ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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白銀の時計と黄金の唄
日時: 2009/10/13 15:00
名前: うみねこ (ID: 6O9ALPGt)

     こんにちは!初めまして!

 うみねこ、です。一応、女です!中学2年です!
 初のシリアス・ダークに挑戦です。頑張ります。
 素人なので誤字がたくさんあると思います・・・!
 
【作者】

名前:うみねこ  性別:女です!  学年:中2

【作品】

作者:うみねこ  ジャンル:シリアス、ファンタジー?

【お客さま】 読んでくれた方に感謝です!

テト様  春來(シュンライ)様  ベアラー様   夜兎__〆様


【お話】

プロローグ>>1  第1話>>2 >>3  第2話>>4 >>5  第3話>>10
第4話>>15 >>16   第5話>>17  第6話>>21 第7話>>22
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第12話>>32  第13話>>34  第14話>>35 >>36  
第15話>>37

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Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.31 )
日時: 2009/10/11 20:38
名前: うみねこ (ID: 5oEh1Frl)

第11話

真っ赤なフードを被った小さな少年。
そして、唄います。


『剣が 羽を刺し 勇気を教える者が一人

 兎が 満月の夜を 舞う 純粋を知る者が一人

 華が 太陽の下に 強さを与える者が一人

 光が 星空の元で輝いて 永遠を与える者が一人

 約束の地に 四人が集う 

 運命と 約束を 強く結ぶ 四人が集う 』

これが黄金の唄の一部である。

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.32 )
日時: 2009/10/12 15:40
名前: うみねこ (ID: d/IlFCIL)

第12話

「・・・何か聞こえない?」

汐音が言った。
エミリアとユーリーが耳を澄ましてみるが、何も聞こえない。

「何も聞こえませんよ?」

「うん・・・聞こえないかな」

「じゃあ、わたしの間違いかな?・・・あ、ほら!」

再びエミリアとユーリーが耳を澄ます。
・・・誰かが唄っている?
小さな子供が唄っている・・・ような感じ。

「本当ですね。でも、どこからでしょうか?」

「分からない・・・」

「・・・ちょ?!ねぇ・・・あれッ!!」

エミリアがそう言って指差したのは、鏡だった。
鏡が、輝いているのだった!

「な・・・?何事ですかッ?」

「分からない〜・・・!!ふにゃ〜〜っ」

「エミリア!・・・って、ひゃああああッ」

「エミリア!汐音・・・!ぅわあああああッ」

鏡は、この3人を吸い込んでしまったのです。

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.33 )
日時: 2009/10/13 13:23
名前: うみねこ (ID: 6O9ALPGt)

学年閉鎖だーッ

暇じゃーッ

・・・はい、更新します。笑

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.34 )
日時: 2009/10/13 13:28
名前: うみねこ (ID: 6O9ALPGt)

第13話

「・・・ん」

エミリアはゆっくりと目を覚ました。
あれ?私・・・?ここはどこ?
そして、ゆっくりと起き上がる。

「・・・ユーリー?汐音?どこ?!」

ユーリーも汐音もいない。私しかいない。
エミリアが目を覚ました場所は不思議な空間だった。
まず、真っ暗。明かりがない。
ずっと暗闇が続いている・・・

「誰か、いないの?!ユーリー?汐音?!」

そして、周りにはいろんなものが浮かんでいた。
壊れた人形、オルゴール。お菓子の缶。
いろいろなリボン、可愛い服。

「・・・ッ。だれ、かぁぁぁぁぁーッ」

エミリアの叫びは誰にも届かなかった。

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.35 )
日時: 2009/10/13 13:35
名前: うみねこ (ID: 6O9ALPGt)

第14話

「・・・ここは?」

ユーリーは目を覚まし、ゆっくりと起き上がる。
真っ暗で、いろいろなモノが浮かんでいる空間。

「エミリア?汐音・・・?どこ行った、んですか?」

ユーリーの声だけが響く、漆黒の空間。
・・・確か、鏡に吸い込まれて?
それでここに来た、ということか?

『きひひひひ!最初は君かなぁ?きひひひひ!』

突然、聞いたことがない声が聞こえた。

「だ・・・誰ですか?!どこにいるんですか?」

ユーリーは周りを探す。
だが、どこにも人影はない。

『やぁ、初めまして。ユーリー・ヘッセ!』

「・・・ッ!誰だ、お前は!」

その声の主は、上にいた。
浮かんでいて、上からユーリーを見下ろしていた。

『僕ぅ?きひひ。僕はね、リケイ、って言うんだ♪』

「リケイ?・・・そうか。じゃ、リケイ、ここはどこなんですか!」

リケイ。
リケイは真っ赤なフードを被っている。
ユーリーより少し年下に見える。

『じゃ、僕に勝てたら、教えてあげるよッ!きひひ』

その瞬間、リケイはユーリーの背後に立っていた。


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