コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 俺の隣に神様が居るよな?【駝壱君参上の巻】
- 日時: 2016/02/11 19:28
- 名前: ビタミンB2 (ID: d/IlFCIL)
「重大な話があるのだ……」
「なんだよ急に改まって……」
「我の世界を、救ってくれ!」
「いや無理だから!」
英雄少年と、異界の神様の、世界を救う「はずの」冒険譚が、始まる。
こんにちは、ビタミンB2です。新しい小説を書くとなり、緊張しております。あと、中身がギャグ一筋となるので、せめてここだけは真面目に……!
あ、でもコメ大歓迎です! 感想くれると喜びます。コメ返もしっかりします。
拙い文章ですが、暖かい目で、読んで頂けたら嬉しいです!
〜来て下さった方々〜
廻さん
僞露狗さん
ひろにいさん
夏目 織さん
登場人物 >>5
第一話 窓から乗り込みやがった神様 >>1
第二話 地獄のお偉いさん
>>22
- Re: 俺の隣に神様が居るよな? ( No.1 )
- 日時: 2015/09/28 22:20
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
第一話 窓から乗り込みやがった神様
上で、バリーン、とガラスが割れる音がした。一階にいた俺は、何事かと部屋への階段を駆け上がる。
急いでドアを開け、部屋の中を見ると。
……なんか白い装束の人が拳を押さえてうずくまってるんだけど……
(誰だよ……というか窓ガラス見事に割れてるし……)
不意にその人物がこちらに気づく。俺ははっとし、身構える。
「「……」」
しばらくすると、相手の顔がぱあっ、と明るくなり、こちらをキラキラした目で見つめてきた。そんな奴が次に放った言葉は、俺には理解不能なものだった。
「やっと会えたぞ! そこの人間! 一緒に世界を救おうではないか!」
「……いや展開が読めないんだけど。」
- Re: 俺の隣に神様が居るよな? ( No.2 )
- 日時: 2015/10/01 00:01
- 名前: ビタミンB2 (ID: fOamwJT9)
「って言うかガラス! どーしてくれんだ! 世界を救う云々の前にまずこっち!」
「まあそう慌てるでない。我の力を見せてやろう。」
白装束の少年は、割れて粉々になったガラスに、手をかざした。すると、その手から青白い光が放たれる。
「……!?」
光を浴びたガラスと窓は、こいつが侵入してくる前の状態に戻っていた。
「すっげえ……!」
「ふん。我は神だ、このぐらい当然であろう。」
「へえ、神様……神様?」
こいつ、今何て言った?
「神様ぁ!?」
「そうだ我は神様だ……そこのお前、頭が高い!」
「ははーっ……じゃねえよ!! 何やらすんだよ!」
自称神様は、腰に手を当てて胸を張り、いかにも偉そうなポーズをとっている。しかし、物凄いドヤ顔だからか威厳はあまりない。
「……もういい、俺何も聞かない。で? お前が仮に神様だとして、何の用だよ。」
「ふふ、よくぞ聞いてくれた。」
神様は、俺のベッドにぼふっと座る。スプリングが、ぎしっと音を立てた。
「おお! なんだこの寝具は! ふっかふかではないか!」
「……早く話せよ。」
座ったままベッドの上で跳び跳ね始めたので、無理矢理ベッドから引きずり下ろす。少し不満そうだったが、床にあぐらをかいて座った。
「それでは、話をするとしよう。まず、我の名はカンナギ。こことは違う世界の神だ。」
「……知ってるか?」
「ん?」
「俺らの世界に、カンナギっていう名前の魚居るんだけど。」
魚じゃないカンナギの顔が真っ赤になった。
「しっ、知っている! そのぐらい! たかが魚と名前が一緒なんて、気にする方がおかしいであろう!」
「めっちゃ震えてるけど大丈夫か……?」
「大丈夫だっ! 話を進めるぞ!」
カンナギは、一つ咳払いをして続けた。
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