ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 星空戦記
- 日時: 2010/02/23 18:24
- 名前: 嵐猫 (ID: xETOa9mj)
こんにちは、嵐猫です。 らんまお、って読みます!
「星空戦記」は「君と僕と星たち。」を少し修正したものです。
所々、違う箇所が何個かあります。
この小説は、星や惑星など、天文部を舞台にしたお話です。
グロはあまりないと・・・・・・、思います。
では、どうぞ!
★お客さま
・朝倉疾風様
・nanasi様
- Re: 星空戦記 ( No.37 )
- 日時: 2010/03/05 20:59
- 名前: 嵐猫 (ID: Qx27qPYR)
「祐弥ぁあ〜、部活だよ! 部活に行こう!」
「わわっ、ちょっと、エバ・・・・・・ッ」
ようやく、面倒くさい授業が全部終わった。
これからは、楽しい、最高な部活タイムなのだ♪
戸惑う祐弥の腕を、ぐいぐい引っ張る。
勢いよく、私は祐弥を引っ張りながら理科室に入った。
───あれ、まだ誰も来てない。
伊月先輩も、神山先輩も、泉先輩も、癒詠も。
もしかして、一番?
「祐弥っ、私たちが一番みたいだよぉ!」
「本当だ・・・・・・、僕たち、一番だね」
・・・・・・っ。
祐弥が優しく、綺麗な笑顔を私に向けた。
目を逸らしてしまおうかと思った!
「駄目だよ・・・・・・ぉ・・・・・・」
「え、何が? エバ? どうしたの、エバ??」
しゃがみこんでしまった私の、顔を覗きこむ祐弥。
あぁ、駄目。 いけないよ、駄目だよ。
うん、そうなんだ、駄目なんだ!!!
離れて離れて離れて!
駄目なの、駄目なんだからあああああああああッ!
★
ふと、遠くで誰かが話している声が聞こえてきた。
・・・・・・泉先輩と、誰だろう。
「エバ?」
泉先輩が、私に声をかける。
そこでようやく目が覚めた。
「んッ?! いず、み、せんぱい? どうして?」
「泉先輩、どうして私は保健室にいるんですか?」
私は、保健室のベッドに寝ていた。
部活は?
さっきまで、祐弥と一緒だった・・・・・・!!
「エバはね、突然気を失っちゃったらしいぜ」
「そう、だったんですか・・・・・・」
「祐弥くん、驚いてたよ。 いきなり倒れちゃうんだもんな」
───ごめんなさい。
- Re: 星空戦記 ( No.38 )
- 日時: 2010/03/06 08:21
- 名前: nanasi (ID: lerfPl9x)
駄目って???
(これ異常乾燥が思いつかない・・・)
- Re: 星空戦記 ( No.39 )
- 日時: 2010/03/06 10:17
- 名前: 朝倉疾風 (ID: BLbMqcR3)
何が駄目なんでしょうか………。
突然気を失うなんて。
- Re: 星空戦記 ( No.40 )
- 日時: 2010/03/06 20:30
- 名前: 嵐猫 (ID: ZSo5ARTM)
nanasiさん
駄目とは、まだ秘密です。
朝倉疾風さん
駄目の理由はまだ秘密です。
気を失うのはびっくりですよね。
- Re: 星空戦記 ( No.41 )
- 日時: 2010/03/06 21:01
- 名前: 嵐猫 (ID: ZSo5ARTM)
「泉先輩、もう大丈夫です。 大丈夫ですから」
私はそう言うと、近くに置いてあった鞄を持った。
ついでに、上着もあったので着る。
───はやく、はやく家に帰らなくては!
「でも、エバっ! 大丈夫そうに見えないぞっ」
「大丈夫なんです、大丈夫ですから」
「大丈夫そうに見えないって言ってるだろう?!」
ガシッと泉先輩は、私の腕を掴んだ。
私が保健室から出させないようにしている。
───もう、分かっているんだ。 私は!
「もう、先輩のこと、分かってますから」
「は? ・・・・・・何を? どうしたんだ?」
私はくるり、と振り返る。
「仮面はずしてください」
「・・・・・・?」
「ばればれです。 もう、ばれちゃいましたよ」
「だからッ、何がだ?!」
「その心配も、あの笑顔も、全部全部全部全部全部!」
「全部・・・・・・?」
「嘘 だ っ て こ と が ね ! ! ! ! ! !」
「なっ」
「嘘つき!!!!!!!」
そう、みんな、みーんな、嘘つきなんだ。