ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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白銀の時計と黄金の唄
日時: 2009/10/13 15:00
名前: うみねこ (ID: 6O9ALPGt)

     こんにちは!初めまして!

 うみねこ、です。一応、女です!中学2年です!
 初のシリアス・ダークに挑戦です。頑張ります。
 素人なので誤字がたくさんあると思います・・・!
 
【作者】

名前:うみねこ  性別:女です!  学年:中2

【作品】

作者:うみねこ  ジャンル:シリアス、ファンタジー?

【お客さま】 読んでくれた方に感謝です!

テト様  春來(シュンライ)様  ベアラー様   夜兎__〆様


【お話】

プロローグ>>1  第1話>>2 >>3  第2話>>4 >>5  第3話>>10
第4話>>15 >>16   第5話>>17  第6話>>21 第7話>>22
第8話>>27   第9話>>28   第10話>>29  第11話>>31
第12話>>32  第13話>>34  第14話>>35 >>36  
第15話>>37

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Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.1 )
日時: 2009/09/21 20:17
名前: うみねこ (ID: 2N4onKWr)

      □■プロローグ■□

 白銀に輝く時計が、貴方へ時間を知らせます。
 何の時間を?何故知らせるの?どうして?
 気になりますよね?白銀の時計という物のこと。

 黄金の唄が、聞こえてくる頃でしょう。
 どんな唄なの?誰が唄っているの?どうして?
 気になりますよね?黄金の唄という唄のこと。

 
 この2つが揃ったとき、貴方は気づけますか?

 人の罪の、貴方の罪の、存在に・・・

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.2 )
日時: 2009/09/21 21:14
名前: うみねこ (ID: 2N4onKWr)

第1話

この物語の舞台は、仮想19世紀末のヨーロッパ。
ある少年少女たちの物語です。
さぁ、始めましょう。この物語を、始めましょう?



ダウストリア家、と言えば有名な貴族だった。
他にも有名な貴族はいた。
しかし、ダウストリア家が一番有名だった、という。
でもそれは昔の話。今は有名でも何でもない。

「おはようございます、エミリア」

「敬語じゃなくていいんだって!ユーリー!」

このことを言うのは、これで何回目だろう?
何回も敬語じゃなくていい、と言っているのに。
エミリアは困った顔をした。
肩につくかつかないか、くらいの金髪に、緑の瞳。
この子の名前はエミリア・ダウストリア。

「じゃあ・・・おはよう、エミリア・・・?」

「うん!おはよ、ユーリー!」

エミリアは笑顔で挨拶をした。これでいい。
戸惑った顔をしている少年の名は、ユーリー・ヘッセ。
茶髪の髪に、黒い瞳。
ヘッセ家は昔、ダウストリア家に仕えていた、使用人である。

「もうさー、家とかどうでもいいの!普通に話してよ!」

「は・・・・うん」

「よろしい!」

教会の鐘が鳴り響く。
始まりました。白銀の時計が、貴方へ時間を知らせます。

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.3 )
日時: 2009/09/21 21:26
名前: うみねこ (ID: 2N4onKWr)

【登場人物】

□エミリア・ダウストリア

この物語の主人公。15歳の少女。
肩につくかつかないか、くらいの金髪に緑の瞳。
昔、有名だった貴族、ダウストリア家の者である。
家のことでいろいろ言われることが嫌い。


■ユーリー・ヘッセ

エミリアと同じく、15歳の少年。
少しクセのついた茶髪に、黒い瞳。
昔ダウストリア家に仕えていた使用人、ヘッセ家の者。
ダウストリア家である、エミリアには敬語で話す。


【ダウストリア家について】

昔、有名だった貴族の1つ。
他にも有名な貴族はあったが、その中で一番有名。
ダウストリア家には、緑の瞳が多かったらしい。
勇気がある、といえばダウストリア家。

【ヘッセ家について】

ダウストリア家に仕えていた、家の1つ。
特にヘッセ家は、先祖代々仕えていたという。
それがヘッセ家にとって名誉なことだった。

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.4 )
日時: 2009/09/21 21:44
名前: うみねこ (ID: 2N4onKWr)

第2話

「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」

薄暗い道を必死に走る少女がいた。
右腕には、包帯を巻いているが血が滲んでいた。
ただ、ひたすら走る!
嫌だ・・・わたしは死にたくない!

「・・・!行き止まり!嘘ぉ・・・どうしよう!」

一生懸命走って逃げたのに・・・行き止まり?!
そんなぁ、嫌だ!絶対に逃げ切るんだ!
この少女の名前は、朝日奈汐音。日本人だ。
何故ヨーロッパにいるのか?
それは、すぐに分かる。

「見つけたわ、シオン!わざわざ日本から引きずってきたというのにね」

「わたしは嫌。死にたくない!死ぬものか!」

そう言って、汐音は銃を取り出す。
汐音は日本から、誘拐されて来たのだった。
長い黒髪が、風になびく。

「・・・撃てるの?撃ってみなさいよ!クスクス!」

「うるさいッ!この・・・人殺し女ぁあッ!」

銃を持つ手が、ガタガタと震える。
・・・撃てない。
あぁ、もう!なんて臆病なの!
少女は自分の臆病を呪った。

遠くで、教会の鐘が鳴り響いた。
白銀の時計が、貴方へ時間を知らせます。

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.5 )
日時: 2009/09/21 21:47
名前: うみねこ (ID: 2N4onKWr)

【登場人物】

□朝日奈 汐音 (あさひな しおん

14歳の日本人。長い黒髪に、大きな黒い瞳。
12歳のときに、誘拐されてヨーロッパに来た。
親は誘拐されたときに殺された。


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