ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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殺し屋・殺愛、此処に見参————。
日時: 2009/12/09 20:03
名前: 雛 ◆r2ORk.p0PA (ID: 6.Riuk1k)

はじめましてー…の方もいれば、知っている方もいらっしゃるかと…。
雛でございますっ。雷という名前も使ってます♪

(この小説は、少しグロが入るかもです)
見てくれた方、コメント下さると嬉しいです!!
(コメしてくれた方の小説は絶対見に行きますよっ)


コメントを下さった方々▽

現名3サマ

・影山の子分3が好き様
・白魔女様
・巫來様

お話▽

登場人物>>1

プロローグ>>2

一話:仕事>>3 >>4 >>5 >>6

二話:鈴橋 愛>>8 

三話:仲間>>13 >>15 >>16 >>18

四話:殺し屋の力>>19 >>22 >>23 >>27


小説鑑定屋・。・。・。・。・柚木様の鑑定結果>>40

+*$*+☆+*++*☆ごゆっくり、お楽しみ下さい☆*++*+☆+*$*+

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Re: 殺し屋・殺愛、此処に見参————。 ( No.28 )
日時: 2009/12/03 15:41
名前: 雛 ◆r2ORk.p0PA (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

五話:転校生


織零を殺して、数日が経った。

今でも、テレビを付ければ織零に関してのニュースばかりだ。

そんな事を学校で考えていると、チャイムが鳴り、教室に担任が入ってきた。

「今日は、転校生が来ています。皆、優しく、接するように。じゃあ、入って来て」

担任が言うと、教室の扉が開き、女の子が入ってきた。

「茲之緋籠と申す。よろしゅうな」

喋り方が特徴的な、その子は黙って私の隣の席に座った。

……え?

何で、この席??

確かに、誰もいないけど。

「はじめましてじゃな。わっちは緋籠と申す。ぬしは?」

「私は……愛」

「愛か。可愛え名前だ」

「……ありがと」

ホント、変わってる。

どんだけ古風な喋り方なの……?

Re: 殺し屋・殺愛、此処に見参————。 ( No.29 )
日時: 2009/11/14 15:49
名前: 雛 ◆r2ORk.p0PA (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

新キャラ♪
あんま、出て来ませんけど覚えといた方が良いと思います←


・茲之 緋籠−ココノ アカル [女]

お人好しで、喋り方が古いというか何というか……。
一人称=わっち、わし 
二人称=ぬし、そなた
過去に触れられる事を嫌っている。

Re: 殺し屋・殺愛、此処に見参————。 ( No.30 )
日時: 2009/12/03 15:41
名前: 雛 ◆r2ORk.p0PA (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

休み時間。

緋籠の周りには、たくさんの人が集まっている。

「すごい人気だねーっ」

私の後ろで、透恋が言った。

「てか、センコーの方も、転校生とかの情報は先に言えよな。いきなり、連れて来られても困るし」

柚斗も言う。

……確かに。

……でも、この子が私と関わりを得るとは思わなかった————。


五話:転校生 [終]

Re: 殺し屋・殺愛、此処に見参————。 ( No.31 )
日時: 2009/11/15 18:21
名前: 雛 ◆r2ORk.p0PA (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

六話:愛しき君へ


————あの日。

私は、自分を呪い、訪い続けました。

どうして、こんな事になってしまったのかと。

君は、こんな事を望んでいない。

分かってるけど。

苦しみと憎しみと悔しさが涙になって、零れ落ちて、止まらなくて。

だから。

たくさんの人に同じ思いをさせれば良いって。

間違ってるって、分かってるのに。

体が言う事を聞かないの。


愛しき君へ。

聞こえていますか?


六話:愛しき君へ [終]

Re: 殺し屋・殺愛、此処に見参————。 ( No.32 )
日時: 2009/12/03 15:42
名前: 雛 ◆r2ORk.p0PA (ID: 6.Riuk1k)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12315

七話:変


—Sibe:yuzuto

変だ……。

何かが、おかしい。

一人につき依頼は一回しか出来ないし、一日に、来なされる依頼も一件。

それが、殺し屋・殺愛の仕事内容のはず。

なのに、一日に死者が二人も出るなんて……。

いつも、そうだ。

殺し屋が動くと、必ず死者が二人出る。

……どうなっているんだ?

それに、殺される方法は決まって三パターン。

強力な毒で殺されるか。

何か鋭い糸の様な物で殺されるか。

何かで複数の切り跡を付け、散々痛めつけた後に殺す。

分からない箇所は多いが、これで考えると、殺し屋は三人いるのか……?

それとも、人によって殺し方を態々変えているのだろうか……?

「柚斗ぉ。夕ご飯出来たよー」

リビングから、透恋が呼ぶ。

俺も透恋も親が居ないため、透恋の親戚の家に住ませてもらっている。

俺は、床に散らばっている新聞をかき集め、適当にまとめると、パソコンの電源をおとし、リビングに向かった。


————やっぱり、おかしな箇所が多すぎる。

しかも、何かが変だ……。

とても、とても、重要な事を、物を、忘れている気がする。

——この謎を解く為には、どうすればいいんだ————?


七話:変 [終]


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