コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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俺の隣に神様が居るよな?【駝壱君参上の巻】
日時: 2016/02/11 19:28
名前: ビタミンB2 (ID: d/IlFCIL)

「重大な話があるのだ……」

「なんだよ急に改まって……」

「我の世界を、救ってくれ!」

「いや無理だから!」

英雄少年と、異界の神様の、世界を救う「はずの」冒険譚が、始まる。



こんにちは、ビタミンB2です。新しい小説を書くとなり、緊張しております。あと、中身がギャグ一筋となるので、せめてここだけは真面目に……!

あ、でもコメ大歓迎です! 感想くれると喜びます。コメ返もしっかりします。

拙い文章ですが、暖かい目で、読んで頂けたら嬉しいです!

〜来て下さった方々〜
廻さん
僞露狗さん 
ひろにいさん
夏目 織さん

登場人物 >>5

第一話 窓から乗り込みやがった神様 >>1

第二話 地獄のお偉いさん
 >>22

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Re: 俺の隣に神様が居るよな?【只今オリキャラ募集中!】 ( No.18 )
日時: 2015/12/17 01:12
名前: 僞露狗 ◆IyL.roxGAw (ID: 3XqMAg6I)  

わぁあっ!更新再開するのですね!毎回見させてもらいます!
タメ口の話なのですが僕は敬語が混ざります。でも、ビタミンB2さんはタメでOKですよw(あまり気にしないで下さいねw)

しかもいきなり更新止まったから心配しました(´-ω-`)
病でも持たれたのかと思い、ちょくちょく覗いては
まだ更新してないな(´・ω・`)
と少し悲しくなってきていました…

でも、すごく元気そうでよかったです!
復帰(?)おめでとうございます!

もう、今年も終わりがちかいですね…
まだ早いですがhappynewyear!です!(つづり間違ってたらすいません)

来年もよろしくお願いします!(_ _カロク)

Re: 俺の隣に神様が居るよな?【只今オリキャラ募集中!】 ( No.19 )
日時: 2015/12/22 00:17
名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)

カロくんありがとう! あ、カロくんでいいかな?
そおか……更新待っててくれる人がいるのか……
なんかやる気出てきた!
とりあえずメリークリスマスだね! 早いけど。
予告しておくと、24〜28日は書けない。ホントにごめんね。
でも、今のうちに頑張っておきたいと思います!

本文↓

俺は内心「冗談じゃねえよ」と、さっきは思っていた。他の世界なんて、知ったこっちゃねえと。
そして今は、迷っている。凄く。あっちの世界で死ぬかもしれないし、大変だし、責任重大だから、やっぱり嫌だ。
でも、カンナギやクチバの顔を見ていたら、複雑な気分になってきた。
こんな笑顔が、何万何億と、あっちの世界に存在するのだ。その人達を俺が救うも殺すも、俺次第。
俺はひとつ、深呼吸をする。

Re: 俺の隣に神様が居るよな?【オリキャラ募集中!】 ( No.20 )
日時: 2015/12/23 19:31
名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)

「あっちの世界には行けない。だけど、カンナギ達が困ってるのも分かる。」
二人が、じっと見つめてくる。俺を非難する訳でもない、静かに見守る目だ。
「だからさ、カンナギが俺じゃない、本当の英雄を見つけるまで、ここに居候してるってのは、駄目か?」
早口で喋り終わった。顔が熱い。
そして、緊張しながら二人を見た。

唐突に、カンナギの頬が膨らむ。
「なんだ、その提案は! もっと早く言うのだ!」
クチバも、笑って頷く。
「そうですね、そうしましょう。葉月様の負担も少なくなりそうですし。」
「え……え?」
思わず間抜けな声を出してしまった俺を、二人が不思議そうに見る。
「どうした? 我らはそれでよいぞ?」
「いや……もっと反論されるかと思って……」
むしろ俺が俺に反論したい。言い終わってから、問題がありまくることに気づいた。
「どうしてですか、問題なしだと思いますよ?」
クチバが首をかしげる。こいつ、意外と天然か?
「問題ありだろっ! まずひとつ目は、十年以内に俺の代わりを見つけられなかったらどうする?」
「我らで何とか『やつら』を退けよう。最終兵器の使用は避けられぬが……致し方無い。」
最終兵器って何だよ、とツッコミそうになったが話が終わらなくなりそうなので止めた。
「二つ目! 神が十年も世界を出てていいのか?」
「ああ、全然問題ない。十年なんて、世界の歴史の……ものさしで測れないぐらいに短い時間だろう?」
十年をそんなさらっと言うとか神様すげぇなおい!

Re: 俺の隣に神様が居るよな?【只今オリキャラ募集中!】 ( No.21 )
日時: 2016/01/14 00:15
名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)

あけおめ、おひさです〜!
新しい年、頑張って行きましょう!

本文↓
「まあ、ということで懸念も無くなった訳ですし……私はそろそろ戻ります。」
「おお、もう行くのか、クチバ? それではな。」
「はい。葉月様、どうか御主人様をよろしくお願い致します。」
「お、おう……頑張ってみるからな。」
そして頷くと、窓に向かい……
「ちょっと待った!」
「はい?」
「……ガラスは割るな。」
クチバは、顔に笑みを浮かべた。
「心得ております。」
窓を普通に開け、窓枠に足を引っ掻け出ていく。
「またな〜」
軽ーく見送るカンナギ。やはりこいつは得体が知れない。

いきなりカンナギがくるっと向き直り、こっちを見る。
「というわけだ! 宜しくな、葉月!」
「はいはい。」
これから、この子供っぽい神様と同居していく。
そう考えると、少しだけ、何かが変わりそうな気がした。

「おお、葉月! この箱は何じゃ? ずいぶん固いな!」
「プラスチックだ。」

……不安でもあるが。

Re: 俺の隣に神様が居るよな?【只今オリキャラ募集中!】 ( No.22 )
日時: 2016/01/17 07:30
名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)

第二話 地獄のお偉いさん

「暇だ〜暇だ〜! 何か無いのか葉月!」
「うるせぇよ……居候が……」
今日は日曜日。確かに暇だ。
中学校に上がってから、休日が穏やかに過ごせるようになった。
「何故だ? 忙しくなるのではないのか?」
「俺は天文部だからな。こういう系の部って暇だろ? 活動もおおかた夜だし。」
「……ほぉ……?」
分かったような、分かってないような顔をするカンナギ。
「ちなみに作者の中学には、文化部は吹奏楽部しかないんだってさ。」
さらに複雑な顔をされたので、話を打ち切る。

ぽかぽか暖かい午前十時。カンナギは、どこからか少年誌を見つけてきて読んでいた。
「……分かるのか?」
「なんとなくだけどな。これなんか面白い。『名探偵コナソ』」
「ああ、『コナソ』ね。」
既に読んだ内容だったので、俺は、終わっていない宿題に取りかかった。

(……藤原道長……って誰だ?)
真面目に考えている俺の左斜め後ろで、カンナギがうるさい。
「むむっ! やはりこいつが真犯人だったようじゃのう! 閻魔の勝ちじゃ、カンナギ!」
「くそ……こんな冴えないやつに負けるとは……」
「侮ったそちの負けじゃ〜」

……ん?

なんか会話に一人多いぞ?

俺は光速で振り返った。
ベッドの上には、カンナギと、知らない幼女が一緒に少年誌を覗いていた。
……いや誰だお前!
まるで小二と中二の兄妹である。(注:カンナギの見た目はあくまでも中学生 by葉月)

「ん? ああ、カンナギの言う英雄候補の葉月とはそちか。閻魔と申すものじゃ。よろしく頼むぞ。」
「し、失礼ですが……カンナギとどの様なご関係であらせられるんだ?」
「マブダチだ。」
「マブダチ!?」
こんなロリっ子がそうなのか。
でーん、と無い胸を反らした閻魔の瞳は、黒から、様々な色へと変わる。頭からずり落ちそうな大きな冠は、微妙なバランスを保っていた。
(威厳があまりないとことか、カンナギと似てるな……)


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