが諸刃の剣と知りながらなお——————」
「うれしい!!」
「……は?」
高慢な表情から一転して、精霊はぽかんとした表情を見せた。
すましている顔よりも今のほうがぐっと人間味が出た。
まんまるに見開かれた嵐雲色の瞳が宝玉のようだ。
「私、本当に、ずっとずっとあなたと会える日を待っていたの!!」
「ナタネ、少し待ちなさい」
先生の声が聞こえたような気がしたがもうそんな気にしてなんかいられない
。
ずっとずっとこの時を待っていた。
私だけの精霊が手に入るのを。
大きな力を手に入れられる日が来ることを。
だから、ナタネは聞き逃してしまった。
いつも冷静な先生の声にはっきりと焦りの色がにじんでいたことを。
『精霊よ。
よくぞ参られた。
我は汝を使ふ者』
キィィィンと耳鳴りのような音があたりに響き渡る。
ナギは、思わず、手を伸ばしてナタネを止めようとしたが、ナタネの口が契約詠唱を紡いでしまうのが速かった。
『Merjastino Meshia Letsuo Sona
従いたまへ 我が 手 に』
遠くで馬鹿、と誰かがつぶやいた気がした。
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