ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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アクセス【【削除依頼】】
日時: 2020/08/01 19:50
名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: hsews.TL)

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登場人物>>

01章 URL=スタートボタン
02章 少女二人の決意
03章 朝、少女は動きだす
04章 着いた場所、そこは空港
05章 そこで私達は出会った
06章 闇夜を歩く,少女の向かう先は
07章 そして四人は誓いを建てた
08章 逃げ惑う,迫るは危機
09章 ドミノ倒し
10章 強制退場
11章 彼女の長い夢
12章 冷笑の奥は
13章 違反者と参加者の
14章 霧崎+ナイフ

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Re: >>>  ア   ク   セ   ス > >  ( No.1 )
日時: 2009/12/07 19:57
名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: QYM4d7FG)

  嘘でしょう…。
  いや、どうせまた暇人のいだすらだろう。

 そう思って、ページを閉じてレスを見てみた。

>>○○○
クリックしちゃったけど…なんかやばそう。。。
親に言おうかな…

>>△△△
大丈夫だって !
どうせ誰かのいたずらにきまってるwww

  信じるものもいれば、私と同じ考えの人もいた。


  なんだか急に 怖くなってきた。

Re: >>>  ア   ク   セ   ス > >  ( No.2 )
日時: 2009/12/07 19:58
名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: QYM4d7FG)

次の日、学校へ行くと既に噂になっていた。

  昨日の書き込み〝BBR〟がレスしたサイトのことだが、流石にクリックしたというのは聞かなかった。

  まぁ…みんなするわけないかぁー普通。

普通はそんな馬鹿でも分かる怪しく危ないサイトへはいかないだろうが、普通出なかったら…。

  
学校では、早速生徒の噂を聞いた先生が注意を呼びかけた。
  もう遅いのですが……。なんてこといえる筈が無かった。

  同じクラスのネットでは不思議アリス◆という名  前の美希に〝例の書き込み〟について聞いてみた。
  が、驚いたことに、美希はBBRの書き込みを全て信じてクリックしてしまったという。

   美希だったらくだらないとか言いそうなのになー…

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「 あ、あの例の書き込みのこと ? 」
「 そうそう。知ってるでしょ。実はさ…」

小声で自分がクリックしたことを告げた。

だが、ドン引きすると思ったが特に何の反応も示さない。

「 あのサイトか ? 私だってクリックしたけど ?」
「 うっそ ! ! マジで ? だってふざけてるとか思ってると…」
「 え、だってあれ。本当のことだろ ? 」

「 美希、嘘だよあんなの。小学生が騒ぐのを楽しんで書いたに違いないってー。」

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自分の家へと帰りながらそんなやりとりを思い出していた。

  美希がクリックしたって…本当かな ?
でもあんなの、嘘にきまってるじゃん…多分。

  もし本当だったら ?

母に相談すれば警察沙汰になるかもしれない。
  でも、ちょっと面白そうかも…。

 
  

  「 ただいまぁー 。」
  「 あら、舞今日は早いのねぇ…部活なし ?」
「 うん。今週から三年生は無し。」
  「 だからなのね…。あ、そうだそうだテーブルの上においてある〝物〟舞宛なんだけど…。ちょっと変なものじゃないはよねぇ… ? 勝手に…」

母の話は途中から耳に入らなくなった。

  物…。
  メールじゃないの… ?

いそいでそのおいてある〝物〟を抱えて部屋へと駆け込んだ。

Re: >>>  ア   ク   セ   ス > >  ( No.3 )
日時: 2009/12/07 19:59
名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: QYM4d7FG)

 「 どうなってんの… ? 」
 
  そうだ…確か美希もクリックしたって言ってたから…。

いそいで鞄から携帯電話を引っ張り出し、美希に電話をかけてみる。

   ワンコール。
   ツーコール。
 

  「 舞 ? ちょっと私今—— 」
  「 私、私だけど…あの、宅配で何か届いたよね ? 」

「 ああ…ええ。それが ?  」

  「 中身は何なの ? メールって…手紙じゃないの ? 」

「 とにかく…自分であけてみなさいよっ 」

 美希が開けられたのなら…危険なものじゃないつてことか…

ベリベリと箱についたガムテープをはがしていき、ふたを開ける。




  「 手紙じゃん…。」

中には大量の手紙らしきもの( といっても手書きではない)  が入っていた。

  「 これだけ… ? 」
  
書類をドサッと床において、中をのぞくと発泡スチロールが見えた。

  何かなー ?

手探りでゴソゴソと箱の中に手をいれて探すと、何か冷たいものに当たった。

   〝それ〟をつかんで箱から出した時、どこか、違う世界へ来てしまったきがした。




〝それ〟は







                 銃だった。

Re: >>>  ア   ク   セ   ス > >  ( No.4 )
日時: 2009/12/07 19:59
名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: QYM4d7FG)

  「 舞、家で待ってるから。」

そう言って、一方的に電話を切ってしまった。

 こんな非日常なことが起こるなんて…

 アニメでも
 マンガでもあるまいし…なのに…なのに…

 

 そうだ、手紙。何か書いてあるかもしれない…

床から拾い上げて、デスクスタンドの明かりをつけて読んでいく。


つまり、内容はこうだ。

・11月11日に日本全国で子供だけのサバイバルゲームを始める。
・参加者は締め切り、全員で170人。残りゲーム参加者30人までになったらゲーム終了となる。
・最後まで残った30人は賞金として10,000,000円を貰う事ができる。何に使うかは自由。
・ゲームルールは、当日に分かる。

とのこと。

 
  今日は11月2日。
カレンダーに目をやる。

  もうそんなに日はない…。
  とりあえず、舞の家に行こう。

鞄に、書類、銃、携帯、ipod、財布を詰め込んで制服にカーディガンを羽織った形で部屋を飛び出した。

 「 お母さん ! 美希の家に行ってくるから !」

「 えっちょっと ! もうこんな時間で外は暗いし——」

  勢いよく、玄関から飛び出して美希の家へと駆け出した。


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