ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

堕天使
日時: 2009/12/05 12:01
名前: haru (ID: uRjlitq/)

あんまり時間無いけど書ける時に書くので読んでください!

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 堕天使 ( No.6 )
日時: 2009/12/10 15:24
名前: haru (ID: uRjlitq/)

「待てよ!アサ!」

はあはあ
ヨルの息が荒いのを後ろで感じている
「、、、ヨルは何で番人なんてやってるの?」
「えっ、、、。」
「楽しい?」
何を、、、聞いているのか。

自分でも分からない

なぜ、こんな事を聞いているのか

「淋しくないの?あんな狭間で、、一人。」

「、、、、、。」

Re: 堕天使 ( No.7 )
日時: 2009/12/10 19:21
名前: チュチュ (ID: ccuFQQpk)

天使のお話ですねッッ!!
なんだか、続きが気になるトコで
終わっちゃいました><

面白いですw

更新、頑張って下さい♪

Re: 堕天使 ( No.8 )
日時: 2009/12/11 16:39
名前: haru (ID: uRjlitq/)

チュチュさんコメントありがとうございます!

すごくうれしいです!

では、続きを書きます


「俺は、、」
ヨルはうつむいたまま顔を上げなかった。
沈黙が続く、、、、。
アサは歩き出した
でも、ヨルが追いかける事は無かった

何をしたかったんだろう
あたし
もしかしたら、悲しい過去があったり思い出したくない事があったかもしれないのに

ヨル

ごめんーーー。


「、、、アサ。」
ヨルはポツリとつぶやいた
その瞬間
キーーーーン
急にヨルは頭痛に襲われるーーーーー
「、、っ、、な、、に、、?」
ふっ、、、
ばたんーーー

あったかい、、ここはどこ?
「おはよう。目が覚めた?」
目をこすって、起き上がる
____?
こしこし
何度目をこすっても顔が見えない
「おぎゃーーーおぎゃーーー!」
赤ちゃん?
「ほらほら、泣かないの。」
母親と思われるその人は赤ちゃんを抱く
顔は見えない
でも、あったかい、、、。
見えなくても伝わる
この人は、何度も僕に笑いかけてる
「ほら、あなたも抱っこして。」
「、、、?」
顔の見えない赤ちゃんを抱っこする
やわらかい
しかも、あったかい
体温もすごくあったかい
でも、なんだろうこの、暖かさ

僕が忘れているもの?

何かを僕は、、、忘れてるんだ

ずっと、忘れていたもの、、、。



視界がだんだん暗くなる
気がつけば赤ちゃんもいない

「そう、おまえの忘れ物は二度と帰らない。それがお前の罪に等しい代償だろ?、、、ヨル。」

クライ
ヒトリ
サムイ

「淋しくないの?あんな狭間で、、一人。」

ア、、、サ、、

ボクハ
僕は、、、、、


サミシイ


さみしい

「淋しいよ、、、、。アサ、、。」

ぽた____

暗い闇の中でヨルの目から出たものはなんだったのか分かる事は無かった______。

Re: 堕天使 ( No.9 )
日時: 2009/12/13 00:07
名前: haru (ID: uRjlitq/)

体が揺れる

いや、、、揺らされてる?

「、、、、ル、、、ヨ、、、ヨル!!」

声、、?
アサ?

ぱち
「ヨル!目が覚めた?」
目の前には、アサがいる。
ここは、、、ベットの上?

なんだ。全部、、、、夢

「おー。起きたかい?」
あ、さっきのおばあさん
「誰かがずっと外で何かわめいてると思ったら、この子だったんよ。そんで助けてっていうもんだっけ、とりあえずねせとったんよ。どうじゃ?」
「、、、問題ないです。」
「ほんと?ほんとに大丈夫?」
「あ、、、ああ。」
アサ、、、目が赤い、、?
「あんた、上行って寝なさい。ベットいっぱいあるけ。」
おばあさんは毛布を渡した
「あ、、、ありがとうございます。」
くるり
「じゃあ、おやすみ、ヨル。」
「お、、やすみ。」
たったったった
しゅるーー
おばあさんがエプロンを取って近くにあった椅子に座った
「あの子、すごい必死だったよ。涙なんか流して、、。ふふ。昔のあたしみたいだったよ。」
昔のおばあさん、、、?
「想像できん、、、というんかい?」
「い、、え、、。」
「ふふ、、まあ、私も年じゃ。おじいさんが亡くなって、一人。」
「、、、ずっと、、ここに一人で?」
「家ではなあ。でも、3年前にはおじいさんはいたんよ?子供もいっぱいおった。7人。もちろんここには来れないけどなあ。」
「なんで?」
「、、あんた、何言うとんの?年寄り、体の弱いもん、、、元気の無いもんはここに運ばれるのがこの世界の常識じゃろ?」
「、、、、、、。」
「孫の顔、、、見れないんですね。」
「、、、まごってなんじゃ?」
、、、、。この世界、、孫っていないっていうか見ることができないんだ。
「あんたら2人して変わってんのう。まだ若いし、しかも元気だし。間違えて送られてきたのか?」
「え、、、あ、まあそんなトコです。」
「そうかあ。でもここからは抜けだせんからのう。」
「、、、2人しかいなかったのに、なぜ椅子とかいっぱいあるんですか?」
「ん、、?ああ、おじいさんの趣味じゃよ。」
「へえ、、。」
趣味にしてはすごいプロ並みの飾りとかされてる
「でも、ほんとは、子供の分も作ってたのかも知れんな、、、。ふっ。もう会えんのに。」
周りを良く見ると、、、椅子は全部で9個


「どこの世界も、子供を思う気持ちは、変わる事なんて無い。」


えっ、、、、。
今、、、頭の中で、、だれ?

「なんて、、古くさいのう。じゃあ、ゆっくりやすみんさい。」
「あ、、おやすみなさい。」

かち

おばあさんが電気を消したあと、また暗い世界になった。
でも、あの世界よりも、あたたかかった___。

Re: 堕天使 ( No.10 )
日時: 2009/12/13 10:16
名前: 咲 (ID: 3/dSGefI)

面白いね。

堕天使をモデルにするのもいいかもね・・・。

天使もいいけどさ、堕天使も好きだな私。


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。