ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 漆黒の残響(タイトル変えました)
- 日時: 2009/08/22 02:58
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
すみません;作ったばかりなのですが、
立て直します!本当にごめんなさい!
-漆黒の残響-
【Author】
名前 冬宮準(ふゆみやじゅん)
性別 女
学年 中1です!
性格 変人。(ぇ
【About this story】
ジャンル ダークファンタジー(なのか?)
主人公 月城 水
注意点 グロい場面があります。苦手な方はお戻りください。
【Rules】
1.荒らし、暴言などはお止めください。
2.冬宮に「さようなら^^」と言われたら直ちにここから立ち去る事をお勧め致します。
3.コメント、アドバイスWELCOME〜★
4.え?チェーンメール?「さようなら^^」
【Contents】
Noise 0 >>1
Noise 1 >>6
Noise 2 >>12
Noise 3 >>15
Noise 4 >>18
Noise 5 >>20
Noise 6 >>32
Noise 7 >>40
Noise 8 >>45
【Readers】
遊太様 美由希様 テト様 黒月*綺空様 空様(Thanks for your comment!)
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- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.47 )
- 日時: 2009/08/21 10:41
- 名前: 冬宮準 (ID: o.w9FXPe)
【サブタイトルの意味】
二回目です。
Noise 4 First step to Black Sort=漆黒の塊への一歩
Noise 5 Sacrificing himself=彼自身を犠牲にして
Noise 6 Resonating voice=響く声
Noise 7 I shouldn't be here=自分はここにいちゃいけないんだ
Noise 8 Mission of Black=黒の使命
…です。サブタイトルすっげえ
適当(というかそのまま)ですみません;
日本語で書くとかなりダサくなる;
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.48 )
- 日時: 2009/08/21 12:21
- 名前: 冬宮準 (ID: EWuSebNO)
Noise 9
Do not think he's just a small guy
「…なんで付いてくんの」
登校中、生徒達で賑わう道の上で水の後ろにぴったりとくっついている凪を見て無表情で言った。凪は眉を立て、水をじーっと見つめたまま怒ったように言う。
「だって、藤とレキから聞いたんだもん!あんたの力、暴走することがあるんでしょ!?ちゃんと自覚あんの!?ないでしょ!」
「…だから?」
「だからッ、私が監視してやってるのよ!それくらい理解しなさい!」
「……ふーん…」
水は赤くなった凪を無視して、スタスタといつも以上に早足で校門へ歩いていってしまった。凪はさらに癇癪を上げ、かなりムッとした顔で去っていく水を追いかけた。
賑わう教室の中、水は窓側にある自分の席に座ると、鞄を机の横に下げて涼しい顔で窓の外を眺め始めた。すぐ隣の席には凪がいる。水はそれにも気づかずに、ボーっと外をみていた。凪は今にも大爆発しそうな赤い顔で水を睨み付ける。
「あんたねぇ…今日席替えがあって運良く人数合わせで隣のクラスからやって来た私に何か一言ないの…!?」
水は振り向きもせずに、外を見たままため息交じりの棒読みで呟く。
「…ない」
そんな水をぶん殴ってやりたいとでも思っているのであろう凪の強く握った手が大きく震えていた。
「…っはあ!?カッコ可愛い外見持っといてその可愛くない中身は何!?」
「…知らないよ」
「ん〜〜〜!もういい!今日の体育であんたがどれだけの事が出来るのか、見せてもらうから!!!!」
「…あそう」
水は名の通り水の流れの如く怒鳴る凪を一言で完全スルーすると、席を立って小さな体で邪魔な生徒達(障害物)を全て通り抜け、教室を出て行ってしまった。そんな水をぎらついた目で見送りながら凪は歯を強く噛みながら呟いた。
「ほんっとに無関心野朗ね…!」
「いっくわよー!」
体操着を纏った凪は、ドッジボールに使われている青いボールを後ろに構えた。狙いは、プレイヤー達が五月蝿くしている中一人でフィールド上の端っこでつまらなそうに平然と立っている水。彼を小さくあくびをすると、自分が狙われている事にさえ気が付かずにのぼせた様にボーっとしていた。凪が腕を大きく振り、ボールを力いっぱい投げる。そのボールはまるで愚者に襲い掛かる竜のような速度で水に向かっていった。
「月城!」
水のチームの生徒の一人が言う。それにも関わらず水はボールを受ける体勢を取ることも無くぼんやりと立ち尽くしていた。ボールの竜がどんどん水に近づいていく。このままでは水に当たっても可笑しくない。凪は絶対に当たる、と心の中で喜びの声をあげていた。しかし—…
パシッ。
乾いた音がした。凪が「え?」と眉間にしわを寄せる。気が付けばボールは体育館の床ではなく、水の両手の中に居座っていた。水は感情の篭っていない顔でボールを静かに構えると、驚きに震えている凪に向かってそれほど力をいれずに投げた。
「これくらいなら、簡単に避けられるわ!」
そう思った凪は、ボールが来るはずであろう場所から離れ、ほっとしたような余裕の笑みで水を見ていた。しかしボールはきれいなカーブ線を描き、今までのスローモーションのような速度とは全く違う映像を早送りしたような速さで凪に向かっていった。さすがの凪も驚きに足が動かない。
「うそ…!?」
ボールは凪をよろめかせるほど強く当たった。凪は尻餅を付き、目を大きく見開いて、静かに立ち尽くしている強敵・水を見た。周りの者も水の隠された運動神経にかなり驚悸しているようだ。だが、ショックはこれだけでは終わらなかった。いつの間にか水の手には凪に激突したはずのボールが在った。凪が状況をつかめないまま外野へ回ると、水はまた同じようにボールを投げる。ボールはカーブを描くと同時に、一気に5人もの生徒を当て、最終的に水の一番の標的であった者の腹に衝突する。衝突したボールは神業のように自然と水の方へ跳ね返り、それを彼が沈着の表情で受け取る。彼は同じ動作を何回か繰り返し、とうとう相手チーム全員を外野に回らすことになった。ボールが怯える最後の敵に当たったところで、ゲームは終了となった。先生の笛が体育館に鳴り響くと同時に、生徒達は水の方へ走っていき、彼を取り囲んだ。
「月城くん凄い!」
「水、お前そんな小さな体で一体どういう;」
「月城!ありがとうな!」
次々と生徒達が褒めや驚きの言葉を発する。水は「何でこんなに人が集まるのかわからない」と言っているような、少々困惑した顔で苦手な人ごみを耐えていた。人の輪の中に入っていなかった凪は、その状況を見て少し嬉しそうに微笑み、彼女も行くの方へと走っていった—…。
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.49 )
- 日時: 2009/08/21 14:05
- 名前: 冬宮準 (ID: 5TsGjhCG)
Noise 10
Why don't we go?
「ビックリしたぁ〜!水ってあんなに運動神経が良かったのね!」
帰り道を歩く凪は水に興奮した声で言った。水は照れることも素直に礼を言うことも無く下を向いたまま歩いている。このまま真っ直ぐ歩けばアジトに帰れるのだが、彼はそうする事無く横に曲がってしまった。凪は早足の彼を一生懸命追いかける。彼らの歩いている道は石の階段に繋がり、それは森の綺麗な木々に囲まれているものだった。
「ちょっと…どこ行くのよ!?」
水は立ち止まり、凪のほうを振り返って嫌そうに言う。
「…っていうかなんで付いてくんの」
「だって監視役なんだもの!暴走したら武器をあんたに刺すなり撃ち込むなりして封印を唱えないといけないんだから!」
「…ふーん…」
水は説明してもらったにも関わらず階段を上り続ける。凪はそれにムッとしつつも水を追い続けた。長い長い、石の階段。木々に覆われていて、なんとなく暗い。でもここを抜ければ、とても明るい希望が待っているような、不思議な空間だった。水は階段の最後の段を踏み、急に明るくなった視界に目をつぶることも無く前へ進んでいった。彼の立っているところは、小さくも大きくも無い神社だった。凪は面倒くさくなってきたのか、両手を合わせてこう呟いた。
「移動の源よ、力をお借り致します。転瞬移動、発動!」
凪がそう唱えると、彼女の体は小さな竜巻に包まれ、それが止むと階段の上にに彼女の姿は無かった。水はその状況を呆然と見ている。しかし水の目の前でまた竜巻が起こり、その中には手を合わせたままの凪が立っていた。竜巻が止み、静かになった。
「瞬間移動?」
水が凪に問う。凪は合わせていた手を離し、ニッコリと笑って頷いた。
「実はね、塊の世では忍術を使える人が結構いるの。その中でも漆黒の塊は忍術の天才だけどね♪」
「…じゃあ凪は忍者なの?」
「うん、私は忍者の集う『陰の里』出身なの」
そう言うと凪は鳥居をくぐり、端の方に置いてある石のベンチの腰掛ける。何とも心地のよい場所であった。鳥居の奥には大きな鈴が下げてある小さな家のようなものが静かに立ちそびえている。ここなら鳥の囀りや気のざわめきが聞こえるとともに、綺麗な空を見上げることも出来る。どうやら凪はこの場所が気に入ったようで、辺りを見回し、感心したような声で嬉しそうに言った。
「水、よくこんな所知ってたわね。私知らなかった」
水は少し距離を置いて凪の横に座ると、鞄を開いたスペースに置いて空を見上げながら言った。
「よく来るんだ」
「そっか。陰の里にもこれよりも広い神社があるのよ。あ…そうだ!」
凪は元気よく水のほうを見ると、明るい声で言った。
「明日の土曜、陰の里へ行こうよ!いいよね?うん、いいわよね。じゃあちゃんといる物は鞄につめて、明日の朝出発よー!私さき帰ってるから!じゃあね★」
彼女は水の許可も得ずにそう勝手に決めると、先ほどの忍術を使って消えてしまった。それを黙ってみていた水は、「はぁ」、と一つため息をつくと、夕空を見上げながら小さく呟いた。
「陰の里……か…」
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.50 )
- 日時: 2009/08/21 14:30
- 名前: 冬宮準 (ID: bkovp2sD)
実は水のデータは冬宮自分自身に
合わせてあったりします。
冬宮の身長は158cmです。体重は…教えないよ♪
冬宮も結構無表情&棒読みな時が多いそうで、
「きいてんのか!」
って叫びたくなることがあると友達は言っておりました…!(←自覚なし)ネット上ではこんなにはしゃいじゃってるのにー。あははー。あとよく「チビ」って言われる;そうかな?そうだよね、多分。うん。
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.51 )
- 日時: 2009/08/21 15:22
- 名前: 空 ◆/89U9xuifk (ID: Thm8JZxN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=10918
テト、笑えるぞwwwwww
最終的にフルートってwwww
あれ、結構うまいとおもったんだけど・・・。
そうか・・・まぁ、どうなるかわからないということだっ!
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