コメディ・ライト小説(新)

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四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章
日時: 2022/09/10 22:44
名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)

ここは、魔法の使える者が学問を学び成長する、四季ヶ丘学園中等部。学園には、様々な生徒が通い属性によって、4つのクラスに分けられる。春組では、リーダーシップのある、将来世界を動かすような人材の育成。夏組では炎魔法を中心に魔法騎士団で戦えるような人材の育成。秋組では、道具を扱うことの出来る工学的な分野の個性的な人材の育成。冬組では、魔法科学者や、研究者など賢い人材の育成。と、分けられて行動がバラバラになることがあるが、そんなかしこまったことではなく、性格によって分かれているだけなのである。こんな変な制度なのは『校長先生がそういう人だから』で片付いてしまうのも日常茶飯事。その謎の1つとしてなぜか寮だけは…あみだくじなのである☆そんなあみだくじで集まったある寮の生徒たちの少し変わった青春あり、恋愛あり、コメディありの学園生活系の物語ーーー。

Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・19話 ( No.22 )
日時: 2022/10/18 22:39
名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)

朝は本当に空気が心地よくて好きだな…。そんなのことを思いながら、西園寺くんと何気ない会話をしていると…「東條さんってなんで四季ヶ丘学園に通ってるの?」理由…か…。あのことは言わないよう気をつけなきゃ。「この学校の生徒が個性的で良い刺激になると思ったのよ。あと、親戚がこの学園の関係者だったていうのもあるんだよ。」「へぇ、何か隠してる?小学生が考える内容じゃないよね?」う、バレかけてる?さすがだ。でも、ここは譲れない。バレちゃダメ。絶対。「そんなことないよ~wあ、西園寺くんは?」「うーん。僕のお祖母ちゃんと、早乙女くんのお祖母ちゃんが仲良くて…一緒に受験したらって言われた。」「うんうん、なるほど~」「それだけ。理由薄くてごめんね。」まあ、小学生が完璧な理由持っているはずないものね。「そんなことないよ、それが普通だし。」気が付くともう学校に着いていた。思ったより寮から学校までって近いかも。朝休みは、ゆっくりと図書室で過ごしてホームルームの時間になった。「みなさん、おはようございます!今日は『適正能力検査会』です。自分にあった能力をしっかり判断出来るようにしましょう!」『適正能力検査会』とは、私たちが魔法を使っている中で何が得意で、何が不得意なのかを検査するもの。内容は技能試験で名称は、技と特殊にしている、らしい。50m走的な『飛行レース』ハンドボール投げのような魔力を込めた球を投げる『魔球投げ』希望者のみの『魔剣道』と『魔弓引』がある。私はとりあえず全て参加予定だ。なので競技数が多くなってしまう関係で、普通競技はもう終えている。しかし…『魔弓引』や『魔剣道』いわゆる剣道や弓道は行っているものが少ないため、毎年観客席が大賑わいになる。目立つのは好きじゃないけれど、出来る人はほぼ強制的にやらされるから、やむを得ない。先にもやらせてくれない。本当に不思議。女子部門は人がほぼほぼいないはずだから、目立たないことを願いたい。「では、体操服に着替えて大運動広場に集まってくださいね!」開会式も終え、適正能力検査会が始まる。さあ、まずは『飛行』でも見に行こうかな…。

Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章 ( No.23 )
日時: 2022/10/26 22:37
名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)

《お知らせ》
みなさんこんにちは!少し、お久しぶりです。自分の周りの方の恋バナを耳の保養にしている、作者の菖蒲です(*´ω`*)やはり、恋バナってテンション上がってウキウキしちゃいますよね~。最近、投稿出来ていなかったのは、作者が忙しかったのと、体の調子が悪かったからです…。たぶん、たまにこのようなことになると思いますが、頑張って書いていきますので、これからもご愛読していただけると嬉しいです!さあ、本題に入りますが、なんと…!このお話の閲覧数が1500回を越えたら、番外編をまた書こうと思います!内容は
①もし、実際にいるアニメキャラクターに例えたらどんな子なのか
②好きな食べ物、趣味、得意教科
③主人公たちの身内の話
などの企画を考えております!質問のところに部屋を設置しておきますので、ぜひ、聞きたいこと、意見がありましたら、遠慮せずにお声かけください!では、久しぶりの本編にどうぞ!

『飛行』部門が始まり、会場に行くと、見慣れない顔がたくさんいた。初等部の人もいたが、中等部で入学してくる人が圧倒的すぎて、全くどこにいるかが分からない。しかも『飛行』部門は魔法初心者でもやりやすいのでテストを受ける人が多いのである。ちなみに前回言っていなかったが一科目出れば、他のは一応でなくていい。しかし私は全種目強制参加だけど……。あ、やっと見慣れた顔が見えてきた。トップで飛んでいるのは初等部でも早かった親友の桜小路さくらこうじ みやびちゃん。凜としていて、椿の花のような女の子。その後ろは……「おらー大橋、その道あけろ!」「はあ?何言ってんの?俺が先だ!桜小路さんに負けてもお前には負けんわ!」やっぱり2人は仲良しさんだな~。真ん中らへんで三阪さんや青山くん、それよりちょっと後ろのほうで早乙女くんと鴻池さんが飛んでいる。あら?青山くんが強制退場されている?なんでだろうと思っていると続々と皆がゴールをしていった。大橋くんと最上さんは同率だったらしい。またガミガミ言い合っている。「菫さーん!」あっ!雅さんだ!「雅さん、1位おめでとうございます~」「ありがとうね。後ろの方で走っていた、さっきの男の子…なんか飛行器具のほうきを改造しすぎていたらしいよ。」きっと、青山くんのことであろう。可哀想に。せっかくまあまあ良い順位だったのに。「そういえば、菫ちゃんって、どこの寮なの?」「シアン寮のだよ?」「私はパピヨン寮だったよ~。シアン寮は気をつけてね?松林さんって子いるでしょう?あの子のお姉さんも問題起こしているからたぶん要注意」一応警戒していたけど、初等部の時一緒に生徒会を運営していた雅さんが言うのだからきっと本当に危ないことになるかもしれない。「ありがとう。気にかけてくれて。あ、もうそろそろ、戻った方が良いんじゃない?ほうきの手入れ、終わっていないでしょう?」「うん、そうだね、またね!菫さんー!」「さようならー!」ふぅ…。雅さんが元気そうでなによりだ。よし、次は『魔球投げ』を見に行くか…。

Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・21話 ( No.25 )
日時: 2022/11/02 20:39
名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)

~ピンポンパンポーン!こちら放送係です。校長からの後伝達で「魔球投げ用の魔球を紛失してしまったので、変わりにドッチボールをします」だそうです!以上、連絡でした。ピンポンパンポーン!~なんで魔球を紛失するのよ…。魔球投げから変更されたことにより、喜んでいる生徒もいれば、もうこの世の終わりのような顔をしている子もいる。確か、シアン寮で魔球投げを予定していたのは在原さん、松林さん、西園寺くん、確か…大橋くんと最上さんはこの競技も参加するんだっけ…。みんなの様子見に行こうかな…。早速、大橋くんと最上さんと西園寺くん発見!まだ大橋くんと最上さんは言い争ってる?あ、争いすぎて西園寺くんにお説教くらい始めてる…。あ、在原さん…いたけどなんか…いなくなった?どうしてだろう?まあ、いいや。松林さんはどこだろう?と考えていると「はろ~!菫ちゃん!」「こんにちは、菫さん~。」「あっ!松林さんと三阪さん!」「そういえば!菫ちゃんもドッチボール、でるでしょ?」「いいえ~。私は魔弓引と、魔剣道ですよ?」「へえ~。そんな競技もあったんだ~。そうだ!お昼ご飯一緒に食べない?」「良いですね~みんなも誘いましょうか~?」「いや、3人で食べようよ~。皆とじゃ楽しくないでしょ?」なぜ3人…。3人じゃなくて皆と食べた方が楽しいはずなのに。「何故他の皆さんをお誘いしないのですか?」「だって、あの子達面白そうじゃないもん!」「面白そうじゃない…ですか…」怪しい。まだ全然話したことないはずなのに「面白そうじゃない」なんて。怪しんでいるのがバレたのか…「いえ、松林さんが直感で感じただけです、きっと。すいません、不快になるようなことを…。」三阪さんが何故フォローをしているのかしら…。やはり、今度から探りを入れてみて様子を窺おう。「わかりました…。三阪さんが謝る必要はないですよ?気に負わないで下さい。」「あっ!競技に遅れちゃうから、またね~!」「さようなら、お二人とも。」なんだか、三阪さんが松林さんの執事みたいだった。そういえば、シアン寮で三阪さんが主体的に話しているところ見たことない気がする…。ますます怪しいわね…。あ、まだまだ考えたいけど次の競技が始まる時間だ…。とりあえず、見に行こうかな!

Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章 ( No.26 )
日時: 2023/03/07 22:30
名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)

皆様!お久しぶりです!えっと…本編は約4カ月間ぶりですね。そして、いつの間にか閲覧数が1000を超えていました!本当に本当に本当にありがとうございます<(_ _)>簡単に事情をお話しいたしますと…大事な試験があって、小説を考えれない、書けないことが続き、やっと試験が終わったところでございます。全然書けずごめんなさい。まだ、ちょっと忙しいので頻度は高くないかもしれませんが、皆様が少しでも楽しんでいだけるように小説を書いていきますので、これから、よろしくお願いいたします!では、本編にどうぞ!

なんだっけ…?ドッチボールしているのよね?放送によれば。なんか雪遊びしている光景にしか見えないのだが…。魔力がこもっているせいでボールがボールのような形に見えない…。西園寺くんは氷魔法で容赦ないし、松林さんは…炎…なんか熱すぎて色が赤じゃなくて黒いし。在原さんは失神して、最上さんはとにかく陰に隠れて、他の人の足を魔法で滑らせてる…。大橋くんは、なんだかんだ避けてる??西園寺くんは大橋くんが避けて過ぎててイライラし始めてるし。しっちゃかめっちゃかやないですか…。チームの色もおかしいし…
【ちなみにチームはマゼンタチーム⇒大橋、最上、在原。 ミントグリーンチーム⇒西園寺、松林】
赤と緑で良くないですか??なんでこんなに個性と個性のぶつかり合いが起こっているのか…。本当に訳がわからない。あ、在原さんと最上さんが外野に…。残り3分…どちらのチームが勝つのかしら。不安しかないわ。今度、校長に何でもかんでもごちゃごちゃしすぎですよって訴えに行こうかしら…。いや、行こう…。

Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章 ( No.27 )
日時: 2023/03/23 10:56
名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)

なんだかかんだありまして…ミントチームwin!最上さんと大橋くんがかなり疲れた様子で観覧席に帰ってきた。「くじ引きって不平等な気がしてきたー」「最上、それな。」かなり疲れ果てているようだた。「2人とも大丈夫?」「「東條さーん(すみれちゃーん)!!!」」私が声をかけた瞬間ゾンビみたいに私の元へなだれてきた。「菫ちゃん!聞いて聞いて~」「ミントチームのメンバーがおかしいんだよぉ!」「松林さんと」「西園寺のやつがいてさ~」「「サイヤ人並みに強いんだよ!!!」」わあ…2人とも息ぴったり…。確かに2人はすごく強かったけど…「あの顔は本当に怖いよ…」「松林さんも西園寺も、般若だよ般若…」「「般若がどうした???」」「「「ふみゃー!」」」いきなり後ろから話しかけられて私と最上さん、大橋くんはグラウンド中に響き渡るくらいの大声を出してしまった。「あ、びっくりさせてごめんね?西園寺と…」「松林だよ~♪」あら?珍しい組み合わせ。「西園寺くん、その首のメダルは?松林さんも賞状持ってますけど…?」「あ~、菫ちゃんこれはね、西園寺のは最優秀選手賞で、あたしのはその次の位の賞状だよ~」すごいな…確かにこれは不平等だと最上さんと大橋くんが考えても仕方がないか…。「それで、大橋くん、般若ってだあれ?」「さ、西園寺、決して君のことでは…」「大橋くんは確か昨日も僕の部屋に不法侵入した罪があったよね?何回僕を怒らせたら気が済むのかな~?」「西園寺くん、あたしも手伝うよ♪あたしのことも般若って言ったしね~もちろん風音ちゃんも、ね?」「「ふぎゃー、助けてー!!!」」あー、最上さんも大橋くんも連れて行かれちゃった。うっ、次は魔剣道…。行きたくないな…。行くか…。


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