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- 堕天使
- 日時: 2009/12/05 12:01
- 名前: haru (ID: uRjlitq/)
あんまり時間無いけど書ける時に書くので読んでください!
- Re: 堕天使 ( No.26 )
- 日時: 2010/04/07 23:41
- 名前: haru (ID: 8AaSXZDw)
白い羽…!!
光の下へヨルは近づいた、、、。
「ここは、、、どこですか?」
「、、、、、、。」
アサじゃ、、、ない、、、。
「あの、、、。」
「ああ、ココは狭間だよ。」
「狭間、、、?」
「神様に落とされてきたんだろ?」
「いえ、、、私は違うんです。神の使いとして。そして大天使様の弟子として着たんです。」
「大天使、、、?」
「はい。実は手違いで神様がどこかへ投げてしまわれたのです。」
「その名は、、、」
「はい。アサ・サンデライン・ヨルと申します。」
「、、、アサ、、、!!」
アサが大天使、、、!?
「大天使様をご存知なのですか?」
「アサ、、、は知ってる。大天使ってえらいんじゃないのか?なんでそんな子、、アサが、、。」
こんな狭間に送られてきたんだ?
「、、、天使はレベルわけされています。アサ様は上から二番目のレベルでした。優秀で優しくてみんなに愛されていました。そんな時アサ様は最後のレベルに上がるための儀式を拒んだのです。」
「なんで、、?」
「生前の記憶が消されるから、、、です。」
生前の記憶、、、?
「アサ様はそのせいで大天使の称号さえも捨てようとなさいました。それを見た神がならばお前など邪魔だといって捨てられたのです。」
「それを拒んだだけで?」
「天使は、生き返るために修行していく存在です。それを拒む事は天使の意味をなくしたも同然。神は記憶を取り、どこかへ流したと言っていました。」
「、、、、。」
「アサ様。今なら天界に返していただけるんです!だから私許しを得て探しに来たんです。ねえ!アサ様の居場所を教えてください。知ってらっしゃるんでしょう?」
「俺も探してるんだ、、、。ごめん。」
「、、、、そうですか。」
- Re: 堕天使 ( No.27 )
- 日時: 2010/05/03 14:26
- 名前: haru (ID: tHhy43pn)
なぜ、アサは記憶を消すのを拒んだんだ?
それほど大切な記憶、、、?
分からない。
アサのこと、、、何も知らない、、、。
何も、、、っ、、、。
「あなた、お名前は、、、?」
「、、俺はヨル、、。」
「、、、、ヨル、、、!?」
アサの弟子はものすごく驚いた顔でこっちを見た。
「ヨル、、、って、、、あなた、、人間から悪魔の出身ですか、、?」
「、、、俺はもう覚えてない。悪魔だった事しか。君も、早く出ないと消えるよ。暗闇は全てを食らい尽くす、、。」
「、、、、、ヨル、、、あなたはここでアサ様とお会いしたんですよね?」
「あ、、、ああ。」
「そのとき、何か感じませんでしたか?」
感じる事、、、?
何か、、、?
あっ、、、!
「お前、名前は?」
「えっ」
「名前。」
「アサ」
「、、、、ア、、サ、、?」
「えっ?」
「、、、まさかな、、。」
「おれ、まさかなって言った、、、でも、、何を考えてそれを口にしたのか覚えてない、、、。」
「他には、、、?何か不思議な体験とか、、。」
不思議な体験、、、?
あったかい、、ここはどこ?
「おはよう。目が覚めた?」
目をこすって、起き上がる
____?
こしこし
何度目をこすっても顔が見えない
「おぎゃーーーおぎゃーーー!」
赤ちゃん?
「ほらほら、泣かないの。」
母親と思われるその人は赤ちゃんを抱く
顔は見えない
でも、あったかい、、、。
見えなくても伝わる
この人は、何度も僕に笑いかけてる
「ほら、あなたも抱っこして。」
「、、、?」
顔の見えない赤ちゃんを抱っこする
やわらかい
しかも、あったかい
体温もすごくあったかい
でも、なんだろうこの、暖かさ
僕が忘れているもの?
何かを僕は、、、忘れてるんだ
ずっと、忘れていたもの、、、。
視界がだんだん暗くなる
気がつけば赤ちゃんもいない
「そう、おまえの忘れ物は二度と帰らない。それがお前の罪に等しい代償だろ?、、、ヨル。」
「ある、、、。でもなんでそんな事、、!」
アサの弟子は安心したような驚いたような顔でこっちを見ている、、、。
「やはり、、、やはりすごい。」
「え、、、?」
アサの弟子はクスリと笑う。
「ここでアサ様と出会ったのは運命です!」
「はっ、、?あの、、意味わかんないんですけど。」
- Re: 堕天使 ( No.28 )
- 日時: 2010/05/18 21:59
- 名前: haru (ID: Gg/cy2.F)
でも、すごいだけじゃダメ……。
ちゃんと自分たちで気付かなきゃ。
「私、このことを報告してまいります。」
「え、、、、アサを探すんじゃないの?」
- Re: 堕天使 ( No.29 )
- 日時: 2010/06/14 00:46
- 名前: haru (ID: 5EpTQfZU)
「私には見つけられません。」
「どうして、、?」
「お答えできません。その答えは、2人が持っているから、、。」
そういうと、彼女は光に包まれて消えた、、。
「、、、、、。」
暗い、、、。また一人だ、、、。
人間界、、、、。
ふっと頭をよぎった
なぜか分からないけど、、、。
「とりあえず、人間界に行こう、、。」
パチンっ
ヨルは指を鳴らした
すると、風景が変わり暗闇から人間界へ着いた。
「まぶしい、、、。」
暗闇とは違う、、。照らしてくれるものがある。
「太陽か、、、。」
あんなふうに、アサの事も一発で見つけられたらいいのに、、、。
いや、もしかしたら太陽のように、逆に目立ちすぎて見えないところにいるかもしれない。
太陽は、目で見ることは辛いから。
「それにしても、狭間に無いものばかり。」
羽を持つもの、地を這うもの、水を駆けるもの。
それぞれが弱い。
だからこそ強くあろうとする。
狭間には無い感情。
っ、、、、!!
なんだ、、、、?
ヨルは一軒の家を見た。
決して飾り気の無い素朴な小さな二階建ての家。
杉の木で囲まれ、光が家に入らない。
「何だ、、、?今の感じ、、、。」
「ヨル、、、って、、、あなた、、人間から悪魔の出身ですか、、?」
さっきのこの言葉を思い出す。
っ、、、何なんだ、、、、!?
この頭に響く感じ、、、。
- Re: 堕天使 ( No.30 )
- 日時: 2010/07/25 00:28
- 名前: haru (ID: 0pAzrPg3)
頭が割れるようにいたい、、、。
「っ、、、、。」
そのとき
「あのっ、大丈夫ですか!?」
ふっ、、、
あっ、、消えた、、、。痛みが、、、
って人間の女!?
何で俺の姿が、、、見えてんだよ、、、。
女は、動揺しているヨルのことを気にせず微笑んだ。
「あの、良かったら家にあがってください。すぐそこなので、、、。」
「いえ、でも、、、、。」
っ、、、、!!!!???
また、頭痛、、、、が、、、!!
「だ、、大丈夫ですか!!今、、、、、、」
ふっ、、、
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