コメディ・ライト小説（新）
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- タイムスリップ☆スター リクエスト待ってまーす‼︎
- 日時： 2018/12/05 20:48
- 名前： ミーミ （ID: xTLxRpAm）
- 参照： http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12258
はじめまして、ミーミといいます。
オリジナル小説です。歴史モノでかなり長いお話になる予定です！
初めて投稿するので緊張してマス...。
突然ですが、皆さんは『歴史』嫌いですか？私は超超超大好きです‼︎定期テストで1位を取るくらい。(父が全国模試で1位を取った程の歴史好きで、その影響かと。母・姉・兄は逆に嫌いになったんですけどね)
けど、世の中の大体の人が「え〜歴史嫌い」だと思います。
そんな［世の中の大体の人］代表のアナタ。この歴史小説『タイムスリップ☆スター』で、物語を楽しみつつ歴史を勉強しましょう！レッツお勉強、です。
歴史小説といっても、書いてる張本人が中学生(2018年度で中2)なので専門的ではありません。歴史が嫌いで結構。作者と同じく歴史好きな主人公が、分かりやすく解説します。
こんな駄作品を読んでくださる貴方が、歴史の面白さに目覚めてくれることを祈り精進致します。
これからよろしくお願いします！
🎵 登場人物紹介🎵
○綾川桃花(あやかわ ももか)
明るく元気で前向き。歴史が大好きで、ピアノが得意。
天真らんまんで社交的。度胸がある小6女子。タイムスリップする能力がある。
この先、トンデモないことに巻き込まれる主人公。
○青井圭(あおい けい)
クールでかっこいいイケメン。頭が良くてスポーツ万能。
口は悪いが、根は優しい。桃花のクラスメート。千里眼の能力がある。
○奥村エンマ(おくむら えんま)
無愛想なイケメン不良。なんでもできるゲーマー。とあることから、人間不信になりかけていた。
桃花のクラスメート。読心術の能力がある。
○大野真央里(おおの まおり)
マイペースで、クールに見られがち。さっぱりした性格の美人さん。
本当は友達思いで優しい。桃花のクラスメート。未来予知の能力がある。
○青井雪斗（あおい ゆきと）
ケイのお父さん。超イケメンな、対ナイトメア組織“スター”の組織長。テレパシーの能力がある。
🎵 ワード解説🎵
⚪︎能力者
能力を持つ人間の総称。とても少なく、一般には知られていない。親と同じ能力を持つ者がほとんどだが、稀に親と違う能力の者もいる。生まれつきのもので、大抵最初は無自覚に使う。その能力を正義に使うか、悪に使うかは人それぞれである。
⚪︎“スター”
青井雪斗をトップとした対ナイトメア組織。公にはされておらず、政府など上層部の人間のみに知られている。組織員は能力者が多いが、能力を持たない者も多い。規模が大きく、日本各地に支部がある(東京が本部)。
⚪︎“ナイトメア”
歴史を変え、世界を壊そうとしている組織。少数精鋭だが、詳しい組織員の人数やリーダーは不明。真の目的は誰ひとりとして知らない。
0,プロローグ
あなたは、信じる？
不思議な能力、前世、仲間との絆。
そして、『運命』ーー。
「お前とオレが出会ったのは、運命だ」
ーーねぇ、知ってる？
キミのその一言が、私の世界を、人生を、未来を変えたんだよ。
最初は「この人、頭大丈夫？」って心配してた(笑)。
でも、キミの言ってたことは本当だったね。
私、今日までに何回泣いたんだろう。何回悲しんだろう。何回、笑ったんだろう。数え切れないなぁ。
後悔なんて、ない。
だって今、幸せだもん。
きっと、これも『運命』だったのかもね。
だから、これからもよろしく、キミ。
××
❗️お知らせ❗️
桃花達に、この時代に行ってほしい！あの人に会ってほしい！というリクエストを受けつけ中⭐︎
例:幕末、紫式部、飛鳥時代、など
リクしたい人は、この掲示板で私に言って下さい。②以降で実際にリクエストを取り入れるつもりです。
リクエスト、待ってまーす‼︎
締め切りは後日ココに書きこみます。
- Re: タイムスリップ☆スター ( No.5 )
- 日時： 2018/05/23 21:10
- 名前： ミーミ （ID: xTLxRpAm）
はーい、作者ミーミです。
『タイムスリップ☆スター ①信長と運命の出会い』の第一章、おしまいです。
どうでしたか？お、面白かったでしょうか？
「続きがきーにーなーるー」と思ってもらえたら、感涙デス。
第一章では、桃花はひたすらつっこんで、ケイはひたすら問題発言をしていましたね。この2人、大丈夫か⁇
さて、タイムスリップ☆スターは次回から第二章に入ります。
桃花がタイムスリップする能力を持っているってホント？
新しく始まる小6ライフはどんなの？
ナイトメアにはどんな人がいるの？
それらの疑問の答えは、第二章で明かされます。
そして、ついに桃花が×××××××をする⁉︎
激動の第二章をお楽しみに‼︎
- Re: タイムスリップ☆スター ( No.6 )
- 日時： 2018/05/26 00:09
- 名前： ミーミ （ID: xTLxRpAm）
2,超ビックリな転校生
「おっはよー！」
ガラガラっと新しい教室ー6年2組の扉を開け、あいさつする。
「おはよ。久しぶり、桃花」
教室に入ると、親友の原木ほのかがあいさつしてきた。
「ほのかー、久しぶり。あ、コレおみやげ」
「ども。ハイ、私からも」
周りの目を気にしながら、おみやげ交換。
おぬしも悪よのぅ、ほのか。内心そう思っていると、ほのかが思い出したように言った。
「ああ、私、先生に職員室にプリントとりにきてって頼まれてたんだった」
「……雑用、押し付けられたのね」
神妙に言う。ほのかは、悲愴な顔で言った。
「……そうとも言う。ね、1人だとつまんないから、一緒にきて〜」
ほのかに同情して、付いて行ってあげる。そこには、
アイツがいた。
「失礼します」
ほのかが職員室の扉を開けた瞬間。
「ええええっ！」
私は、職員室だというのに絶叫する。
そう。そこにはケイがいた。
続く
- Re: タイムスリップ☆スター ( No.7 )
- 日時： 2018/05/27 19:53
- 名前： ミーミ （ID: xTLxRpAm）
職員室には、ケイがいた。
「なんでいるのよっ！」
ケイは、あっけらかんと答える。
「転校生だから」
……はぁ？
その時、6年2組の担任・島田向太先生が入ってきた。
「お、原木。プリントとりにきたか。綾川も一緒なんだな」
でかい声で言う。この人見てると、身体と声の大きさって比例するの？と思うわ。
「はい。で、先生、アレは？」
「アレ？……ああ、転校生の青井圭くんだ」
……ホントに転校生なんだ。
昨日の一件以来、私はケイのことを‘危険人物’とインプットした。
だって、タイムスリップとか現実的に考えてありえないでしょ。
よし、これ以上ヘンなことに巻き込まれないように、初対面のフリしよう。
「ケイくんってゆーんだ♡」
ほのかは、私の隣で(いちおー)イケメンなケイに見とれている。ちっ、イケメンめ。
「な？やっぱり、オレと桃花の出会いは運命だろ？」
「ああああああ‼︎‼︎ちょっとだまってええええ‼︎!」
ソレを言うなぁぁぁぁ(怒)。初対面作戦、ケイのせいで失敗じゃん!
ほのかと島田先生に弁解しようとする。が、時すでに遅し。
島田先生がニヤニヤしながら言った。
「そうか。綾川も、スミにおけねぇなぁ」
「ちがいますから‼︎先生、誤解ですぅぅ!」
「ちょうど出席番号順で決めた席も、おまえら隣だぞ！」
「そんなぁ!先生、カンベンしてくださいぃぃ(泣)」
私は、もう涙目。今ほど綾川という名字を恨んだことはないわ。
いや、それよりも!このジョーキョー、やばいであります!
「ほ〜の〜か〜」
ほのかに助けを求めると。
「桃花、いつの間にカレシが……。しかもイケメン!よかったね、おめでとう!」
なぜ、しみじみと言っている⁉︎
もう、どうすればいいのよーーーーーーーーっ‼︎
しかし、奮戦むなしく。
ケイは、私の隣に座ることになってしまったのでした。トホホ……。
続く
- Re: タイムスリップ☆スター ( No.8 )
- 日時： 2018/10/06 17:30
- 名前： ミーミ （ID: xTLxRpAm）
「ねぇ、カッコよくない？あの転校生の子」
「うんうん、クールな感じでいいよね」
「同じクラスの子、うらやましすぎるっ！」
休み時間。うちのクラスの廊下には、1・3組の女子が集まっている。
……カッコイイ、ね。
「ははっ……」
乾いた笑みがもれる。
この一週間、ケイのせいで散々だったんだから(怒)‼︎
職員室でのことを誰かが見ていたらしく、女子に何度「本当に、桃花ってケイくんとなんでもないの⁈」と問い詰められたことか。
女子ってねぇ、コワいよねー。マジで殺意感じたわ。(ゲンナリ)
「もう、アレいつまで続くんだか」
呆れ混じりのため息が聞こえた。
「ねー。よくあきないよね」
声の主である友達の大野真央里に返事する。
艶やかな黒髪を揺らし、水色の目で私の方を振り返った。
ちょっとドライで、こーゆー時は意見が合うんだ。
「桃花も大変ね。めんどうなことに巻き込まれて(笑)」
「同情、あざーっす」
………半分は、面白がってると思うけど。
「……チッ。うっせえな」
右斜め後ろから、舌打ちが聞こえた。イケメン不良と名高い奥村エンマだ。
柔らかそうな赤髪に黒目が目立つ。
全くもってごもっともです。共感すらするわ。
そして私の隣からは、ため息が。
へぇ、意外。ケイも、アレに閉口してるんだ。
……ん？ちょっと待って。
よく考えたら私、ケイのこと、全然知らないような？
ケイは、職員室での事件以来、必要以上私に話しかけてこない。少しは反省したのか？と思ったけど……。
え、もしかして今の状況、私の方がヒドい？
…………。
よし、改心しよう。
明日、いや今日からケイとちゃんと話して、どんな男子か知ろう！エイエイオー‼︎
1人で拳を振り上げた私をケイ・エンマ・真央里が気味悪げに見ていたことを、私は知らなかったのデシタ。
続く
- Re: タイムスリップ☆スター ( No.9 )
- 日時： 2018/10/13 23:05
- 名前： ミーミ （ID: xTLxRpAm）
- 参照： http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12258
3,はじめまして、“ナイトメア”の幹部さん
ケイが転校してきてから、2週間がたった。ケイについて分かったことが3つ。
1つ目は、超頭がイイこと。
積極的ってワケではないけど、みんなが答えられなかったり、誰も手を挙げていない時に空気を読んで(？)答える。いつ指されても、どの教科でも間違いナシ。
2つ目は、頭だけじゃなくて運動神経もイイこと。
‘ゴリラ’の異名を持つ、学年1足の速い森海真と陸上競技でデッドヒートを繰り広げた。(最終的には真が勝ったけど、差はわずか0.01秒だったらしい)
3つ目は、男女問わず人気なトコ。
女子は「きゃーカッコイイ」男子は「なんかおもしれー」で、あっさりクラス1の人気者になった。
いーなぁ、なんでもできるって。数メートル先にいるケイを、じっと見つめる。
あ、そういえば。“スター”とか“ナイトメア”とか、全く聞かないね。
そのおかげで最近は平和に過ごせている。いいことだ。
……なのに、その平和は、あっけなく終わりを告げた。
下校中、急にケイに話しかけられる。
「……来るぞ」
「へ？」
どゆこと？と聞き返そうとすると……。
「カァァァァァァっ」
いきなり、カラスの大群が襲ってきた‼︎
なになに⁈痛いし、こんなことされる恨みをかった覚え、全然ないんですけど⁉︎
その時。すっかり人気のない道に、コツコツ……という足音が響く。そして、銀色の長髪をひとつにまとめた男の人に現れた。
え ……ええ？ワケの分からない展開だよっ！
「久しぶりだね、ケイくん。……おや、そちらのレディには自己紹介をした方がいいかな？」
男の人が言った。
「私の名前は魔夜。“ナイトメア”の幹部だよ」
「え……」
うっそお。“ナイトメア”って実在してたの⁉︎
ってことは、コレってかなりヤバイ状況なんじゃ？
私、目の前の人に敵認定されてる気が……。
「カラス達、やれ」
魔夜が命令する。
そっ、その“やれ”は“殺れ”デスカ？
現実逃避してる間に、カラス達は襲ってきた。
わぁぁぁ。これは、絶対絶命か⁈
続く
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