ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 漆黒の残響(タイトル変えました)
- 日時: 2009/08/22 02:58
- 名前: 冬宮準 (ID: k/szMEX8)
すみません;作ったばかりなのですが、
立て直します!本当にごめんなさい!
-漆黒の残響-
【Author】
名前 冬宮準(ふゆみやじゅん)
性別 女
学年 中1です!
性格 変人。(ぇ
【About this story】
ジャンル ダークファンタジー(なのか?)
主人公 月城 水
注意点 グロい場面があります。苦手な方はお戻りください。
【Rules】
1.荒らし、暴言などはお止めください。
2.冬宮に「さようなら^^」と言われたら直ちにここから立ち去る事をお勧め致します。
3.コメント、アドバイスWELCOME〜★
4.え?チェーンメール?「さようなら^^」
【Contents】
Noise 0 >>1
Noise 1 >>6
Noise 2 >>12
Noise 3 >>15
Noise 4 >>18
Noise 5 >>20
Noise 6 >>32
Noise 7 >>40
Noise 8 >>45
【Readers】
遊太様 美由希様 テト様 黒月*綺空様 空様(Thanks for your comment!)
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- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.2 )
- 日時: 2009/08/18 19:54
- 名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)
小説全部読みました!!
てかっ、女の子だったんですか・・・びっくりです!!
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.3 )
- 日時: 2009/08/19 10:19
- 名前: 冬宮準 (ID: N0LF6Nk9)
はい、女です!「準」でゴメンナサイ!
(本名に近い名前↑)
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.4 )
- 日時: 2009/08/19 10:30
- 名前: テト (ID: VZEtILIi)
あー俺もびっくりです。
Σ「か弱き乙女」だったのか!と。
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.5 )
- 日時: 2009/08/19 10:33
- 名前: 美由希 (ID: hFRVdxb.)
読ませていただきました!
続きが早く読みたいです!!!ww
- Re: †Dark Resonance† -黒き残響- ( No.6 )
- 日時: 2009/08/19 10:51
- 名前: 冬宮準 (ID: N0LF6Nk9)
Noise 1
He's just not interested.
「月城って、いつもあんなんだよなぁ…」
一人の男子生徒が、静かに自分の席から窓の外を見ている月城水(ツキシロ ユク)見ながら言った。相変わらずの無表情オマケに無口、と言った「避けられる条件」のそろった水を、皆無視しようとする。男子生徒の隣にいたもう一人の少年が水に聞こえないようにと静かに言った。
「確かに、いつもあんなんだよね。何事にも無関心、しかも周りと関係を持ちたくない…。さっみしー」
男子生徒達はそういった会話をすると、教室から出て行った。それを確認した水は静かに立ち上がり、彼も教室を出て行く。白い階段をいくつか上り、学校の最上階までたどり着くと、キィキィと嫌な音のする屋上の扉を開けた。屋上には誰もいない。しかし水にとっては最高の空間である。誰もいないほうが、面倒くさい事が無くて彼にとっては幸いである。水は手すりに寄りかかると、青い空を見上げてため息をついた。上には青空、下には昼休みに馬鹿のように盛り上がっている生徒達の、興奮しているのかやたらと高い声。しかし水にはどうでもいい事であった。興味を持てるものも無ければ、周りとの関わりさえ拒否する悲しき人間なのだから。
「何してんの?」
急に水の背後で、少女の声がした。振り返る。するとそこには、長い綺麗な黒髪を持つ制服を着た少女が、水の方を向いて立っていた。しかしそんな事に気が動かされるはずも無く、やはり水は無表情だ。
「キミ、中2の月城水だよね」
「……そうだけど…」
「わぁー!小さくてカッワイー!身長どれくらい?私と同じくらいじゃないかな?」
少女は水に近付くと、手を頭に乗せ、それをゆっくりと水の方へ近づけた。その手は水の頭には当たらず、ギリギリのところで宙に浮いている。
「私より1cmくらい小さいのかな?じゃあ160cmってことかぁ」
水は自分の身長にさえ関心を持っていない。「それがなんだ」というような顔つきをして、少女の方を見ていた。少女は手すりに寄りかかり戻った水の隣で、彼と同じような体勢で空を見上げた。
「私ね、朝木凪(アサキ ナギ)っていうの。キミと同じ中2だよ」
「…そっか」
「あ、意外!ちゃんと返事したー」
凪は水にニッコリと笑ってみせる。そして大きく深呼吸をすると、少し真剣な顔つきになって水の方を見た。
「キミ、『漆黒の塊(ブラックソート)』って知ってる?」
突然の質問に、さすがの水も少し驚いたようだ。彼の息が少し詰まったように見えた。
「知らないけど…」
「そっか♪でも大丈夫!これから分かるわよ」
水はきょとん、とした顔で凪を見る。しかしそれにもお構いなしに、凪は続けた。
「キミは『漆黒の塊』にとって重要な『鍵』—…。そんなキミを…」
彼女は水に向かって誘うかのように手の平を出した。
「私は迎えに来たの♪」
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