ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- SOUL WEAPON キャラ詳細UP
- 日時: 2010/01/03 20:54
- 名前: シャープ ◆A4jsQTgi.Q (ID: 2iNdd8Sa)
どもーwクリックあざっす!
シャープと申しますv
まず注意です!
!注意!
・更新遅いです((
・誤字等あればすみません!すぐ修正します
・グロは…はっきり言って分かりません…
・コメント大歓迎ですが、荒し、チェンメ等は戻るをポチッ〆
・ダメだしされると凹みます
以上です!長々すいませry
- Re: SOUL WEAPON −契約者(コメぼしゅ ( No.31 )
- 日時: 2009/12/28 13:02
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12801
支援上げです
- Re: SOUL WEAPON −契約者(コメぼしゅ ( No.32 )
- 日時: 2009/12/28 13:17
- 名前: ジョーカー (ID: x9MJPPid)
おもしろいです
すごいですねこんな話が書けるなんて
羨ましい・・・
- Re: SOUL WEAPON −契約者(コメぼしゅ ( No.33 )
- 日時: 2010/01/04 21:12
- 名前: シャープ ◆A4jsQTgi.Q (ID: 2iNdd8Sa)
みちる君さん、ジョーカーさん、あげ&コメありです!
う、羨ましいだなんて…
自分なんてまだまだ未熟者ですよ(と言いつつ嬉しかったりしてます)
皆さんのオリキャラはこんな感じでいいでしょうか?
変えてほしい点などあったら言ってください^^
- Re: SOUL WEAPON ( No.34 )
- 日時: 2010/01/03 20:17
- 名前: 3 ◆A4jsQTgi.Q (ID: 2iNdd8Sa)
- 参照: ども、この名前ですがシャープです((
12話『男と組織』
ヴァンは呆然としながら、聿互と男を見つめていた。
聿互が…№0015?
そんなの人の名前じゃねぇ…。
「…どういう事だよ、№0015って…!それに、情報っつーのは————」
俺は男に聞いた。
すると男は不敵に笑いながら、
「№0015はそいつの呼び名…。
詳しくは見れば分かる事だ」
そう言いながら自分たちのほうに歩み寄ってきた。
そしてその瞬間…赤い何かが俺の横をかすめた。
と、同時に、後ろにいた聿五が悲鳴に近い声を上げた。
「え…————」
赤い…刀?
俺の横をかすめたものとは、焔をを纏った日本刀だったのだ。
…男の肩にとまっていたsoul…鷹はいない。
まさか…soulの武器化…?
俺は恐る恐る後ろを振り返った。
するとその刀は…
聿五の胸に深く刺さっていた。
「がはっ…っ…」
聿五は、口から勢いよく血を吐き、その場に倒れた。
「聿五…!!!!?」
「…そいつは、ある組織に入っていた者だ。
そして、あるものの作成に携わっていた…。
…しかし、奴は裏切った。
裏切ると同時に、その作成していたものを、いくらか逃してしまった」
男は、顔色一つ変えないまま淡々と言った。
「っ…!」
俺は、聿五から目線をずらし男を睨む。
「それは…決して一般市民に知られてはいけないものだ。
なのに、そんなものを組織から逃してしまっては、
その組織が何を行っているか世間に知れ渡ってしまう。
…今回の任務は情報の奪還、
悪く言えば、その作成方法と組織の情報を知るそいつの『始末』だ」
「・・・・・・・・てめぇ…!コイツを殺す必要は…無ぇだろ!!!」
俺は自分の持っていた刀を抜いた。
…理不尽だ。
聿五はその組織のしている事は“違法作成”って言っていた。
聿五もその作成に携わっていたとはいえ…
殺す事まで…しなくていいだろう。
…奴は、聿五の心臓を刺していた。
聿五は殺されたのだ。
俺の目の前で。
理不尽な理由で。
「もしも、そいつが作成方法を知らなかったとしても、、
その組織がそれを作成している事をそいつは知っている。
…俺達にも関わってくる事だ、
殺すほかは無いだろう?」
ガキィィン!
その言葉を聞いた瞬間、俺は刀で斬りかかっていた。
しかし、男はその攻撃を刀で受け止めていた。
「ふざけんじゃねぇ!組織の為だの自分の為だの…
そんな為のためだけに、人を殺すんじゃねぇよ…!!」
「…お前には関係ない事だろう?」
男はまた不敵に笑い、俺の刀を弾いた。
許せねぇ。
こいつだけは…
こいつらだけは、絶対許せねぇ…!
俺は拳を痛いほど強く握った。
- Re: SOUL WEAPON ( No.35 )
- 日時: 2010/01/03 20:50
- 名前: シャープ ◆A4jsQTgi.Q (ID: 2iNdd8Sa)
- 参照: 3はもう一つの名前でs((
13話『見下し』
ロウストの街の崩壊していくすべを、男は見ていた。
特に顔色を変えはせずに、目を細くして見つめてる。
「…GHOST(ゴースト)、街はどれ位崩壊される」
すると、何か察したのかその男は“GHOST”と呼ばれた男に
突然そう尋ねた。
「クス…、シールドは持って五分、
街は…そうだなぁ…、三分の一は崩されるだろうねぇ…」
GHOSTはそう言うと、クワッと欠伸をした。
「さて、あの場で僕がSの大群を出しに行ってあげたし、
奴等の目を街に向けてあげたよ…
奴らが街に気を取られている間に、早く動いた方がいいんじゃない…?
…おまけに、やっぱり『あいつ』が街の異変に感ずいて
二人ほど部下をこの街に向かわせたみたいだよ…?
…ボス」
男は、表情を変えないままGHOSTを横目で見て、
「…そうか」
そう呟き、そして男は黙って立ち上がると、
凄まじい熱風とともに一瞬で消えていった。
「クス…いつ見てもボスのsoulは凄いねぇ…♪
まぁ、僕の目じゃほんの一部しか見れないんだけど…」
その様を見てGHOSTはそう呟くと、フッと消えるように去って行った。
「許さない、か…。なら俺を倒してみろ」
任務は成功した。
しかし、そこで思わぬ邪魔が入ってしまった。
藍色の目をした男…か。
今この男にかまってる暇はないな…。
さっさとこの男を殺し、後は永夜に任せて俺たちは撤収するか…
「———言われなくても、オメーは俺がブッ倒す…!!」
ガキィン!!
———とその時、男がまた俺に向かって大きく刀を振り下ろした。
「——…!?」
さっき受け止めた時とは、威力が明らかに変わった…。
強くなっている…?
いや、これは——————
…その時俺は、男の刀を見た。
明らかに…さっきの刀の感じではなかった。
黒い靄…みたいなものが刀を取り巻いていたのだ。
…————soulの具現化か…!
俺はその刀を弾いて、後ろへ下がった。
この男…契約者だったのか…。
…いや、それ以前にこの男はsoulの具現化が可能なのに
何故“こちら側”の人間ではないんだ…?
具現化が可能な人間は、もう皆こちら側に来たと思っていたのだが——————
「…ちっ」
…この男は具現化が可能な契約者という事が判明した。
具現化が可能な契約者は、こちら側には必要な人材だ。
なので、この男もいずれはこちら側に必要な人材となってくる。
つまり殺してはならない、という事だ。
…面倒なことになってきた。
殺してはいけないが、此処でこの男を戦闘不能に追い込まなくてはならない。
では、
—————半殺し、あるいは瀕死状態になるまでに抑えなければならない…。
…俺はそう言う調節は苦手なんだがな——————
ビュッ
「!」
そんなことを考えていると、男がその刀で俺の頬を斬った。
かすり傷、みたいなものだが…
「考え事してる場合かよ…?」
「…ほう」
俺に傷を負わせるとは。
…俺はどうやらこの男を見下しすぎたようだ。
「ふ…」
楽しくなってきた。
最後は何時このような奴と剣を交えただろうか…。
血が騒いで仕方がない。
俺とやり合える人物が目の前にいる。
今はそんな時間は無いというのに、
この男と決着をつけたいという欲求が抑えられなくなってきた。
本当に面倒な事だ。
殺してはならないというのに…
「少し見下し過ぎたようだ。…では、ここからは全力でいくぞ」
本気でこの男と決着がつけたくなってしまったなど、
…自分もなかなか困ったものだ。
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