コメディ・ライト小説(新)
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- 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章
- 日時: 2022/09/10 22:44
- 名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)
ここは、魔法の使える者が学問を学び成長する、四季ヶ丘学園中等部。学園には、様々な生徒が通い属性によって、4つのクラスに分けられる。春組では、リーダーシップのある、将来世界を動かすような人材の育成。夏組では炎魔法を中心に魔法騎士団で戦えるような人材の育成。秋組では、道具を扱うことの出来る工学的な分野の個性的な人材の育成。冬組では、魔法科学者や、研究者など賢い人材の育成。と、分けられて行動がバラバラになることがあるが、そんなかしこまったことではなく、性格によって分かれているだけなのである。こんな変な制度なのは『校長先生がそういう人だから』で片付いてしまうのも日常茶飯事。その謎の1つとしてなぜか寮だけは…あみだくじなのである☆そんなあみだくじで集まったある寮の生徒たちの少し変わった青春あり、恋愛あり、コメディありの学園生活系の物語ーーー。
- Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・7話 ( No.7 )
- 日時: 2023/02/21 22:18
- 名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)
「おはよー菫ちゃんー!」「おはよ~~~菫ちゃんヾ(´ω`=」「おはようございます早苗ちゃん、風音ちゃん(^^)お二人とも朝から凄く元気ですね~」「だって、今日は寮決めの日じゃん!」「そーだよ、そーだよ!夜しか眠れへんかったもん!」「夜…眠れてるじゃないですかw私はそこまで気にしていなかったので。」「冷静だねー菫ちゃんはーあっ、西園寺くんと大橋くん、おはよー」「おはようございます。」西園寺くんは相変わらず落ち着いているけど少し眠そうだ。「おはよ、最上、髪がはねてるぞ。」「マジっ!?ほんとだーありがとー、って大橋も髪がはねてるじゃんw」「わっ、マジだ…なおんない…」ーそれぞれ教室に移動したー「おはようございます!みんな!今日は寮決めの日です!さっそく、ホールに向かいましょう!」「「はーい」」ホールとは、全校集会などを行う大広間である。校長先生がステージの上に立っている。「えー。みなさんおはようございます。今からの説明をよく聞いて下さい。願い事を込めながらくじをひくこと!そうすれば運命が導き、良き寮の仲間に出会うことができると思います。さあ、あとは知りません☆」はあ…。やっぱり校長先生はハイテンションな方ね…。よし、私のくじ引きの番だ。『ソレイユ』えっ?何これ?「では、その髪に書いてある呪文を唱えて移動してください!」なるほど…。このホールに魔法がかかっていたのね…。少し魔素が強いと思ったから、納得だわ…。混乱して誰も移動していない。先に行っておくか…「ソレイユ!」ー一方ホールではーザワザワ…「みなさーん、あの子みたいに移動してくださいー?」シーン…。「東條さん、飲み込みが早すぎ…。普通、混乱するのに、さらっと当たり前のように行っちゃったよ。ソレイユ!って言ってたから僕と同じ寮だ~西園寺は?なんて書いてある?」「えっ…。僕もソレイユだよ?」「凄い…。これが神の導きってやつか…」「そうなのかな…。行こうか、早乙女くん。」「もうそろそろ、海里でいいよー。ゆうゆうー」「なんで、ゆうゆうーなの?」「西園寺 悠だから、ゆうゆう~」「却下で…」「ひどいな~僕たちももうそろそろ行こうか。」「うん、そうだね。せーの」「「ソレイユ!!」」
- Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・8話 ( No.8 )
- 日時: 2022/09/18 22:56
- 名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)
ー西園寺sideーうっ…まぶしい…。やっと視界が開けるとそこには広い野原がありました。やはりそこにいたのは、東條さんと、早乙女くん。早乙女くんは同じように着いたばかりで混乱している様子。東條さんはなんか…身の回りを探索しているのかな?確か…寮には5~10人くらいが集まるはずだから、もう少し人が来るはず。「わーーー!!」また誰か来た。えーと、在原さんと、鴻池さん、最上さん、「うぎゃーー!!」うるさい…。なぜか上から落ちてきたのは大橋くん。なんとか避けることはできたが、彼は尻もちをついてしまった。「いたた…。おっ!西園寺じゃん!やっほー!一緒の寮なんだな~よろしく~」「うん、よろしく。」さらに人が来た。あれは?青山くんと、松林さんと、三坂さん?だっけ?なんか見たことがある顔だということはすぐにわかった。誰がいるかを一通り見終えると…目の前にデジタル画面が現れ…「はい、それでは移動できましたか?先生の声は聞こえてますか?状況が理解できていない人が多いと思いますが、そこを乗り越えるのも授業なので、頑張ってください~!えーと、進め方はパンフレットが置いてあるのでそれを見て下さい!グッドラック!!!」あっ、もう終わった…。目の前に広がる広い草原に長机に冊子と荷物が置かれている。この冊子を見ればいいんだね…。えーと…?
①メンバーを確認しよう!異常に多くないかな?
②1人一つ荷物鞄をとろう!これから必要な荷物が入っているよ!
③寮の構造をみんなで置いてある大きな紙に書こう!
…えっ?なんで紙に書くの?
④寮を構成しよう!できたら、連絡してね☆終わり☆
えーーー!?!?雑だし、どうやって寮を、建物をつくるんだよーーー!?
- Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・9話 ( No.9 )
- 日時: 2022/09/19 22:50
- 名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)
ー今日も西園寺sideーやっぱり、説明が雑すぎる…。他の皆も混乱しているようだし…。東條さんは…あれ?なんか、構図を描き始めている?「ねえねえ、とーじょーさん?だっけ?何してんの」「えっと…アフロくん…じゃなかった。青山くん?、だっけ??見ての通り、軽く案として構図をかいてるよ?」さっそくアフロくんって呼んじゃっているw「なんでアフロくんやねんwそうそう、青山でーす!よくそんなに混乱せずに動けるね~」確かに…僕もそれ、疑問に思った…。「状況を解析し動かなければこの課題は乗り越えられないと思ったからですよ。さあ、みなさん要望を教えてください、例えば、私でしたらよく能力の実験をするので、実験室を備え付けたり…」「おー面白そうじゃん!じゃあうち、家の横に運動できる空間がほしいな~」さっそく最上さんが興味を持ち始めた。「まず、部屋を割り振らないといけないんじゃない?」「早苗ちゃん、ナイスアイデア!部屋を広めにしたい人いる?手ー挙げてー!」挙げた人→東條さん、僕(西園寺)、大橋くん、青山くん「理由どぞー!すみれちゃんからー」「私は…実験室を置きたいから」「おーけ!採用!次~西園寺くん!」「僕も家が東條さんと同じような家柄だから、実験道具が多いので、部屋を広めにしてほしいです。」「なるほどーおけ!採用!次…たぶん大橋くんも青山くんも同じ理由だからせーので言って」「「せーの…部屋が広い方がはっちゃけられるから!!」」「ダメだよー不採用ー」「なんでやねん!!」「よし、次はどういう感じで部屋割りするかだね。1階は食堂と大浴場があるところで、2階が会議室と、共有ゾーンでテレビとかおくところね。3階からが部屋で良いかな?」さすが東條さん…話がまとまっている…。「シェアルームしたーい!」えっ!?いきなりしゃべり出したのは鴻池さん「いきなりだね…でも面白そうじゃん!うちは、さんせーい!」続いて最上さんも賛同する。「でも…大きな部屋にする私と、西園寺くんは無理そうだから、3階に301号室~303号室までわけてましょうか。」男子は3人一緒で、女子は、3人と2人に分けるんだね。「俺ら角部屋の301号室でいい?」「じゃあ、松林さんと三阪さんで302号室、風音ちゃんと、木葉ちゃんとうちで、303号室でいい?」在原さんが提案すると…「「「いいよー」」」皆の賛同も得られた。「4階は来賓と倉庫に使いたいから空けて、5階に実験室と、西園寺くんと私の部屋作りますねー。これで終わりでいいかな?」「「「OK~!」」」「では、1階、2階、4階はすでに書いてあるので部屋の中での家具割りを話し合ってください~」僕は、話し合わなくてもいいのかな?「ねえねえ、西園寺くん?実験室とかについて考えたけどこれでいいかな?」ふむふむ…。設備が凄くそろってる。「うーん。あと、これと、これが欲しいかな。」「なるほど~設置費用がかからないから夢が広がるね~勝手に屋上つけてもいいよね?あと、地下も!」凄く東條さんの目がキラキラして楽しそうだ。「了解です、実験室は、僕と東條さんの部屋の間に置くのですか?」「ううん、お互い何かあったらいけないから、私たちは隣同士の部屋ね。あと、部屋の中には、お風呂とかキッチンとか普通のマンションの部屋と同じような設備にしておくね。」えっ…。隣か…。まあいいや、いろいろ交流できるし。「おー僕たちだけなんか快適な空間で良いのかな?」「大丈夫よ~w絶対3階のみんなは、部屋の中にゲーム機置いたりしてるからw」「確かにwそうかもw」ーー一時間後。「やっと出来たね~」「よし、これを提出したら、ボンって寮が建つよ~せーの!」ボンっ…。凄い技術だな…。僕らの寮は五階建て、エレベーターとトイレが各階にある、半分マンショウのような寮が建っている。「ピンポンパンポーンー、館内放送ですーーちなみにこれは4階に設置された放送室から放送室していますー。みなさん、先生に報告するので、2階、会議室にご集合くださいませ~。ピンポンパンポーン…。」いつの間にか館内放送までつけられている…。凄い…。「みなさん、設備は大丈夫そうでしたか?」「うん、凄すぎた。完璧に再現されてた。」「枕投げ用の枕も書いたら置いてあった。」何故、枕投げ…!?「えーっと、ここにみんなサインすると、完了だそうです。」カキカキφ(._.)メモメモ。みんながサインをし終えると「よく、この試練を乗り越えてくれたな、シアン寮のものたちよ。ちなみに、あなたたちの寮の名前は、こちらでつけることになっていて、シアン寮と名付けたのです。あとは、帰りの会なしでフリータイム。今日は金曜日だから、皆と交流を深めると良い。では、また、月曜日。」デジタル画面が終わった。「ねえ!皆の部屋を見に行こうよ!自分たちの部屋以外まだどこにも行ってないでしょ?」と、最上さんが提案した。、「いいね~やろうよ~よしー!寮探検に…」「let's goーーーー!!!!」
- Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・番外編① ( No.10 )
- 日時: 2022/09/29 18:58
- 名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)
こんにちは!いきなり登場してすみません!作者の菖蒲と申します!用事があり、ここに来ていない間に閲覧回数が100を超えていました!本当にありがとうございます~!私、嬉しすぎて、椅子から落ちかけました…。さて、今日は『四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・番外編①』読んでいて「だれやん、この子…。」や「どんな性格かごちゃごちゃしすぎてわからへんわ」と思った方々、申し訳ございませんでした…。この小説、今のところ名前の出ているキャラクターがなんと、10人もいまして…さぞかし混乱されたことだと思います。なので、この番外編で、整理できたらなと、思っています!時間の都合上、何回かに分けさせていただくことをお許しくださいm(_ _)mそれでは、どうぞ!!!
東條 菫
1年冬組。女の子。シアン寮では、5階の一人部屋。一人称、私、実家だとわたくし。この、お話の主な語り手的な存在。いわば主人公…?得意魔法は、氷と風。苦手なのは炎。薬学師や学者を目指しており、実家には実験室を作っていた。少し天然なところがあり、普通の人が使えない上級魔法を軽々と使ったり、精霊と戯れたり、小さな家と言いながら大きな家に一人暮らししたり、とにかく変人。また、小学校は四季ヶ丘学園初等部で、生徒会長だった。西園寺には小学生時代に何度か助けてもらったことがあり、感謝し敬っているが、本人は覚えていないのだと勘違いしている。
西園寺 悠
1年冬組。男の子。シアン寮では、5階の一人部屋。一人称、僕。お話の語り手代理をよく務める。また、小学校は四季ヶ丘学園初等部だった。得意魔法は水と風。苦手なのは特にない。親が薬学師をしているので、そのような分野に詳しい。シアン寮の中で一番冷静で大人しく、しっかり者。だか、優しい性格の持ち主。東條と幼少期に関わりがあり、そこからよく気にかけていた。本人に気づかれていないことにショックを受けている。早乙女と親同士が仲が良い。実はネコが好き。
在原 早苗
1年秋組。女の子。シアン寮では、303号室。一人称、あたし。東條とは、小学生時代に交流があったため仲が良い。また、木葉のことを「ことちゃん」と呼ぶ。得意魔法は炎と土。苦手なのは氷。姉貴のような存在であり、子どもの対応や周りを仕切るのが上手。朝が苦手でたまに寝坊する。早乙女とは家が近所で幼稚園時代によく遊んでいた。
鴻池 木葉
1年秋組。女の子。シアン寮では、303号室。一人称、うち。早苗と、同じ小学校。なので早苗のことを「さなちゃん」と呼ぶ。たまに変な呼び方もする。得意魔法は炎と雷。苦手なのは水系の魔法。明るく、元気でいつも笑顔な子。人に話しかけるのが得意でよく、菫と悠にちょっかいをかける。そして、ニヤニヤする。
- Re: 四季ヶ丘で、寮生活始めます!! 第1章・番外編② ( No.11 )
- 日時: 2022/10/01 23:04
- 名前: 菖蒲 (ID: .WGhLPV.)
こんにちは!昨日、ネットで広島に同じ「四季が丘」という地名があるということを知り、焦っている作者の菖蒲です…(´・ω・`)このお話は完全にノンフィクション、オリジナル作品となっております…。さて、気を取り直して本日は番外編②で、物語に登場する建物についてと、昨日に引き続きまして、紹介したいと思います!では、用語集からどうぞ!!!
#用語集#
四季ヶ丘学園…
小中高大一貫の魔法系学園。どの学年からでも受験により編入可能。エスカレーター式に上がれるが、成績が悲惨過ぎると留年の可能性もある。四季ヶ丘という名称は、四季ヶ丘学園グループ一帯の土地の名称からきている。小学生は1組や2組に分けられるが、中学校と高校は春組、夏組、秋組、冬組に分けられる。
フードコート…
生徒たちがご飯を食べたり、買ったりするところ。売店もある。窓からは綺麗な湖が見られる。
聖域テラス…
四季ヶ丘の裏世界的なところ。代々四季ヶ丘の生徒会関連の者か、学園で偉業を成し遂げたものにしか教えられない神秘の場所。人が入りすぎるといけないので、このように伝説化されている。魔力に満ち満ちていて、美しく神秘的な植物が育つところ。ここに行く方法を知っているのはシアン寮では、菫だけ。
シアン寮…
主要キャラクターたちの住む寮。五階建てのマンションのような建物で、グラウンドもある。菫と悠がこっそり地下と屋上をつけたが初期はまだ知られない。施設が凄すぎて、学園トップクラスの寮となった。
東條の家…
東條菫が一人暮らしをしていた家で、今は彼女の精霊がお留守番中。普通の一軒家より一回りくらい大きいが、実家は別にあるらしい。庭には様々な花が咲きほこる。
#登場人物#
早乙女 海里
1年秋組。男の子。シアン寮では301号室。一人称、俺。ときどき僕。得意魔法は風と土。苦手なのは力系の魔法。悠とは、親同士が仲が良い。早苗とは、家が近所で幼稚園時代によく遊んでいた。可愛らしく低身長なのがコンプレックス。身長のことをいうと怒る。好きな色は水色。
大橋 奏
1年春組。男の子。シアン寮では、301号室。一人称、俺。得意魔法は水。苦手なのは何故か氷。また、小学校は四季ヶ丘学園初等部。菫や風音とは元クラスメイト。元気で子どもっぽくドジ。野菜も苦手。頼りになるときは頼りになる。意外と空気が読める。好きな色は青。
最上 風音
1年春組。シアン寮では、303号室。一人称は、場合によって違う。基本わたし…のはず…。得意魔法は炎と風。苦手なのは土。また、小学校は四季ヶ丘学園初等部。菫や奏とは元クラスメイト。元気で明るく、友達が多いのでモテる。奏とはなんだかんだ仲が良い。実家はお菓子屋さん。好きな色は桃色。