ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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漆黒の残響(タイトル変えました)
日時: 2009/08/22 02:58
名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)

すみません;作ったばかりなのですが、
立て直します!本当にごめんなさい!

     -漆黒の残響-

【Author】
名前 冬宮準(ふゆみやじゅん)
性別 女
学年 中1です!
性格 変人。(ぇ

【About this story】
ジャンル ダークファンタジー(なのか?)
主人公 月城 水
注意点 グロい場面があります。苦手な方はお戻りください。

【Rules】
1.荒らし、暴言などはお止めください。
2.冬宮に「さようなら^^」と言われたら直ちにここから立ち去る事をお勧め致します。
3.コメント、アドバイスWELCOME〜★
4.え?チェーンメール?「さようなら^^」

【Contents】
Noise 0 >>1
Noise 1 >>6
Noise 2 >>12
Noise 3 >>15
Noise 4 >>18
Noise 5 >>20
Noise 6 >>32
Noise 7 >>40
Noise 8 >>45
【Readers】
遊太様 美由希様 テト様 黒月*綺空様 空様(Thanks for your comment!)

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Re: †Dark Resonance† -黒き残響-  ( No.57 )
日時: 2009/08/21 18:41
名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)

水の小悪魔精神に
ハートを射抜かれた藤です。

Re: †Dark Resonance† -黒き残響-  ( No.58 )
日時: 2009/08/21 19:35
名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)

Noise 12
The method of untouched killing

「何…これ…!?」

凪の声は震えていた。どうやらこのような残酷な景色には慣れていないようだ。水もこんな血祭りは今まで見たことがない。凪の刀を持つ手が微かに震えている。それに気がついた水は、彼女の手を優しく握った。そして、無表情ではあるがどこか優しい声音で言う。

「……大丈夫だよ」

その言葉に勇気付けられたのか、凪は涙ぐんだ瞳をごしごしと拭き、肩にかかった髪をふりっはらって近づいてくる気配に向かって刀を構える。それに連れてレキと藤も重要人物である水を囲み、戦闘の体勢になった。里を囲む木々がざわめき、大きな疾風が吹く。

「…来る!」

凪が言うと、いつの間に現れたのか、大勢の黒装束達が水達を囲んでいた。彼らは全員同じ格好をしている。それは里によく似合う、凪には馴染み深い忍者達であった。彼らは一斉にクナイや手裏剣を取り出すと、水達目掛けて走り出した。

「はあああぁあっ!」

凪は刀を一段と強く握り、大きく横へ振り流した。何人もの忍達の腹から血が噴出し、倒れる。一方レキは自裁を使い幾つもの武器を生み出しては次々と敵に突き刺して行く。藤は武器を持つことなく得意の空手で華麗に相手の武器による攻撃を避け、敵の首をつかみ地面に突き落とした。忍の人数が急激に減って行く。それを確認した藤は、相手の攻撃を避けながら凪に言った。

「凪、レキ!ここはわいに任せ!お前らは水をつれて安全な場所へ移動せえ!」

「わかった!無事でいてね!」

凪は頷き、刀をしまうと両手を合わせ、転瞬移動の呪文を素早く唱えた。

「三連、発動!」

三人の体が竜巻に包まれ、彼らは姿を消した。黒装束に囲まれている藤は、ズボンのポケットから小さなリモコンのようなものを取り出すと、かなり余裕をこいた声で言った。

「さーてお前ら、死ぬ覚悟はできとるんやろな?」




誰もいない道の上に、大きな竜巻が起こる。それが消えると、水達が姿を現した。凪は周りをキョロキョロと見回しながら言う。

「ここならひとまず安全なはずよ。でも油断はしちゃだめ」

「あー、その通りだぜ?お嬢ちゃん」

凪の言葉に納得している声が水達の後ろで聞こえた。驚いて振り返ると、そこには一人の金髪の男が拳銃の銃口を水達に向けて立っていた。

「俺は群青の塊(セルリアンソート)の一員、雪時連
(ユキジ レン)だ。雪時でいいぜ。こっちに早速『神の意志』が目覚めたって言う情報が入ったんで、わざわさそれを追って来た訳よ」

凪とレキは武器を構え、雪時を睨み付けていた。しかし水はまだ余裕というわけではないが無表情な顔をしている。そんな彼を見て、雪時は驚いていた。

「こんな状況で冷静さを保てるとは、ははっ、さすが意志の紡ぎ手だぜ、たいしたもんだ。大人しくしてくれてりゃ撃ちはしねえよ」

そう言って雪時は銃をベルトに付いている小さなバッグにしまい、今だ警戒のオーラを放つ凪達にニッコリと笑った。しかし彼の目線は水達の背後にあった。

「だが…」

雪時は水達の後ろにいた人物に手を振りながら声をかけた。

「颯(ハヤテ)、よろしく頼むぜ」

雪時がそう言った瞬間。凪は彼女の頭が締め付けられるように感じた。痛みに思わず刀を落とす。それを見た水とレキは、勢いよく振り返った。するとそこには、高校生くらいの黒つぐめの少年が、水よりも遥かに無表情で凪の方へギュっと握った拳を突き出していた。颯と呼ばれた彼は、手をさらに強く握り締める。

「あ…ッ!?」

「凪!?」

さすがの水も驚きの声をあげる。凪がさらに酷くなる頭痛に頭を抱え、地面に倒れた。レキは悔しそうな顔で自裁を繰り出した。何本もの剣が現れ、それは颯目掛けて猛スピードで飛んで行く。必ず当たってもおかしくない速度だった。しかし颯は華麗にそれをスイスイとよけると、手をレキに突き出し、パチン、と指を鳴らした。その刹那、レキは手首いに痛みを感じたのか、左手を右手で抑えて跪いた。彼は苦しそうなうめき声を上げる。しかし颯は容赦なく手を動かし、レキの手首をゴキゴキとねじり曲げた。

「あ…ぐ…!」

「レキ!!!」

レキは激痛にとうとう気を失い、自裁の犠牲として血を吐いて倒れた。残されたのは、水一人。彼は颯のほうを睨んでいた。ここで殺されては困る。なぜなら彼は、自分のことで他人が傷つくのは嫌いだから。雪時は凪とレキが完全に戦闘不能になったことを確認すると、水の方へ歩いて行った—…。

Re: †Dark Resonance† -黒き残響-  ( No.59 )
日時: 2009/08/21 22:23
名前: 美由希 (ID: hFRVdxb.)

おッ久ぁ-----!

水一人??

やばい!!がんばれ!!!

Re: †Dark Resonance† -黒き残響-  ( No.60 )
日時: 2009/08/21 23:05
名前: 空 ◆/89U9xuifk (ID: Thm8JZxN)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=10918

水、ガンバレーーー!
わたしも「みず」って打って「水」って変換してる……スンマソ。

Re: †Dark Resonance† -黒き残響-  ( No.61 )
日時: 2009/08/21 23:24
名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)

美由希様
はい!他の二人が颯にやられてしまってたので
水一人です!(十分にキャラいじめてる冬宮)

空様
水かんばー。
作者も「ミズ」と打ってます!
だって「ユク」で出てくるわけないので。
でも読みは「ユク」です!(←しつこい)


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