ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 漆黒の残響(タイトル変えました)
- 日時: 2009/08/22 02:58
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
すみません;作ったばかりなのですが、
立て直します!本当にごめんなさい!
-漆黒の残響-
【Author】
名前 冬宮準(ふゆみやじゅん)
性別 女
学年 中1です!
性格 変人。(ぇ
【About this story】
ジャンル ダークファンタジー(なのか?)
主人公 月城 水
注意点 グロい場面があります。苦手な方はお戻りください。
【Rules】
1.荒らし、暴言などはお止めください。
2.冬宮に「さようなら^^」と言われたら直ちにここから立ち去る事をお勧め致します。
3.コメント、アドバイスWELCOME〜★
4.え?チェーンメール?「さようなら^^」
【Contents】
Noise 0 >>1
Noise 1 >>6
Noise 2 >>12
Noise 3 >>15
Noise 4 >>18
Noise 5 >>20
Noise 6 >>32
Noise 7 >>40
Noise 8 >>45
【Readers】
遊太様 美由希様 テト様 黒月*綺空様 空様(Thanks for your comment!)
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- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.62 )
- 日時: 2009/08/21 23:35
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
今颯落書き中。
颯は描きやすいし描いててめっちゃ
楽しいです!黒つぐめは塗りやすい!よく友達からイラストの依頼が来るんですけどその時よく
颯描きます。最近は水×野良猫×颯
が多いです。
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.63 )
- 日時: 2009/08/22 01:29
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
この小説のイメソンを探しているのですが
なかなか見つからないです!
何かいい曲があったら教えてください!
できるだけ明るめのJPOPがいいです♪(ぇ
- Re: 漆黒の残響(タイトル変えました) ( No.64 )
- 日時: 2009/08/22 03:11
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
Characters.
月城 水(ツキシロ ユク)(14)
何事にも無関心な中2の少年。漆黒の塊の一員。こげ茶色の髪(黒髪に近い)にこげ茶色の瞳(よく見ると緑色がかかっている)。『神の意志』が暴走すると目が赤くなる。身長158cm。運動神経がいいが、戦闘能力が高いというわけではない。幼いころの記憶がない。彼の体内に在る力、『神の意志』の封印時に自分の腹にクナイを突き刺した藤のことを嫌っている。漆黒の塊以外のすべての塊に狙われている。『意志の紡ぎ手』とも呼ばれている。
朝木 凪(アサキ ナギ)(14)
元気で明るい忍の少女。漆黒の塊の一員。武器は刀で、その腕はかなりのもの。長い黒髪に茶色い瞳。髪はたまにツインテールにしているときがある。身長161cm。水の無関心な態度に日々キレている。学校では普通の女子生徒として生活している。ポッキーのチョコの部分が好き。
夕暦 蜩(ユレキ ヒグラシ)(16)
通称レキ、もしくはヒグ。漆黒の塊の一員。口が悪いが、行動力がある。『自裁』の持ち主。よく無理をして自裁を使い吐血または失神することが増えてきている。秋、冬は黒いニット帽を被っているが、春、夏はキャップに変わる。
- Re: 漆黒の残響(タイトル変えました) ( No.65 )
- 日時: 2009/08/22 03:52
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
Noise 13
Counterattack
焦った表情で立ち尽くす水の頭を雪時はグッとつかむと、静かに水を見ている颯に向かって言った。
「ちょいとコイツに『幻殺』打ち込んでみろ」
颯は答えもせずに右手を水に向け、パチン、と指を鳴らした。水の背中に姿の見えない「何か」が物凄く強く当たったような感じがした。激痛が水の体中に巡り渡る。
「…ッ!!!」
何もないはずなのに水は痛みにうめき、跪いて吐血してしまった。血の残酷な味が、気持ち悪い。肩に乗っていた猫は心配そうに水を見て、血まみれになった手をペロペロと舐め始めた。それを見た颯は、ぼそりと呟く。
「…『神の意志』も、血吐くんだ………」
水は紅に染まった口元を服の袖で拭いながら颯を睨みつけ、倒れたレキの手の中にあったクナイを取ると、立ち上がって颯の方に力強く投げつけた。しかし勿論、こんなことは無駄な行為である。颯はクナイを掴み、水に向かって投げ返した。幸い早くにそれに気がつけたので、水はギリギリのところでその攻撃を避ける。しかしクナイは水の肩を掠り、その肩に血がにじみ始めた。雪時は水を見下ろしながら言う。
「おい、『神の意志』を使わねえのか?助かるかもしれんぞ?」
水はゆっくりと立ち上がると、荒い息で言った。
「…そんな力…望んでいたわけでもないし、使わないよ……そもそも使い方がわからない……」
「ほお、じゃあお前さん死ぬぞ?いいのか?」
勿論、そんなの嫌に決まっている。水は下を向いたまま黙って立ち尽くしていた。どうすればいい?どうすれば、この状況から抜け出せる?どうすればいいんだ?答えが見つからない。
—…どうすればいいんだよ…!
水は強く目を瞑った。と、その瞬間。
『あれ…また考え込んじゃってる』
急に聞き覚えのある少女の声が水の頭の中で響いた。彼女はクスクスと笑い、呆れたように続けた。
『前にも言ったはず。こういうときはね…』
水の体はいつの間にかその少女の声に操られていた。自分の意志が全て否定されている。そして、あの残酷な叫び声がまた、大きく響いた。
『殺しちゃえばいいの!!!!』
水の周りに大きな赤い魔法円が現れた。それは里全体を包み込み、盛大に輝き始めた。雪時の目が大きく見開かれる。そんな彼を、いつの間にか水の周りを浮遊していた包帯のようなものが襲う。それは雪時に巻きつくと、彼をミイラのような姿に化させ、呼吸困難な状態へと陥れた。そんな光景にも関わらず、颯は無表情で魔法円上に立ち尽くしている。危険を感じたのであろう彼は
「……じゃあね……」
と一言呟くと、凪が使っていたあの移動の術に似たものを使って一瞬にして消えた。
『あいつも忍者さんなのかしら?』
少女が言う。そんな自分の体を操る彼女を、意識を暗い空間に閉じ込められた水は呆然と見ていた。白い長髪に、真っ白な服。顔は見えない。水は今まで聞きたかったことを力を振り絞って吐き出した。
「君…誰?」
しかし少女はその問いに答えることなく黙って水に微笑みかけると、彼女の体は自然と消えていった。暗闇の中、目立つ白い光が美しく雪のように舞っていた。混乱した水の視界が突然明るくなる。体が開放される。気づけば水が立っていたのは先ほどまでいた道の上だった。下には凪とレキが倒れている。彼らの傷に気が付いて、水は痛みを感じることを覚悟しつつ自分の負傷した肩に触れてみた。
「……あれ…?」
全く痛くない。驚いた水は肩に目線を移した。紅に染まっていたはずの場所は綺麗に無くなり、何も無かったかのように元に戻っていた。しかもミイラ状態になったはずの雪時がいない。恐らくかれもあの術を使って逃げたのであろう。疲れ果てた水の視界が朦朧としてくる。弱った彼は崩れ落ちるように地面に倒れた。先ほどの野良猫が、水の顔を優しく舐めた—…。
- Re: 漆黒の残響(タイトル変えました) ( No.66 )
- 日時: 2009/08/22 10:02
- 名前: 冬宮準 (ID: nNH22Zc.)
さて。「アイツ」の出番を出すか。
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